授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
52255:映像メディア実践入門 (GV) § 52256:特殊講義(映像メディア実践入門)(GV) 2022 春セメスター 水1 経営学部,政策科学部,総合心理学部 大崎 智史 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS251講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 この授業では、アニメーション制作などの実践的な活動をつうじて映像メディアに関する基礎的な概念を説明する講義と、そこで学んだ知識をもとに、実社会における問題の解決案を提示する映像作品(3分以内)を制作するプロジェクト型学習を実施する。

【授業の形式と進行方法】
 授業は第1回のみオンデマンド型授業で、第2回以降を対面で実施する。
 授業は、映像の特性を学ぶ第一部(第1-4回)と、映像作品を制作しその発表を目指す第二部(第5-15回)から構成される。第一部では、授業内容に関連する簡単な映像制作等を行い、映像がいかに構成されているかについて学習する。続く第二部ではプロジェクト型学習として、実社会における問題の発見からその解決案の提出に至るプロセスをグループごとに進めていく。受講生は各グループにわかれ、第一部で学んだ知識を応用しながら映像作品の制作を進め、その成果発表として第14-15回の授業で、制作した映像作品の発表とそれに関するプレゼンテーションを行う。

【グループワークや課題に対するフィードバック方法】
 授業内で制作した成果物や、講義内容に対して寄せられた質問や意見のなかでも、代表的なものについては各回の授業で紹介や補足を行う。また提出された課題やグループワークの進捗状況に対しては、授業内および次回授業の冒頭でフィードバックを行う。

 以上をつうじて、能動的な映像受容者/制作者としての視座と、他者との協同作業のなかで自発的に問題に取り組む、問題解決能力の獲得を目指す。

受講生の到達目標

1.身の回りの映像メディアが私たちに及ぼす影響を考察し、議論することができる。
2.特定の課題に対して企画立案から問題解決までのプロセスを協調しておこなうことができる。
3.自分たちが考えたプロセスについて効果的なプレゼンテーションをすることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション

授業の進め方、成績評価の方法、映像リテラシーとは何か
オンデマンド型授業を実施

2

映像の特性を学ぶ1:映像と物語

講義:クレショフ効果、コンティニュイティ、シークエンス、シーン
実践:静止画を利用した物語制作

3

映像の特性を学ぶ2:映像と動き

講義:静止画と動画、アニメーションの原理とその可能性
実践:ストップモーションを活用した映像制作

4

映像の特性を学ぶ3:映像のリズム

講義:編集とロングテイク、リアリズム
実践:課題映像の比較分析、画面録画を利用した映像制作

5

映像でメッセージを伝える1

講義:課題内容の説明、映像制作のプロセス、アイデアを練る方法
実践:アイスブレイク、テーマの決定に向けたディスカッション

6

映像でメッセージを伝える2

講義:作例を通じた技法の紹介と解説1、中間構想発表の説明
実践:テーマとタイトルの決定、映像作品の構想をめぐるディスカッション

7

映像でメッセージを伝える3

講義:作例を通じた技法の紹介と解説2
実践:絵コンテと制作スケジュールの作成、プレゼンテーションの準備

8

映像でメッセージを伝える4

講義:作例を通じた技法の紹介と解説3、中間構想発表の進め方
実践:絵コンテと制作スケジュールの作成、プレゼンテーションの準備

9-10

中間構想発表

各グループによる中間構想発表と講評の作成

11

映像でメッセージを伝える5

講義:中間構想発表の総評
実践:課題の発見と、制作スケジュール・構想の修整

12

映像でメッセージを伝える6

講義:最終成果発表の説明
実践:映像作品の制作、プレゼンテーションの準備

13

映像でメッセージを伝える7

講義:最終成果発表の確認事項、講評の注意点
実践:映像作品の確認と修整、プレゼンテーションの準備

14-15

最終成果発表

各グループによる成果発表と講評の作成
授業内容の総括、ピアレビューについて

授業実施形態

【BCPレベル3〜4の場合】
第1-4回をオンデマンド型授業、第5-15回をZoomによるライブ配信型授業にて実施する。

授業外学習の指示

1.各回の授業では、以下の課題を提出すること。課題内容や提出方法などの詳細は、初回ならびに各回の授業で説明する。なお、授業は課題を行ってきたことを前提に進行することに留意されたい。
第1回:近年の映像についての調査
第2回:制作した物語とその修整点の検討
第3回:ストップモーションを活用したアニメーションの作成とその修正点の検討
第4回:課題映像の比較分析
第5回〜第8回:企画書や構成表の作成、撮影スケジュールの設定、中間構想発表の準備など(各グループの進行状況に応じる)
第9回〜第10回:他グループの発表への講評と自身の活動の振り返り
第11回〜第13回:構成表の修整、映像作品の制作、最終成果発表の準備など(各グループの進行状況に応じる)
第14回〜第15回:他グループの映像作品への講評と自身の活動の振り返り、グループ内ピアレビュー

2.日頃からさまざまな映像作品に注目し、その特徴について考察すること。また、参考書や配布資料を利用した予習と復習に加え、授業内で紹介した作品を積極的に鑑賞すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

1.授業への取り組み(50%)
到達目標1と2に対応して、授業への主体的な取り組みを、課題と振り返り(manaba+Rのアンケート機能を利用)、小レポート(詳細は第5回、第11回の授業で発表する)をつうじて評価する。

2.中間構想発表、最終成果発表(50%)
到達目標1-3に対応して、プロジェクトへの取り組みと授業内容の理解・応用を、ルーブリックにもとづく教員と受講生による、成果物への講評をつうじて評価する(詳細は第6回の授業で発表する)。

成績評価方法(備考)

映像作品の評価にあたっては、伝えたいことを、授業で学んだ映像の特性をふまえて効果的に伝えられているかどうかを重視する。また、提案される内容も評価の対象となる。詳細な評価基準については、授業内でルーブリックを発表する。

【BCPレベル3〜4の場合】
上記の成績評価方法と同様。

受講および研究に関するアドバイス

・本科目における映像制作は身の回りにある機材を利用するため、映像制作の経験やそのための特別な技能は必要とされない。
・授業内外にて、個人での活動にくわえ、ディスカッションや映像制作といったグループでの活動を行うため、受講生には主体的な参加態度が求められる。
・各回の授業内容ならびに授業外の課題は連動しているため、また授業内でもグループワークを行うため、可能な限りすべての対面授業に出席することが望まれる。やむを得ず欠席する場合は、授業内容と課題について、manaba+Rにおける本科目ページの更新内容を確認すること。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に指定しない。ただし、授業内容に関連した資料をmanaba+Rにて配布することがある。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
大学生のための動画制作入門 言いたいことを映像で表現する技術 黒岩亜純、宮徹 慶應義塾大学出版会 476642428X
DEEP IMAGES 映像は生きるために必要か 横浜国際映像祭実行委員会(編) フィルムアート社 4845909383
マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術 クリストファー・ケンワーシー フィルムアート社 9784845911653

参考書(使用頻度、その他補足)

授業で配布する資料や課題にくわえ、上記の参考書をもちいて学習を進めること。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

「受講および研究に関するアドバイス」に記したとおり、特別な理由のないかぎり、すべての授業に出席することが望まれる。とくに初回の授業(オンデマンド型授業)は、授業への取り組み方について説明を行うため、必ず授業教材を利用して学習を行うこと。

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html