授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10453:論理と思考(J) 2022 秋セメスター 水4 法学部,産業社会学部,国際関係学部 山口 尚 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

論理とは、ことばや記号を媒介とする思考の根底にある構造である。この構造に支えられて、推理や論証という活動が可能になる。ことばや記号による表現の検討を通じ、論理のしくみを客観的に考えることによって、推理や論証の実践的技能の基礎作りを試みる。
授業は、主に講義形式で進め、各回に、manaba+Rを通じた理解度確認の小テスト、および授業についての質問や要望の受付を行う。

受講生の到達目標

・命題の真偽、論証の妥当性、必然性と可能性、論理的真理と矛盾など、論理的な概念を理解し活用することができる。
・命題や論証の論理的性質を検討し、また論理的な推論を行なうために、図、表、記号などを場合に応じて柔軟に用いることができる。
・具体的状況において推理、判断能力を試す問題に対処することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

「論理的」とはどういうことか

4枚カード問題、命題、反例、矛盾

2

命題を図と表で表現する

もし○ならば△、ヴェン図、真理表

3

真理表と論理的性質・論理的関係

論理結合子、→(もし〜ならば〜)、¬(〜でない)、可能性/必然性、矛盾/必然的帰結

4

真理表と論証

論証の妥当性、∨(〜または〜)、∧(〜そして〜)

5

真理関数とその表現

文の情報内容を真理関数としてとらえる

6

真理関数とその表現(続き)

一定の真理関数を表わす文を作る、ド・モルガン則、対偶則、必要条件と十分条件

7

真理関数とその表現(続き)

真理関数と情報量、トートロジー、矛盾

8

トートロジーと論証

(無)矛盾律、排中律、同一律

9

真理表と推理

推論規則、消去法

10

真理表と推理(続き)

3つの要素を含む情報、犯人捜しゲーム

11

一般命題と三段論法をヴェン図で表現する

全称(普遍)命題、特称命題、存在命題、ヴェン図と情報量

12

一般命題の記号表現

存在量化子、全称(普遍)量化子

13

一般命題と一般命題、一般命題と単称命題の論理的関係

存在量化文と全称(普遍)量化文の関係、量化文と単称文の関係、例化、量化文と単称文を含む論証

14

一般命題を含む論証の記号表現

三段論法の問題を記号で解く

15

全体の概観と補足

図と記号による表現、記号の操作、論理的概念の理解

授業実施形態

・ 第1回をWEB(オンデマンド)で、第2回~第15回は対面で講義を行いながら、Zoomで同時配信する。受講生は各自で、対面での受講かオンラインでの受講かを選択すること。
【BCP レベル 3~4 の場合】
・ 第1回~第15回をWEB(オンデマンド)にて実施。

授業外学習の指示

与えられた情報を順序立てて整理し表現するスキルを身につけるためには、図表や記号を用いる場合も、文章を組み立てる場合と同様、実際に書いてみることが重要。耳で聞き、目で見て理解するだけでなく、実際に手を動かして内容を確認する習慣をつけよう。また、図表や記号が使えるだけでなく、表現の意味やしくみについて整理して説明できるようにしておこう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業期間中の小テストを中心に、授業への参加と理解度のチェックを行う。最終回の授業後、やはりmanaba+Rの機能を用いた最終確認のテストを行う。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

与えられた情報を順序立てて整理し表現するスキルは、大学での学びや研究全般の基礎になる。日常の言葉とはちがった図表や記号を用いることをつうじて、情報の整理や表現のしくみに意識的に注意を向ける習慣をつければ、他の分野の学びや研究にもきっと役立つはず。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は用いず、プリントを配付する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
形式論理学 リチャード・ジェフリー 産業図書 978-4782800928 「真理の木」の方法による代表的教科書
いかにして推理するか いかにして証明するか 内井惣七 ミネルヴァ書房 978-4623013401 「真理の木」の方法と同じ発想に基づいて論理パズルから論理学への導入を行なう教科書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html