授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16307:IR18‐DJ101 国際関係学A(R3) § 16308:IR-DR101 国際関係学Ⅰ(RB) 2024 秋セメスター 水2 国際関係学部 南野 泰義、渡邉 松男 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS209号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 国際関係学とはどのような学問でしょうか。国際関係学は、政治学、法学、経済学、社会学といった諸科学を総合する学問であるといわれてきましたが、今日では、独自の理論体系を構築しつつあります。国際関係すなわち国際社会に生起する様々な問題群を、科学的に研究し、分析し、そして理論的提言を行っていく学問なのです。本講義では、これから国際関係を学んでいく上で必須の知的基盤を形成することを目的としています。国際関係学の基礎概念と主要な理論ならびに国際関係の歴史を学んでいきます。
 本授業では、定期試験を対面で実施します。また、ミニ課題(または授業レポート)と中間小テストは、manaba+Rを使用します。授業全体の講評は、manaba+Rにおいて行います。

受講生の到達目標

以下の習得を目的とします。
・国際関係学の基礎概念(用語)
・国際関係学の主要理論
・国際関係の基礎的事項(事件・出来事)
・国際関係の史的展開

事前に履修しておくことが望まれる科目

国際関係学を学ぶための導入科目であるため、国際関係学AならびにBは、2024年度1回生(IR専攻)全員が必ず受講する科目です。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1(南野・渡邉)

はじめに-国際関係学とは何か

国際関係と国際関係学、国際政治と国内政治、世界経済、資本主義、社会主義、途上国、「全体」=「個」の関係

2(南野)

国際関係の誕生(1):ウエストファリア体制と「勢力均衡論」

西欧国家システム、古典的勢力均衡、市民革命、マルチラテラリズム、リアリズム、勢力均衡論、抑止論

3(南野)

国際関係の誕生(2):国民国家の論理と「革命」

革命、テロリズム、民族、国民、国家、ナショナリズム

4(南野)

国際関係の誕生(3):帝国主義体制と世界戦争

同盟的勢力均衡、集団的安全保障、植民地主義、帝国主義、

5(南野)

現代の国際関係(1):戦後システムと冷戦

冷戦、米ソ対抗、大国的勢力均衡、リベラリズム、理想主義

6(南野)

現代の国際関係(2):戦後システムと第三世界

第三世界、民族解放運動、南北問題、新植民地主義、従属理論

7(南野)

現代の国際関係(3):国際関係理論の射程

現実主義、リベラリズム、社会構成主義(コンストラクティビズム)、新保守主義、新自由主義

8(南野)

第2~7回のまとめ(30分)+基本用語の小テスト(60分)
※小テストに関する実施形態など、詳細はあらためてmanaba+Rに提示します。

まとめ、小テスト

9(渡邉)

第2次世界大戦後の国際経済体制と経済発展

覇権、レジーム、国際公共財、ブレトンウッズ体制、IMF、世界銀行、GATT/WTO 、自由貿易協定(FTA)

10(渡邉)

 国際貿易の発展と国際的相互依存・経済摩擦

国際貿易、国際収支、経常収支、貿易・サービス収支、輸出・輸入、第一次所得収支、D.リカード、比較生産費説、フリードリッヒ・リスト、幼稚産業、ラウル・プレビッシュ、一次産品、国際的相互依存、経済摩擦

11(渡邉)

企業の多国籍企業化と国家主権

国際資本取引、金融収支、対外直接投資、対内直接投資、多国籍企業、R.ヴァーノン、プロダクトサイクル説、、S.ハイマー、企業特殊優位、相互浸透、J.Hダニング、折衷理論、国家主権

12(渡邉)

 経済統合の現状と課題

地域的経済統合、バラッサ5段階説、EU、ユーロ、ASEAN経済共同体、自由貿易協定、経済連携協定、東アジア共同体構想、 RCEP、TPP

13(渡邉)

 南北問題の発生と現状

帝国主義、植民地、発展途上国、UNCTAD、貧困、一人当たり国民総所得、経済格差、第3世界、南北問題、ラウル・プレビッシュ、南南問題、国連ミレニアム開発目標、NGO、持続可能な開発のための2030アジェンダ、SDGs、ODA

14(渡邉)

環境と開発の諸問題

工業化、公害、4大公害、外部不経済、汚染者負担原則、地球環境問題、人間環境宣言、環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言、気候変動枠組条約、京都議定書、京都メカニズム、パリ協定

15(渡邉)

第2~7回のまとめ(30分)と基本用語の小テスト(60分)
※小テストに関する実施形態など、詳細はあらためてmanaba+Rに提示します。

まとめ、小テスト

授業実施形態

各回の授業実施形態については、対面での授業とします。

授業外学習の指示

(南野担当分):①現代の政治問題―戦争・紛争、外交問題などについて、関心のあるテーマを選び、継続的に新聞報道などを調査し、まとめておくことが大切です。②なぜそのような問題が生じたのかを問う観点から考え、問題意識を高めることが大切です。③必要に応じて、講読すべき文献を適時、指示します。
(渡邉担当分) : 基礎演習で取り上げるトピック、また政治と経済の問題を関連付けて考えることを意識して下さい。必要に応じて、講読すべき文献を適時、指示します。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 70

論述式の試験による(南野35%、渡邉35%)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
30

ミニ課題または授業レポート(各回)+ 中間小テスト(南野15%、渡邉15%)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

ただ講義を漫然と聴くのではなく、日々の新聞やテレビ・ニュースを通して様々な現在進行形の国際問題に関心を持ち、積極的に授業に参加して下さい。そうすれば、授業で学んだ知をすぐに応用できると同時に、講義をより深く楽しく理解することができます。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

  この授業の教科書としては指定しません。適宜、レジュメ、資料等を配布します。なお基礎演習の教科書『プライマリー国際関係学』の関連個所を参照してください。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
プライマリー国際関係学 板木雅彦(他)編 ミネルヴァ書房 9784623091263 基礎演習テキスト
プレリュード国際関係学 板木雅彦・本名純・山下範久編 東信堂 9784798913551
現代世界経済をとらえる Ver.5 櫻井公人・板木雅彦・中本悟・石田修編 東洋経済新報社 9784492443668

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

国際関係学部のホームページのIRナビ
http://www.ritsumei.ac.jp/ir/ir-navi/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

南野アドレス yasumina@ir.ritsumei.ac.jp
渡邉アドレス mw-21007@fc.ritsumei.ac.jp
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html