授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30150:[2025 春セメスター]分子細胞生物学2(M) 2025 春セメスター 火5 生命科学部 西澤 幹雄 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 102号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 分子細胞生物学1を基礎として、細胞のダイナミックな働きを中心に講義する。具体的には、細胞内シグナル伝達、生体膜における物質輸送、細胞骨格と細胞の運動や細胞内物質輸送、発生における細胞間の相互作用、細胞の死、がんなどについて学ぶ。
 授業は講義を中心とする。講義では、前回の講義の復習をしてから、新しい内容についての講義を行う。理解を深めるため、講義中には適宜、講義内容に関する質問を行う。順次、講義内容をmanaba+Rにアップロードするので、この資料を見ながら講義を聞くことにより、内容の理解を深めることができる。課題レポートは講義内容に即した内容に関するものである。それぞれの講義内容の理解を確認するために小テストを行う。

受講生の到達目標

1 分子細胞生物学1で学んだ基本原理(化学的・分子的基礎、細胞の構造と生化学、遺伝学と分子生物学)と細胞の活動を統合して生命を説明できる。
2 細胞表面および細胞内部での基本的なシグナル伝達機構について概要を説明できる。
3 細胞内シグナル伝達の統御と遺伝子制御について具体例を挙げて説明できる。
4 膜や細胞小器官へのタンパク質輸送機構について概要を説明できる。
5 小胞輸送と分泌、エンドサイトーシスについて概要を説明できる。
6 脂質の代謝と輸送について概要を説明できる。
7 様々な細胞骨格の性質と機能について説明できる。
8 細胞周期の制御機構について概要を説明できる。
9 細胞の誕生、分化、および死について説明できる。
10 細胞生物学見地に立って「がん」の概要について説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

分子細胞生物学1、分子生物学

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1

+R授業、細胞表面でのシグナル伝達

シグナル伝達分子、細胞表面受容体、Gタンパク質、Gタンパク質共役型受容体

2–3

遺伝子活性を支配するシグナル伝達経路

サイトカイン受容体、チロシンキナーゼ型受容体、MAPキナーゼ経路、TGF-β経路、その他の経路

4

シグナル伝達経路と遺伝子発現

環境変動に対する細胞の応答、受容体、転写因子

5

シグナルの統御と遺伝子制御

細胞外シグナル、相互誘導と側方阻害、シグナルの統合と制御

6

膜や細胞小器官へのタンパク質の輸送

分泌タンパク質の小胞体膜通過、タンパク質の品質管理

7

小胞輸送、分泌、エンドサイトーシス

小胞輸送の分子機構、分泌経路における小胞輸送、タンパク質の選別とプロセッシング、リソソーム

8

脂質の代謝と輸送

リン脂質、コレステロール、細胞内脂質代謝のフィードバック制御、アテローム性動脈硬化

9

ミクロフィラメントと中間径フィラメント

アクチン、細胞運動、中間径フィラメント

10

微小管

微少管の形成と動態、キネシン、ダイニン

11

真核細胞における細胞周期の制御

細胞周期と制御の概観、細胞分裂の調節、哺乳類細胞の細胞周期の制御

12

細胞の誕生、分化、および死

細胞の誕生、発生、細胞の分化と初期化、細胞死、アポトーシス、ネクローシス

13

がん

腫瘍細胞と発がん、がんの遺伝的基礎、がん遺伝子、がん抑制遺伝子、がんとDNA修復

14

講義内容全体の理解を確認するための総括試験と解説

総括試験(70分)と解説(25分)

授業実施形態

対面授業を14回実施する。

授業外学習の指示

教科書と授業スライドに基づき、充分に予習・復習を行うこと。
授業スライドなどは適宜manaba+Rにアップロードする。
当日の授業内容の確認のため、manaba+Rを用いた小テストを課す。確認を怠らないこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

10回以上の授業に出席したもののみを評価の対象とする。小テスト(30%)、総括試験(70%)を総合的に評価する。受講生が到達目標に対応して基本的な用語や原理を理解しているかどうかを評価する。なお、授業態度の劣る者(私語を続ける者など)への減点を行う。

成績評価方法(備考)

講義は大学生活の基本であるので、遅刻をしないようすること。

受講および研究に関するアドバイス

分子細胞生物学1の内容を充分に理解していることを前提に講義を進めるのでよく復習しておくこと。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
分子細胞生物学 第9版 H. Lodish他著,榎森康文ら訳 東京化学同人 9784807920518

教科書(使用頻度、その他補足)

毎回の講義で使用する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
よくわかる分子生物学 西澤幹雄、藤田典久、高田達之 化学同人 978-4-7598-2077-5 授業内容の基礎的理解に大変役立つ
レーニンジャーの新生化学 第7版 上:生化学と分子生物学の基本原理 川㟢敏祐 監修、中山和久 編集 廣川書店 978-4567244084 関係する部分を読むとよい
レーニンジャーの新生化学 第7版 下:生化学と分子生物学の基本原理 川㟢敏祐 監修、中山和久 編集 廣川書店 978-4567244091 関係する部分を読むとよい

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、適宜紹介する。

参考になるwwwページ

適宜紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

特になし
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/