授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14995:[2025 秋セメスター]東アジアと朝鮮半島(J) 2025 秋セメスター 木4 法学部 文 京洙 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG202号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

授業内容:朝鮮半島(大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国)の解放(1945年の日本の植民地支配からの解放)から分断(韓国と北朝鮮への分断)を経て今日に至る過程を、日韓・日朝関係を含む東アジアの広い文脈の中で位置づけ、映像資料を交えながらふりかえる。授業を通して、受講者が今後の日韓、日朝関係をめぐる課題を考えていく上での基礎を培いたい。

授業方法:毎回、講義のトピックに関連するドキュメンタリーなどの映像(10分~20分)を観て、視覚的なイメージを補うことで講義内容の理解を深めるようにする。さらに、毎回、授業の最後に授業内容に関連するキーワードもしくはキーパーソンを呈示し、コミュニケーションペーパーを用いて200字前後で解説する課題を出し、授業の理解度を確認する。 特徴的な回答などはその次の授業で紹介するなどしてフィードバックにも努めます。

受講生の到達目標

1、戦前の朝鮮半島に対する日本の植民地支配について自ら考えるための基礎知識を得る。
2、朝鮮半島の分断の経緯について説明できる。
3、韓国社会の民主化の過程について説明できる。
4、日韓条約(1965年)の問題点とその後の日本の朝鮮半島の両国の関係と課題について指摘できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

朝鮮語必修科目を履修済みであるか、それと同等のレベルであること。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

目標の説明:朝鮮半島の両国の概要(地理・人口・言語など)

韓国、朝鮮、ソウル、平壌、ハングル
【+R授業実施】

2

東アジアの近代と日本の国民国家として自立

黒船、日朝修好条規、日清・日露戦争、日韓併合

3

朝鮮半島の解放と分断

ソ連の参戦、8・15、四・三事件、金日成、李承晩、分断

4

朝鮮戦争と50年代

冷戦、平和共存、スターリン批判

5

日韓条約とベトナム戦争

安保闘争、クーデタ-、歴史認識

6

70年代の朝鮮半島と東アジア

文化大革命、維新体制、金大中、

7

光州事件と韓国社会

ソウルの春、全斗煥、空挺部隊、市民軍

8

韓国社会の民主化

大統領直接選挙制、改憲、民主化闘争、地域主義

9

北朝鮮の歩みと核問題

金正日、ジュネーブ枠組合意、日朝共同宣言

10

グローバル化のなかの日韓関係

韓流、金大中、文化開放、領土問題

11

盧武鉉政権から李明博政権へ

インターネット、過去清算、韓流、東アジア共同体

12

南北関係の展開

南北首脳会談、金正恩、包容政策

13

東アジアの国際関係の課題

歴史認識、領土問題、新しいナショナリズム

14

講義のまとめ:東アジアの市民社会の課題

少子高齢化、格差社会、新しい貧困

授業実施形態

この授業は全授業回を対面で実施します。

授業外学習の指示

テキスト・参考書による事前・事後の学習。韓国人留学生との積極的な交流・意見交換。
南北朝鮮や日韓関係・日朝関係に関するテレビ・新聞などの報道に出来るだけ接し、知識や問題意識を高めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

授業内容についての理解度、論理構成の的確さ、独自の課題意識などを基準に評価する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

毎回の授業の最後に授業内容に関連するキーワードもしくはキーパーソンを呈示し、コミュニケーションペーパーに200字前後で解説する課題を出し、これを平常点評価の基礎とする。

成績評価方法(備考)

総授業数の3分の2以上の出席をもって成績評価の対象とする。

受講および研究に関するアドバイス

15回の授業を通して、19世紀後半以降の日本と朝鮮半島の関係についての自分なりのイメージや意見が持てるように努めてください

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新・韓国現代史 文京洙 岩波書店 978-4-00-431577-3

教科書(使用頻度、その他補足)

授業内容の3分の2程度は上記テキストに基づく内容となる。その他、各講義内容に対応する文献・資料を、適宜、紹介、提示、配布する

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
文在寅時代の韓国 「弔い」の民主主義 文京洙 岩波書店 978-4-00-431857-6
『シリーズ・グローバル・サウス第2巻新自由主義と覇権主義が交差するアジア』 藤田和子・文京洙編 ミネルバ書房 978-4-623-07626

参考書(使用頻度、その他補足)

参考文献は授業中に提示します。

参考になるwwwページ

国立国語院『標準国語大辞典』(韓国語)http://stdweb2.korean.go.kr/main.jsp
NAVER語学辞典 http://dic.naver.com
YTN NEWS(YouTube) https://www.youtube.com/user/ytnnews24

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/