授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32422:(教)理科授業法 (G1) § 32423:(教)理科授業研究(G1) 2024 春セメスター 月1 理工学部,生命科学部,理工学研究科,生命科学研究科 畑 宗平 2

キャンパス

BKC

授業施設

理科教育実験室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

理科の授業構成論、授業の分析や授業開発方法、指導案の作成方法などの検討及びその実践を通して、理科の授業づくりや学習指導についての実践的力量の形成を目指す。本授業は、グループ単位(または 個人単位)による教材開発、学習指導案の作成、模擬授業実践という学生主体の演習形式で行う。

受講生の到達目標

① 新学習指導要領の誕生した背景と、その特徴が説明できる。
② 素朴概念と科学的概念との長所を生かした教授法等、教材論および教授法についてまとまった論考ができる。
③ 高等学校理科分野の学習指導案が作成でき、実験・実習・観察などを含んだ模擬授業を実践できる。
④ 模擬授業の実践内容に対する授業分析を行い、自他の教育評価ができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

本科目は、「理科教育概論」履修後、および「理科指導法I」履修後の履修が望まれる。少なくとも、「理科教育概論」未履修状態で履修することは避けた方が良い。無理に履修すると、相当に苦労することとなり、理解も深まらないからである。「理科指導法I」未履修にて本科目を履修する場合は、同時履修とすることが望まれる。「理科指導法I」未履修の3回生が3回生春セメスターで履修を希望するのであれば、「理科指導法I」との同時履修を強く薦める。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業のガイダンス・学習指導要領の考え方と日本の理科教育

学習指導要領の変遷、理科教育の目標と課題、理科の見方・考え方、問題解決能力、探究学習

2

理科教育法

日本と西洋の自然観の比較、素朴概念・誤概念、科学的概念、日常知と科学知の融合

3

日本の理科教育と英国の科学教育との関係

ピアジェ・ヴィゴツキーの理論、認知と発達段階、英国のCASE理論、討論の誘発

4

探究学習の教授法

要因の比較、定性化と定量化、市販の簡易測定器の利用、クリップモーターの探求学習、仮説と実証

5

理科授業学習指導案の作成技能

授業構成、授業の組み立て方、発問研究、板書計画、アクティブラーニング、KJ法

6

教材開発法と情報リテラシー

教材と教具、自作測定器の開発、実験事故防止、マイクロスケール実験、プレゼンテーション能力

7~13

模擬授業と授業評価(Ⅰ~Ⅶ)

予備実験、教材・教具開発、録画記録、自己・相互評価

14

理科教育におけるICT活用法

理科教材の可触化・可臭化・可味化、可視化と可触化(3Dプリンティング技術)、3Dプリンティング教材、VR技術、動画コンテンツ

15

理科授業研究のまとめ・授業改善の観点とメタ認知

教育評価、評価方法

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

① 高等学校で履修していない理科分野(物理・化学・生物・地学)の教科書を読んでおくこと。
② 適宜出された課題(A4で1枚程度)は次回の授業時までにレポートとして提出すること。また、レポートの内容は提出時に発表形式で報告することを前提として各自が準備をしておくこと。
③ 中等理科の範囲での模擬授業(実験や観察等の内容を含むこと)の実践にむけて、教材(テーマ)の決定、学習指導案の作成、教材の準備をすること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

① 模擬授業の自己評価・相互評価に関する提出物の内容 25%
② 複数回の課題レポートの内容と他者の課題発表についての評価の内容 35%
③ 模擬授業の実践に関わる取組み状況と学習指導案を含む実践内容 40%

成績評価方法(備考)

① 他者の模擬授業への積極的な参加・貢献(質疑や発言など)を望む。
② 10回以上の出席を有効な評価の基礎条件とする。

受講および研究に関するアドバイス

① 教材のテーマや内容について、授業時間外にグループ単位(または個人単位)での打ち合わせの時間を確保すること。
② 担当教員と模擬授業の事前打ち合わせを実施する。
③ 模擬授業に向けて、教材の準備や学習指導案の作成を求める。
④ 模擬授業終了後に自己の課題に対する分析・評価のレポート提出を課す。また、他者の課題には評価・コメントの提出を求める。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
小学校学習指導要領〈平成29年告示〉解説 理科編 文部科学省 東洋館出版社 9784491034638
中学校学習指導要領解説 理科編(平成29年7月) 平成29年告示 文部科学省 学校図書 9784762506130
高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編 文部科学省 実教出版 9784407348736

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

文部科学省の新学習指導要領等 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm
「小学校学習指導要領 解説」http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387014.htm
「中学校学習指導要領 解説」http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387016.htm
「高等学校学習指導要領 解説」http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1407074.htm
その他、授業中に随時紹介します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html