| Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
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| 16658:IR18‐ECJ309 Religion and International Relations (R) § 16659:IR-EDR302 Religion and International Relations (R) | 2024 | Spring | Thu3 | College Of International Relations | DANISMAN IDRIS | 2 |
Campus
Class Venue
Language
Course Outline and Method
国際関係とは、第一次世界大戦の後に、戦争を防止し平和を維持するという目的で、西洋において成立した学問ですが、長い間、宗教は対象にされてきませんでした。それは、この学問が成立した当初は、西洋特有の思想である近代主義や世俗主義に基づく国民国家同士の関係が重視されたためです。しかし、1979年のイラン革命が国際関係の大きな転換点になります。革命によって、イスラーム学者が国の統治者になるという新たな事態に直面したことで、国際関係の学者や研究者たちは、イスラームをはじめとする宗教の政治性について言及するようにもなりました。90年代の旧ユーゴスラビアや旧ソ連地域における宗教に起因する紛争、2000年からは、9.11同時多発テロ事件や自称「イスラム国」の台頭等といった一連の国際規模の事変や政治変動の発生により、宗教の国際関係におけるインパクトが大々的に語れるようになりました。現在は、まだ揺籃期ではありますが、宗教と国際関係に関する研究が進みつつです。
本コースでは、各回の授業において、宗教と国際関係をめぐる個別のテーマについて学修することによって、国際関係と宗教のかかわりに関する知識を増やしていきます。
Student Attainment Objectives
② 国際社会で起きている宗教関連の出来事の理念的な背景について解説できるようになります。
③ テレビやインターネット等のニュースにより報道される、宗教と国際関係の事件や出来事の発生原因に関する情報の正確さを判断できるようになります。
④ 本講義をきっかけとして宗教と国際関係についてより詳しく勉強したい際に求められる、情報収集能力、情報分析能力や課題発見力などの基礎技能も身に着けます。
Recommended Preparatory Course
Course Schedule
| Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
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| Keyword, References and Supplementary Information | |
| 第一回 | オリエンテーション |
コースの概要、目的、目標や実施方法(発表会のルールも含めて)の解説します。また、宗教理解度のレベル・チェック・クイズを実施します。 |
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| 第二回 | 宗教と宗教学 |
宗教の学問的な捉え方について学習しつつ、現代社会において宗教について学ぶことの重要性について考えます。 |
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| 第三回 | 宗教と世俗主義 |
政教分離、世俗主義、ポスト世俗主義、宗教復興 |
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| 第四回 | 宗教と偏見 |
宗教の誤解、宗教嫌い(イスラーム恐怖症:イスラームフォビア)、多文化共生 |
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| 第五回 | 国際関係と宗教はどんな関係? |
「新しい関係」、「良い関係」と「悪い関係」の三つの分析概念を手掛かりに、宗教学の観点から、宗教の国際関係における位置づけについて考えます。 |
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| 第六回 | 国際関係学の方法論と宗教 |
国際関係学の観点から見て、国際関係学における様々なアプローチの宗教の捉え方について理解を深めます。 |
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| 第七回 | 宗教と国家(1) |
宗教、国家と国際関係学について語る際にしばしば言及されるイスラームにおける国家と国際関係について、イスラームの歴史からせまって考えてみます。実際には、イスラームの誕生とイスラームに基づく国家形成の歴史について学びます。初期イスラームにおける都市国家(マディーナ国家)から多民族国家(アッバース朝)までの期間における国家におけるリーダーシップの理念と実践に焦点を当てます。 |
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| 第八回 | 宗教国家と国際関係(2) |
今週は、アッバース朝とイスラームの三大帝国におけるリーダーシップに焦点を当てて、イスラームにおける国家モデルの多様性について考察します。そのような国家による国際関係の事例についても学習します。 |
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| 第九回 | 宗教と国際関係の統合の試み |
「国際政治神学説」(International Political Theology)の事例に焦点を当てつつ、宗教と国際関係の統一的な捉え方の試みについて学習します。 |
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| 第十回 | 非国家主体と国際関係 |
信仰に基盤をおく国際的な市民社会運動の思想や活動の事例から、非国家主体の国際関係への影響について学習します。 |
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| 第十一回 | 「国際政治神学説」:宗教と近代化 |
西洋の近代化と宗教の貢献、日本の近代化と宗教の関係、宗教とアイデンティティ、日本人論 |
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| 第十二回 | 宗教と国際文化 |
文明の衝突、オリエンタリズム |
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| 第十三回 | 国際平和と宗教 |
宗教の名の下に行われる暴力やテロを正当化する解釈と実践に対する、穏健中道派の批判を比較しつつ、グローバル宗教の平和思想について学びます。 |
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| 第十四回 | 「宗教と文化間関係」 |
現代科学に関する宗教者の理解の考察を通して、宗教の国際科学界との関係について理解を深めます。 |
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| 第十五回 | まとめ |
コース計画を振り返えつつ、全体のまとめを行います。 |
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| ※注意 | 受講生の人数に応じて、上記のスケジュールの内容が変更される可能性があります。変更される場合は、事前に通知します。 |
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Class Format
Recommendations for Private Study
Grade Evaluation Method
| Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
|---|---|---|
| Final Examination (Written) | ||
| Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
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| Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | 小テスト(50%)
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Grade Evaluation Method (Note)
Advice to Students on Study and Research Methods
Textbooks
Textbooks (Frequency of Use, Note)
Reference Books
| Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
|---|---|---|---|---|
| Handbook on International Relations and Religion | Jeffrey Haynes (ed.) | Edward Elgar Publishing | 978 1 83910 023 9 | 英語 |
| An Introduction to International Relations and Religion | Jeffrey Haynes | Routledge | 978-1138135673 | 英語 |
| Religion and International Relations | K.R. Dark | Palgrave Macmillan | 978-0333711590 | 英語 |
| Religion in International Relations: The Return from Exile | Fabio Petito | Palgrave Macmillan | 978-1403962072 | 英語 |
| Religion and International Relations Theory | Jack Snyder | Columbia University Press | 978-0231153386 | 英語 |
| Religion and the Realist Tradition: From Political Theology to International Relations Theory and Back | Jodok Troy | Routledge; | 978-0415529433 | 英語 |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
Other Comments
授業の中で数回行います。具体的な実施日程は最初の授業で案内します。
感想シート:
数回書いてもらいます。毎回のシートの字数の目安は、350~500字程度です(若干長くても問題ありません)。授業の内容の簡単なまとめが書かれているかどうか、感想文の中に自らの視点からのコメント、授業の内容への批判や質問等が含まれているかどうかが評価のポイントになります。
出席・授業参加:
本コースの構成上、出席することが非常に重要です。小テストが実施される回を欠席すると、成績に直接的な影響が出ます。また、欠席した授業の内容を反映した質の高い感想シートを作成することが困難になるため、成績への間接的な影響も生じます。
出欠に関するその他のルール
・出席確認は授業開始直後に行います。
・授業開始時に行う出席確認後から30分以内の入室は遅刻扱いとなります。
・3回の遅刻は1回の欠席と見なします。
・欠席者に代わって返事したり、出席カードの番号を教室にいない方に共有したりすることは道徳心に反することであり、判明した場合は欠席と見なします。
※ 公欠に関する大学の規定については次のリンクを参照のこと:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/course/absence.html/
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html