授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32629:[2025 春セメスター]力学1(B2) 2025 春セメスター 火3 理工学部 是枝 聡肇 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス305号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

原則として対面授業を行います.
必要に応じてオンラインでの同時配信や動画配信なども併用します.

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大学で学ぶ「力学」(古典力学)とは17世紀にニュートンによって微分・積分学といった数学的論理を用いて体系化された物体の運動に関する自然科学の一体系です.高校までの物理では微分・積分を用いることに制限があったかもしれませんが,大学ではむしろ運動方程式(運動の第2法則)は最初から微分方程式として定義されるなど,より数理的な記述によって議論が展開されるようになります.

大学で力学を学ぶことの意義は,単に物体の運動の仕方を理解したり予言したりできるということにとどまらず,上記のように「いかに現象の本質を数理的に記述/理解するのか」という課題について,これに慣れ親しみ,習得することにこそ存在します.大学の力学は,いわば物理学という学問全体に対する基本であり,実際に力学で学習する考え方のほとんどは,電磁気学や量子力学など将来学ぶほとんどの科目においても重要な基礎を与えるものとなります.

この講義では物体の運動を扱う力学の学習を通して,物理学の基本的な考え方や記述法などを習得することを目的にします.

前期(力学1)は質点の運動のみを扱います.後期(力学2)は質点系(複数の質点の集まり)と剛体の運動,相対運動なども扱います.

受講生の到達目標

・力学における基本的な考え方を理解する.
・力学の基本的な問題が解ける.
・物理学で用いられる書法・記号などを知る.

事前に履修しておくことが望まれる科目

高校までの物理と高校数学における微分積分,ベクトルの知識は前提とします.

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
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+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1
力学とはなにか

2-4
運動の記述 講義と演習

座標,ベクトル,微分,積分,位置,速度,加速度,力

5-12
運動の法則 講義と演習

慣性の法則,慣性系,質量と力,作用・反作用の法則,簡単な系の運動方程式の解法,単振動,運動量と力積

12-13
運動とエネルギー 講義と演習

力学的エネルギー,力と仕事,ポテンシャル,保存力

14
確認テストと解説

授業実施形態

第1回~15 回を対面授業にて実施

授業外学習の指示

宿題は授業中に出題され,指定された期限までに各自が解答を考え作成する.

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

講義期間中に出される宿題,演習問題等と,授業最終回の確認テストの評価を総合して成績を出します.対面で行う試験が占める成績の割合は49.9%程度となります.ただし,対面での確認テストが実施出来ない場合には確認テストの代替課題で評価します.

成績評価方法(備考)

力学1(前期)と力学2(後期)は別々の講義ですが,講義内容としては2つ合わせて通年で完結するように準備されています.各単元を講義形式で学んだ後に,それに関連する練習問題を解く時間はさみ,そして次の単元へ,という形式をとります.講義期間中に数回程度の宿題を出題する予定です.これらの評価と最終日の確認テストの成績とを総合して評価します.

対面で行う試験が占める成績の割合は49.9%程度となります.

ただし,対面での確認テストが実施出来ない場合には確認テストの代替課題で評価します.

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

大学の物理学の講義における「教科書」とは,たいてい「こういう本もありますよ」という書籍紹介以上の意味はありません.本講義では準拠して講義をするという意図の教科書はありません.書店や図書館で面白い/わかりやすいと思える本があったらぜひそちらを「自分の教科書」にしてください.

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
物理学序論としての力学 藤原邦男 東京大学出版会 978-4-13-062071-0 個性的だが物理に興味を持たせる記述
力学 戸田盛和 岩波書店 978-4-00-000764-1-8 コンパクトな標準~入門レベルの教科書
考える力学 兵藤俊夫 学術図書出版社 978-4-87361-099-3 とても丁寧に書かれた良い教科書
詳解 力学演習 後藤,山本,神吉 共編 共立出版 978-4-320-03025-7 力学の問題のハンドブック
物理学講義 力学 松下貢 裳華房 978-4-785-32239-7 フレンドリーな入門書
力学I 原島鮮 裳華房 978-4-785-32011-9 古くから有名な標準的な教科書
質点の力学(改訂版) 原島鮮 裳華房 978-4-7853-2127-7 丁寧な記述で自学自習に向く
物理学レクチャーコース 力学 山本貴博 裳華房 978-4-7853-2409-4 2022年10月刊行.わかりやすい記述.編集サポート:ヨビノリたくみ

参考書(使用頻度、その他補足)

力学の教科書・演習書は平易なものから高度なものまで非常にたくさん出版されています.上記はその中では入門~標準的なものになります.書店等で自分にあったものを見つけて,それを自分の教科書・演習書にしてください.

参考になるwwwページ

必要に応じて授業中に紹介します.

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

上記はあくまで予定であり,種々の状況により変更される可能性があります.変更についてはmanaba+R等で周知します.
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/