授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14390:[2025 秋セメスター]社会福祉法(J) 2025 秋セメスター 木3 法学部 山本 忠 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 現代の高齢社会では社会福祉サービスに対するニーズが大きく高まっている。この福祉サービスの供給にあたっては、国・地方公共団体・社会福祉法人・NPO等々の様々な主体が関わっており、利用者を含めて複雑な法律関係を形成している。本講義では、貧困状態にある人々、高齢者、障害のある人々、子ども等々にかかわる各種の社会福祉サービス法制を概観し、法的課題について具体的に検討する。

 授業の方法については、講義形式が基本になる。

受講生の到達目標

1)社会福祉サービスにかかわる法制度の概要を理解し、説明できるようになる。
2)国民の権利としての社会保障・社会福祉という視点からこの法領域の論点を法的に考察できるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

社会保障法、憲法、民法、行政法等

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1~2

導入と総論

社会福祉とは何か、社会福祉法の歴史
社会福祉サービスの供給主体、サービス供給の仕組み、社会福祉行財政
*シラバスに関する説明は【+R授業】で実施します。

3~5

低所得者福祉

生活保護法の概要と諸課題

6~9

介護保障

老人福祉法、公的介護保険制度の概要と諸課題

10~12

児童福祉

児童福祉法、児童虐待防止法、子ども・子育て支援法

13~14

障害のある人の権利保障

身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健福祉法、障害者権利条約、障害者総合支援法

授業実施形態

 原則として対面授業を実施する。

 資料(パワーポイントのデータ等)の配布はmanaba+Rを用いることを基本とする。受講希望者は、コンテンツ(教材)を定期的にチェックし、各自でダウンロードして印刷するか、PC等の端末で閲覧できるように準備しておくことが求められる。

授業外学習の指示

非常に法改正の多い分野ですので、日ごろから、新聞やニュースで関連記事に目を通すようにしてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

 授業の到達目標をはかるために論述試験を実施し、成績を評価する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

 授業の到達目標にかかわる知識確認のためにmanaba+Rの機能を用いた小テストを実施します。

成績評価方法(備考)

 オンラインのテストやレポートでは、他の受講者と相談したり、答え合わせをしたうえで入力する傾向があります。レポートの場合には剽窃行為が疑われる場合も多々あります。
 なるべく自分の頭で理解し、考えてもらうことが必要ですので、解答時間と期間はあまり長めに設定すべきではないと考えています。課題が出ているかどうかは、毎週各自で確認するように注意してください。また、リマインド機能を設定していても必ずメールが受信できるとは限りませんので、過信せず、定期的にmanaba+Rをチェックする習慣をつけておかれることをお勧めします。

 なお、manaba+Rの掲示板や個別指導(コレクション)での質問についても、自分で考えて調べればわかりそうなことやレジュメや資料に書かれていること、授業内で既に説明済みのこと等々を質問してくる人がいます。そのような質問については対応しないこともありますし、成績評価ではマイナス要素となる場合もありますので、ご注意ください。
 通信回線やmanaba+Rの機能などのシステムにかかわる質問・要望等についても、担当教員では対応できませんので、回答しません。予めご了承ください。



受講および研究に関するアドバイス

 法学部の学生になじみの薄い社会福祉領域の問題について、具体的イメージをもってもらうために、ビデオを視聴する機会を多めにとっています。しかし、映像は印象が強く残りますが、それだけでは社会福祉制度や概念の正確な理解が深まるものではありません。正確な知識と理解を定着させるために、授業に出て、ノートやメモをとり、参考書等で知識を正確なものにするように補うことを推奨します。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特定の教科書は指定しません。厚生労働白書の資料編は制度を説明するときによく使いますので、厚生労働省のサイトからダウンロードして参照できるようにしておいてください。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
社会福祉法入門 第3版 河野正輝 有斐閣
社会保障判例百選 第5版 岩村正彦編 有斐閣 9784641115286

参考書(使用頻度、その他補足)

毎年のように法改正がありますので、なるべく最新の文献を参照するようにしてください。

参考になるwwwページ

厚生労働省のサイト(http://www.mhlw.go.jp/)
このサイトにある厚生労働白書の資料編は制度の説明をする際によく紹介しますので、参照できるようにしておいてください。
子ども家庭庁(https://www.cfa.go.jp/top)が設置されてから、児童関連の統計や資料はこちらに掲載されることが多くなりましたので、こちらも参照できるようにしておいてください。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

 manaba+Rの掲示板での質問は授業全体にかかわる事柄にしぼってください。
 プライバシーにかかわる事柄にについては個別指導(コレクション)を利用して、申請・相談することができます。

 その際、上にも書きましたが、自分で考えて調べればわかりそうなことやレジュメや資料に書かれていること、授業内で説明済みのこと等々を質問してくる人がいます。そのような質問については対応しないこともありますし、成績評価ではマイナス要素となる場合もあります。

 2022年度から個別指導(コレクション)を利用できるようになりましたが、この機能を使って、授業終盤に、自分は小テストを何回受けたか質問してくる人がいます。これは、自己管理すべきことですので、返答はしません。小テストの予告がほしかったと苦情を言ってくる人が稀にいますが、毎回予告できるとは限りませんので、上記のようにこまめにmanaba+Rをチェックするようにして、見逃しのないようにしてください。
 最後に、授業配慮を大学の公的な手続きに則らずに求めてくる人がいますが、これにも返答することはありません。
 
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