授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15805:[2025 秋セメスター]地誌学 (SB) § 15806:(教)地誌学(SB) § 15807:地誌学(J2) 2025 秋セメスター 水2 法学部,産業社会学部 河島 一仁 2

キャンパス

衣笠

授業施設

学而館GJ401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
  地誌学」と聞いて、具体的に何かをイメージできますか? おそらく何も浮かんでこないと思います。「地理学」もまたわかりにくいです。そもそもそれらはどんな学問なのか? そして地理学と地誌学はどう違うのか? +Rではこれらを簡単に整理します。
 地理学と地誌学、そしてそれらと「地理総合」と「地理探求」などとの関係も考える必要があります。
 地誌学は地域の個性(これを「地域性」と呼びます)を記述する学問である、と言われています。でも地誌学の論文に出会う機会はほとんどないです。地誌学の研究成果は、多くの場合、書籍として発表されています。それがかえって地誌学をわかりにくくしています。だからといって、この講義で地誌学がどうあるべきかを論じるつもりはありません。
 この科目ではまず地域と地図について考えます。地形図を「読むこと」に取り組みます。それをもとに地域性を考えましょう。
 教職を志望している方が受講生には多く含まれている、という前提で講義を進めます。

【授業のキーワード】
   地理教育、地域性、地図、地形図、読図、地理院地図

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

中学校・高校などで実際に地理の授業を担当するための基礎的は素養の習得。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特にありません。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

地域をどう区分する(日本の場合)(1)
 【20分の「+R授業」があります。詳細はmanaba+Rを参照】

五畿七道、行基図(ぎょうぎず)、拾芥抄(しゅうがいしょう)、国、空間単位

2

地域をどう区分する(日本の場合)(2)

国、郡、歴史的・制度的な空間単位

3

地域をどこまで細分できるか(1)

国、郡、村、市制町村制、大字(おおあざ、奈良県では「だいじ」)

4

地域をどこまで細分できるか(2)

大字、小字(こあざ)

5


地図に関する基本的なこと(1)

スケール(縮尺)

6


地図に関する基本的なこと(2)

等高線、図式、地図記号、

7

地形図の読図(1) 西濃地域の地誌学的考察

読図、地理院地図、今昔マップ

8


地形図の読図(2) 西濃地域の地誌学的考察

大垣、城下町、美濃路、遠見遮断、

9

地形図の読図(3) 西濃地域の地誌学的考察

DID、歴史的核

10


地形図の読図(4) 西濃地域の地誌学的考察

輪之内町、輪中、自然堤防、旧河道

11

地形図の読図(5) 西濃地域の地誌学的考察

新田開発、

12


地形図の読図(6) 近畿地方の地誌学的考察

大和郡山、城郭、総構、城下町、

13


地形図の読図(7) 近畿地方の地誌学的考察

条里型地割、環濠集落、

14

地形図の読図(8) 日本の村落形態

集村、分散錯圃形態、散村

授業実施形態

   レジュメと資料をもとにして講義を進めます。レジュメは河島が作成したものです。資料の多くは地図です。特に後半では地形図を駆使します。「地理院地図」や「今昔マップ」も使います。

 レジュメと資料を事前にマナバに載せます。予習に活用してください。印刷したものを教室で配布します。ただし、資料のすべてを配布できない場合もありますので、あらかじめご了承ください。基本的に残紙を講義の直後に廃棄します。

 毎回というわけではありませんが、コミュニケーション・ペーパーをもとにして授業への参加度を点検します。
【+R授業】は第•回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

 この講義では日本がおもなフィールドとなりますが、世界の諸地域にも関心を持ってください。インターネットやテレビのニュースで世界の出来事が報じられています。できれば地図帳や世界地図などで、その場所を確認することをおすすめします。紙媒体に限りません。Google MapsやGoogle Earthも駆使してください。
 「地理院地図」や「今昔マップ」も面白いです。見飽きることがないです。自分の身近な地域から見てください。旅行のプランを立てるときにも便利です。
 京都市内で下宿している方の場合、地理院地図で通学ルートを確認してください。近道がみつかるかもしれません。鉄道を使って通学している方の場合、窓から見える景色を観察してみましょう。水田・畑・住宅地・工場・量販店・駅前の商業集積などなど、見飽きることはありません。微妙な地域差がわかります。なんで? どうして? 考えてみてください。広告も面白いです。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポートをおそらく2回程度、マナバに提出してもらいます。その回数に関しては、開講後にコースニュースでお知らせします。レポートをもとに講義内容の理解度を評価します。また、毎回というわけではないですが、コミュニケーション・ペーパーをもとに授業への参加度を点検します。

成績評価方法(備考)

レポートの提出窓口はマナバにあります。その締切を忘れないようにしてください。

受講および研究に関するアドバイス

   教室では、地図に着色することがあります。蛍光ペンが2本程度あれば十分ですので、いつも持ってきてください。何色でもけっこうです。色鉛筆でももちろん大丈夫です。この講義のために新たに購入する必要はいっさいありません。

   担当者が準備したレジュメと資料を用いて講義を進めます。それらを事前にマナバに載せます。予習に活用してください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

   教科書はありません。担当者が作成したレジュメと資料を配布します。それらを事前にマナバに載せます。資料のすべてを配布できない場合があります。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

    地理教育フォーラムは、現場での教育に役立ちます。現時点ではちょっと遠い感じがすると思いますが、現場で行われている教育について眺めるだけでも十分です。https://geoeducation.publishers.fm/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

   河島のメールアドレスをコースニュースに載せます。相談・質問がある場合、メールしてください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/