授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33783:[2025 秋セメスター]企業と雇用システム(E) 2025 秋セメスター 木4 経済学部 高野 剛 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 「労働」には、単に企業から雇われて働くだけでなく、企業から雇われずに働いたり、家庭内で家事や育児に従事する場合などがある。あるいは、地域社会でボランティア活動に参加する場合も含まれている。つまり、「労働」とは、必要不可欠な生産的活動であり、経済社会の基礎部分である。このため、ニートやホームレスのように何らかの理由で働くことができなかったり、働くことを拒否したりしているために、経済社会から排除・疎外されてしまっている人たちが存在している。そこで授業では、「労働」を通じて、経済社会の構造や会社組織の仕組みについて理解できるようになることを目標とする。 
 授業は対面で行う。講義中心で実施する。具体的には、近年の労働市場の実態や労働政策について的確に把握するとともに、さらに歴史的な視点から掘り下げて理解できるように講義を行う。学生とのコミュニケーション方法として、講義終了後の学生との直接対話やmanaba+Rで授業内容に対する質問を書き込んでもらう。学生からの質問のうちの特徴的なものについては、講義中に紹介や補足的な説明を行う。定期試験の出題意図や正答などは、後日、manaba+Rで講評を行う。

受講生の到達目標

(1)経済社会の構造や企業の仕組みについて、歴史的な視点も踏まえながら正確に説明することができる。
(2)現実の労働問題について、規範的な視点から判断することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

社会政策から労働問題へ(1) 定義と目的

社会政策の定義と目的を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。
【+R授業】詳細は、manaba+Rを参照。

2

社会政策から労働問題へ(2) 範囲と役割

社会政策の範囲と役割を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

3

労働基準政策(1) 戦前

工場法などの歴史を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

4

労働基準政策(2) 歴史

工場法から労働基準法への歴史を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

5

労働基準政策(3) 労働基準法について

労働基準法について学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

6

労働基準政策(4) 労働基準法改正について

労働基準法改正について学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

7

労働時間政策

「働かせすぎ」と過労死問題を学ぶ(教科書129~155頁)
対面授業を実施します。

8

労働市場政策(1) 歴史

労働市場政策の歴史を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

9

労働市場政策(2) 現状分析

ストック型からフロー型など現状を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

10

労働市場政策(3) 新規学卒者の労働市場の歴史

新規学卒者の労働市場の歴史を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

11

労働市場政策(4) 新規学卒者の労働市場の現状

新規学卒者の労働市場の現状を学ぶ(教科書1~128頁)
対面授業を実施します。

12

職業訓練政策

職業補導制度と養成工制度を学ぶ(教科書156~186頁)
対面授業を実施します。

13

労使関係政策(1) 労働組合論

労働組合の役割と労働運動史を学ぶ(教科書238~255頁)
対面授業を実施します。

14

労使関係政策(2) 労働運動史

労働組合の役割と労働運動史を学ぶ(教科書238~255頁)
対面授業を実施します。

授業実施形態

第1回~第14回を対面授業にて実施する。

授業外学習の指示

毎回の授業で参考文献を示す。
本授業を理解し、到達目標を達成するためには教科書と参考書を用いて、積極的に予習・復習をすることが望まれる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 72

受講生の到達目標(1)(2)に関して筆記試験を行う。基本的な語句や制度についての理解を試す問題を出題する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
28

受講生の到達目標(1)(2)に関して、授業の感想などを記入するレスポンスシート(またはリアクションペーパー)の提出による評価を行う(複数回実施)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

常日頃からニュースに関心を持つこと。ただし、フェイクニュースもあるため、全てを鵜呑みにはしないこと。
数回欠席するとそれ以降の授業の理解が難しくなる。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新しい人事労務管理(第7版) 佐藤博樹・藤村博之・八代充史 有斐閣アルマ 9784641222274 2023年

教科書(使用頻度、その他補足)

事前に教科書の該当部分を通読しておき、分かることと分からないことを明らかにしておくこと。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
就職困難者の就労支援と在宅就業 髙野剛 大阪公立大学出版会 9784909933607 2024年
家内労働と在宅ワークの戦後日本経済 髙野剛 ミネルヴァ書房 9784623082278 2018年
ベーシック労働法(第9版) 浜村彰・唐津博・青野覚・奥田香子 有斐閣アルマ 9784641222106 2023年

参考書(使用頻度、その他補足)

理解を深めるため自宅学習で使用して下さい。

参考になるwwwページ

厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/