授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13197:スポーツバイオメカニクスⅢ(S) 2022 秋セメスター 金5 産業社会学部 福田 厚治 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
バイオメカニクスは,人間の身体の仕組みを加味して力学的諸条件における身体運動を科学する学問分野である.本授業では,身体の機能解剖を中心とした身体の特性を理解し,様々な運動を例に基礎の力学を学習し,スポーツをバイオメカニクス的観点から考察できるようになる基礎的学力を高める.
各テーマに沿った身体運動およびスポーツ種目の研究データを紹介しながら進める.

【授業の方法】
授業は対面で行う.また,授業内で小テストを予定している.その解答・解説は後日対面での授業時間内に行う.
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

①身体の機能解剖を学習し,身体が運動する仕組みを理解する
②基礎の力学を学習し,身体運動に適用して考えることができる
③スポーツパフォーマンスとバイオメカニクス的知見との関係を理解する
④科学的データの見方を学習し,スポーツ活動等への応用的な考え方ができるようになる

事前に履修しておくことが望まれる科目

「生理学」など身体やスポーツ科学に関する科目は,本科目の基礎的な内容の一部を扱うため,事前に履修しておくか併せて履修することが望ましい.

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回 〈対面授業〉

ガイダンス,スポーツバイオメカニクスの概要

到達目標,バイオメカニクスの概要,身体運動の軸,身体運動の面

第2回 〈対面授業〉

身体動作の仕組み①~筋の種類と筋収縮~

筋の種類,筋線維,筋収縮

第3回 〈対面授業〉

身体動作の仕組み②~筋の性質と筋収縮のエネルギー~

最大筋力,エネルギー供給,ATP

第4回 〈対面授業〉

身体動作の仕組み③~骨および骨格と関節動作~

骨の種類,関節の種類,関節動作

第5回 〈対面授業〉

身体動作の仕組み④~制御機構~

神経系,反射

第6回 〈対面授業〉

さまざまな測定法とデータの見方①

筋電図,筋活動

第7回 〈対面授業〉

さまざまな測定法とデータの見方②

地面反力,動作分析,映像撮影

第8回 〈対面授業〉

力学的エネルギー

力学的エネルギー保存の法則,位置エネルギー,運動エネルギー

第9回 〈対面授業〉

並進運動のバイオメカニクス

変位,スピードと速度

第10回 〈対面授業〉

回転運動のバイオメカニクス

角速度と並進速度,トルク,慣性モーメント

第11回 〈対面授業〉

運動量と力積①~基礎編~

運動量保存の法則,力の時間積分,着地,衝突

第12回 〈対面授業〉

運動量と力積②~応用編~

ランニング,疾走速度,ジャンプ,踏み切り

第13回 〈対面授業〉

運動の技術と正確性

投運動における正確性,データに慣れる,データを解釈する

第14回 〈対面授業〉

運動における様々な力①

流体力学,空気抵抗,揚力

第15回 〈対面授業〉

運動における様々な力②
障害者スポーツとバイオメカニクス
まとめ

浮力と重力の関係,水の抵抗,パラリンピック,義足,現場と研究の関係

授業実施形態

【授業形態】
BCPレベル1~2:対面授業※
BCPレベル3~4:ライブ配信

【配慮要件】
以下の要件に該当する学生に対しては、「ライブ配信」での配慮を行う。
 ①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等
  の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い学生
 ②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等
  の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い同居家族がいる学生
 ③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合

【備考】
※「授業スケジュール」は、BCPレベル1~2を想定して記載している。変更があった際は
 別途manaba+Rに周知を行う。
※受講登録の結果によっては、出席調整またはメディアを利用した授業に切替えを行う
 場合がある。

授業外学習の指示

スポーツバイオメカニクスという学問分野は,おもに「力学」「生理学」「機能解剖学」という本来それぞれ独立した3つの学問を複合的に捉えながら身体や物体の運動についての理解を進めるものである.その分野の特性上,おそらくスポーツ科学関連の中でも非常に複雑で難しいタイプの科目であると思われるため,本授業を理解するには積極的な授業外学習の姿勢が望まれる.予習はもちろんだが,特に復習によって理解ができていないところや知識不足なところを自覚し,自己学習や次回授業時に質問等で理解を深めることができるよう準備してほしい.

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

受講状況および授業内で行なう小テスト(期間中2回程度予定)やレポートを総合的に評価する.
授業回数の2/3以上の出席があり,かつレポート提出があった者のみを成績評価の対象とする.

レポートについては、課題内容および到達目標に対して特に以下のことを重点的に評価する.
・講義内で扱った基礎用語について正しく理解し,文中に使えている.
・基礎知識を踏まえて,自分の言葉でまとめて論理的かつ科学的に論じることができる.

【BCPレベル3~4に変更となった場合】
BCPレベルが3~4に変更となった場合でも,成績評価方法は変更しない.

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

【学習に関わるメッセージ】
学生それぞれが自分自身のスポーツ経験と本授業で学習することを重ね合わせることで,スポーツなどの運動・動きの中身を理解することができたり,探求するきっかけとなったりするため,よりスポーツが面白くなるはず.しかし,スポーツ関連の科目とはいえ,機能解剖学や生理学,力学などの複数の分野に跨る複合的な学問であるため,学生の皆さんにとっては非常に難しくわからないことも出てくることが十分予想される.特に基礎的な力学や筋に関する生理学については時間外学習をしっかり行いながら授業に臨んでほしい.また,これまでのスポーツ経験で受けてきた指導や工夫とは異なるような話や内容を扱う場合もあるかもしれない.それらについても,本授業では科学的に解説するので,頭を柔らかくして,イメージ力も働かせて受講してほしいと考える.質問は遠慮なく行うことを歓迎する.

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

manaba+Rにて資料を用意する

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
スポーツ・バイオメカニクス入門 金子 公宥 杏林書院 978-4764410794
バイオメカニクス―身体運動の科学的基礎― 金子 公宥, 福永 哲夫 杏林書院 978-4764410695
スポーツバイオメカニクス20講 阿江通良,藤井範久 朝倉書店 978-4254690408
目でみる動きの解剖学 ロルフ ヴィルヘード 大修館書店 978-4469264210

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html