授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32037:[2025 秋セメスター]化学2(TB) 2025 秋セメスター 月1 理工学部 中谷 仁 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 高分子はわれわれの身の回りで多用されており,高分子を抜きにしてわれわれの日常生活を維持することは不可能である.また生体を構成する細胞や組織にもタンパク質,核酸などの生体高分子が含まれ,生命活動に重要な役割を果たしている.さらに,最近は,最新鋭の航空機の主要部,最新の電子デバイスの鍵材料にまで高分子が利用されるようになってきた.本講では有機高分子を対象として、高分子化学の基礎を習得するとともに材料科学の観点から高分子の機能について学ぶ.

 全講義を教室での対面授業で行う。。

受講生の到達目標

・有機化学,高分子化学の基礎的な概念を理解し説明できる.
・有機高分子材料の特性を科学的に論述できる.
・有機高分子の合成法とキャラクタリゼーション法を具体的に説明できる.

事前に履修しておくことが望まれる科目

 未修者でも理解できるように平易に解説する予定であるが、簡単な化学の知識がある方が望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第14回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

高分子化学の基礎1:高分子とは?

化学の基礎 高分子の定義 周期表 同位体

2

高分子化学の基礎2:身近にある高分子

汎用高分子 炭素繊維 高分子材料の基礎

3

高分子化学の基礎3:繊維 ゴム

天然繊維 再生繊維 合成繊維 ゴム

4

高分子化学の基礎4:化学結合の基礎

共有結合 電子軌道 混成軌道

5

高分子化学の基礎5:異性体

アルカン アルケン アルキン 不斉炭素原子

6

高分子の合成と構造1:生体高分子

DNA タンパク質 アミノ酸

7

高分子の合成と構造2:様々な重合

ラジカル重合 縮合反応 高分子の分子量

8

高分子の合成と構造3:高分子の構造

共重合 立体規則性

9

高分子の合成と構造4:高分子合成

逐次重合,重縮合

10

高分子の合成と構造5:まとめ

高分子化学の基礎と高分子の合成と構造のまとめ

11

高分子の物性と機能1:高分子の物性1

高分子の三態,熱力学特性

12

高分子の物性と機能2:高分子の物性2

固体構造,結晶,非晶

13

高分子の物性と機能3:機能材料としての高分子1

力学材料,エンジニアリングプラスチック,繊維

14

高分子の物性と機能4:機能材料としての高分子2

先端材料,光学材料,電気・電子材料,イオン交換材料

授業実施形態

全て対面授業

授業外学習の指示

 高分子の基礎,合成・構造,物性・機能の3分野に分けて講義する.
 有機化学、物理化学などの基礎的内容を知っておくに越したことはないが、あまり無くても可能な限り詳しく述べる予定である。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

定期試験は行わない

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

レポート試験も課さない

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

講義毎の出席状況と、講義後に課すmanaba+Rを通した小テストとレポート提出があり、これらの合計点で判断する。小テストは選択問題による確認テストで、レポートはmanaba+R上に記入する、またはファイルを添付するものである。

成績評価方法(備考)

合格の目安は(出席点)、(小テスト、及びレポート点)ともに60%必要、と考えてください。(出席点)は自分でカウントできますし、(小テスト、及びレポート点)はmanaba+R上で見れる様にしますので自己採点が可能です。どちらか片方が100%であっても、もう片方が0%では合格は厳しい、と考えて下さい。

受講および研究に関するアドバイス

 高等学校で習得する有機化学の基礎を復習しておくこと.

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
高分子を学ぼう 横田健二 化学同人 4-7598-0829-9

教科書(使用頻度、その他補足)

授業で用いる図表はプリントに掲載してあるので必ずしも購入の必要はない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
高分子材料化学 吉田泰彦 三共出版 4-7827-0427-5
高分子化学入門 蒲池幹治 エヌ・ティー・エス 4-86043-027-1
わかりやすい高分子化学 新井健一郎 ほか 三共出版 4-7827-0313-9
ボルハルトショアー現代有機化学第6版 上 K.P.C. Vollhardt, N.E> Schore 化学同人 978-4-7598-1472-9 有機化学に関する参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

 本講義は高分子材料に関する内容であるが,それを修得する上で有機化学の知識は必要不可欠である.未履修の方にも理解できる様に基礎的な内容も詳述する予定である。本学の生命科学部応用化学科で利用している有機化学の教科書を参考書として挙げたが,他にもさまざまな教科書がある.個人のレベルにあった教科書を活用することをお勧めする.

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

疑問点がある場合、積極的な質問を勧める。化学、生物駆け込み寺の利用も望む。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/