| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16834:[2025 秋セメスター]IR18‐GJ217 特殊講義(地域研究科目)(RC) § 16836:IR-FR219 特殊講義(地域研究科目)(RC) | 2025 | 秋セメスター | 木2 | 国際関係学部 | 南野 泰義 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
9月20日までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。
<本講義のテーマ>:北アイルランド政治:政治的暴力とナショナリズム
本講義は、担当者が長年行ってきた北アイルランド研究をベースに、具体的な研究内容を学ぶことを通じて、現実の政治現象を理解するための視点や考え方を体得することを目的としています。したがって、本講義では、領土問題、ナショナリズムをめぐる争い、政治的暴力、テロリズム、和平、選挙政治、ユニバーサル・ベーシックインカムをキーワードに、英国政府との関係からアイルランドおよび北アイルランド政治の変遷とその実態を検討することを通じて、政治現象をリアルに理解するために必要な基本的な概念と考え方を学びます。
ミニ課題(毎授業)と期末に実施する「総括レポート」は、コースツールmanaba+Rを使用します。授業全体の講評は、コースツールmanaba+Rにおいて行います。
受講生の到達目標
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | 研究の視点(1):なぜ、北アイルランド研究なのかー政治的暴力とナショナリズム |
政治的暴力、テロリズム、ベルファスト西地区の経験、フォールス街とシャンキル街(二つのナショナリズムがであるところ) |
|
| 2 | 研究の視点(2):エスノ・シンボリズムとナショナリズム理論 |
エスノ・シンボリズム、アンソニー・D・スミス、ジョン・ハッチンソン、マックス・ウェーバー |
|
| 3 | 研究の視点(3):ジョン・ハッチンソンのカルチュラル・ナショナリズム論 |
ジョン・ハッチンソン、カルチュラル・ナショナリズム論、文化的ナショナリズムと政治的ナショナリズム |
|
| 4 | ナショナリズム運動と知識人:学者オウン・マクニールの怒り |
オウン・マクニール、科学主義的国家論、知識人ナショナリスト、リピール協会、ゲーリック・リーグ、IRB(アイルランド共和主義者同盟)、ナショナリストとリパブリカン |
|
| 5 | 二つのナショナリズムの相克:アイルランド史から消された活動家バルマー・ホブソンの葛藤 |
カトリック=ナショナリストvs.プロテスタント=ユニオニスト?
|
|
| 6 | アイルランドにおける政党政治:1918年英国総選挙とウィンストン・チャーチルの剛腕 |
1918年英国総選挙の結果とその虚構、カウンティ・オプション、アイルランド自治法案、ウィンストン・チャーチル |
|
| 7 | 北アイルランド紛争の起源:「悪い政府」を改革する、首相テレンス・オニールの敗北 |
アイルランド統治法、ゲリマンダー、ユニオニスト独裁、テレンス・オニール、政治的暴力の恒常化、IRA(アイルランド共和軍)による武装闘争 |
|
| 8ー9 | 北アイルランド紛争における政治的暴力の構造:IRAの分裂と活動家ジェリー・アダムスの決断 |
ロイヤリスト系武装組織とリパブリカン系武装組織、1968年~1998年までの政治的暴力の推移、ジェリー・アダムズの登場 |
|
| 10 | ベルファスト和平合意の構造①:交渉人マーチン・マクギネスの挑戦 |
北アイルランドにおける和平構想の諸類型、サニングデール合意、ベルファスト合意(グッド・フライデー合意)、マーチン・マクギネス |
|
| 11 | ベルファスト和平合意の構造②:コンセンサス型統治と研究者ブレンダン・オリアリの夢 |
ベルファスト合意(グッド・フライデー合意)、コンセンサス型統治、権力分有、アレンド・レイプハルト、ブレンダン・オリアリ、トニー・ブレア、地方分権化政策 |
|
| 12 | アイルランド共和国/北アイルランド政治の現在①:アイルランド共和国と北アイルランドにおける選挙政治 |
2020年・2024年アイルランド共和国総選挙、2022年北アイルランド自治議会選挙、ミシェル・オニール、メアリー・ルー・マクドナルド |
|
| 13 | アイルランド共和国/北アイルランド政治の現在②:アイルランドとユニバーサル・ベーシックインカム論 |
ユニバーサル・ベーシックインカム論、ベーシックインカム地球ネットワーク(BIEN)、ユニバーサル・クレジット |
|
| 14 | アイルランド共和国/北アイルランド政治の現在③:紛争後社会とユニバーサル・ベーシックインカム |
紛争後社会、ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)、UBI Lab北アイルランド、平和の配当 |
授業実施形態
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 〇平常点評価:100%
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 北アイルランド政治論 | 南野泰義 | 有信堂 | 9784842055756 | |
| 「アイルランドにおけるUBI構想を取り巻く政治情勢と課題」 | 南野泰義 | 『大原社会問題研究所雑誌』791・792号 2024年 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/