授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13515:(副)専門スペイン語Ⅶ(FB) § 13516:スペイン語上級表現読解Ⅲ(KB) § 13517:(副)専門スペイン語Ⅶ(既修者)(KB) 2024 春セメスター 金3 法学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部,映像学部 中沢 知史 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY301号教室

授業で利用する言語

日本語とスペイン語を併用

授業の概要と方法

この授業は対面・演習方式で実施する。この授業では、受講者は語学を基礎とした地域研究を行う。対象とする地域は、スペイン語圏ラテンアメリカである。ラテンアメリカ地域研究で必要とされるスペイン語力は、特定のテーマに関する一定の分量の文章を<読む>力、そして読解の結果をわかりやすい日本語に翻訳して他者に<伝える>力である。受講者は、スペイン語テキストの講読を通じてこうした力を養う。テキストは、メキシコで刊行された『ラテンアメリカにおける冷戦』を使用する。このテキストは、スペイン語圏で最高峰の高等教育機関であるエル・コレヒオ・デ・メヒコが刊行する歴史読本シリーズの一冊である。テキスト読解を通じて、受講者は冷戦という比較的新しい歴史をラテンアメリカがどのように経験したか、理解を深めることができる。

受講者は副専攻の「専門スペイン語Ⅰ~Ⅳ」を事前に履修し復習を継続することが最低限望まれる。基礎文法が定着していない受講者は継続受講が著しく困難になるであろう。

授業は輪読により進められる。演習形式という性質上、受講者は積極的に授業に参加しなければならない。授業内において、聴解や発音の練習を行うことがある。また、受講者の理解度や興味関心に応じ、関連する他のスペイン語文献を使用した朗読の練習、スペイン語映像作品の視聴、調べ学習やプレゼンテーション、レポートなどが課される場合がある。校外での活動を行う可能性もある。

精読、そして精読に基づく訳出作業においては、語彙と構文(主語と動詞との関係)を正確に把握することが欠かせない。よって、受講者は事前の準備を怠りなく行わなければならない。

受講者は、授業中またはmanaba+R等を通じてフィードバックを受ける。

受講生の到達目標

(1) 文法知識を駆使して、スペイン語の文章を理解できる。
(2) 文脈を理解した上でスペイン語の文章を適切でわかりやすい日本語に訳すことができる。
(3) ラテンアメリカの歴史や文化、社会について専門的知識を持ち、それを説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

専門スペイン語 Ⅰ~Ⅳ、スペイン語コミュニケーションI、Ⅱを事前に履修しているのが望ましい。
できるだけ並行してスペイン語コミュニケーションⅢを受講すること。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス、今後の進め方について

初回に顔合わせと互いの自己紹介、予習の仕方、担当の割り振りなど重要事項を終えるので必ず出席すること。

2-4

導入講義

・ラテンアメリカ史へのアプローチ(地域区分と時期区分)
・テキスト第一部:ラテンアメリカと冷戦

5-9

テキスト第二部の輪読

・初期冷戦(1946-1954)

10-14

テキスト第三部の輪読

・キューバ革命(1959)

15

まとめ

学習進度の確認、まとめのテスト(60分程度)、今後の学習について

テストのほか、プレゼンテーションやレポートなど提出物等の課題は進度や受講者の状況を考慮して実施する。


授業実施形態

原則対面授業とするが、自然災害などにより対面授業が著しく困難あるいは望ましくない場合に限り、合計3回を上限としてオンラインに切り替えることがある。

授業外学習の指示

★音読を必ず行うこと。

★精読、そして精読に基づく訳出作業においては、語彙と構文(主語と動詞との関係)を正確に把握することが欠かせない。よって、受講者は辞書を参照しながらの事前準備を怠りなく行わなければならない。

★歴史事項を数多く扱うので、日本語文献を媒介として近現代史に関する調べ学習も同時に行うこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回の積極的授業貢献度、まとめのテスト、プレゼンテーション、レポート、学外活動への積極的参加等 100%

成績評価方法(備考)

毎回の積極的授業貢献度、まとめのテスト(文法、語彙、テキストの内容理解度確認)、プレゼンテーション、レポート、学外活動への積極的参加等への取り組みを要素として、総合的に評価する。

受講および研究に関するアドバイス

本講義では、日本語を媒介として大量の文献、視聴覚資料に触れることになる。この点でも受講者は積極的に参加することが求められる。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

テキストの紙版が入手困難なため、あくまで教育用途で複写したものを配布する。電子版は非常に安価であるため、各自購入のこと。テキストの英語訳版も適宜参照する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新版 ラテンアメリカを知る辞典 大貫良夫ほか 平凡社 978-4582126464 1)
ラテンアメリカ文化事典 関雄二ほか 丸善出版 978-4-621-30585-0 2)
ラテンアメリカ500年 歴史のトルソー 清水透 岩波書店 978-4-00-600372-2 3)
スタジアムの神と悪魔(改訂増補版) E・ガレアノ 木星社 4910567054 4)

参考書(使用頻度、その他補足)

ラテンアメリカについての事項はまず1)2)で調べること。また、この授業は20世紀以降の現代史を扱うが、コロンブス以降の近代史事項の知識が理解の助けとなるので、3)を副読本として一読すること。4)は世界的な作家・ジャーナリストによるエッセイ集で、本講義の理解に大いに資する。そのほか、参考文献は授業で随時紹介する。

参考になるwwwページ

★本講義では、スペイン語圏、そして世界でいま現在起きているさまざまな出来事を常に念頭に置くことが望まれる。世界各国・地域の新聞雑誌は大学が契約しているPress Readerを通じて読むことができる。受講者は大学の契約データベースに常にアクセスできる環境を構築しておいてほしい。

★その他、参考ウェブサイト
立命館大学図書館「まとめて検索」:https://www.ritsumei.ac.jp/lib/b02/010/
CiNii(日本の論文を探す):http://ci.nii.ac.jp/
NDLデジタル(国立国会図書館デジタルコレクション):https://dl.ndl.go.jp/
中南米基本情報(外務省):http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/latinamerica.html
エル・パイス(スペイン・世界のニュース):http://elpais.com/
ラ・クロニカ・デ・オイ(メキシコのニュース):http://www.cronica.com.mx/noticias.php
クラリン(アルゼンチンのニュース):http://www.clarin.com/
BBC(ラテンアメリカ全般のニュース):http://www.bbc.com/mundo/temas/america_latina
インテルナシオナル(日本のニュース):http://es.ipcdigital.com/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/