Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
15896:[2025 Spring]Sport for People with Disabilities (S) 2025 Spring Fri2 College Of Social Sciences KANAYAMA CHIHIRO 2

Campus

KIC

Class Venue

IGAKUKAN IG401

Language

日本語

Course Outline and Method

【授業の概要】
2011年にスポーツ基本法が施行されて以降、東京オリンピック・パラリンピックの開催やスポーツ庁創設に伴い、障害者のスポーツは健常者のスポーツと統合して推進されるようになった。2022年に策定された第3期スポーツ基本計画では、国民がスポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを真に実現できる社会を目指すため、第2期スポーツ基本計画を踏襲した上で、スポーツを「つくる/はぐくむ」「あつまり」「ともに」「つながり」を感じながらスポーツに取り組める社会の実現を目指すことを唱えている。この流れを踏まえて、本授業では、障害の理解、スポーツ実施に際しての合理的配慮や創意工夫の方法を理論と具体的なデータ、実践的事例を通して学ぶことにより、障害者のスポーツに関する現状と課題を理解することを目的とする。また、近年、障害者のスポーツは、パラスポーツ(同等のスポーツ)、アダプテッドスポーツ(適応させたスポーツ)としてとらえられている。障害のある人がスポーツを楽しむためには、障害者自身とその人を取り巻く人的要因や環境をインクルージョン(包摂)したシステム作りが大切になる。本授業では、福祉、医療、学校、競技として展開されるアダプテッドスポーツを特にマネジメントの観点からひも解くことにより、全ての人の生涯スポーツ社会への課題を展望する。
【授業の方法】
毎回の授業終了時にコミュニケーションペーパーにて課題の提出を求める。課題は授業内で提示したトピックに対する回答や授業に対する感想や質問等を記入する。回答については、次回の授業時の冒頭で解説し、補足的な説明を加える。
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

Student Attainment Objectives

近年、障害者スポーツは「パラスポーツ」「ユニバーサルスポーツ」「アダプテッドスポーツ」等と称されることが多い。本授業では、スポーツとダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の関係性を考えながら、障害者のスポーツが全ての人を対象とした「スポーツ」として機能するための理解を深める。
1)特に「アダプテッドスポーツ」の発想は、障害や年齢を超えて、スポーツの楽しさや健康・体力の維持・増進等を含んだスポーツ文化を共有しやすくすることを説明できるようになる。
2)障害者スポーツとインクルーシブなスポーツ環境の関係を検討することができるようになる。
3)障害者スポーツの発想と実践は、生涯スポーツを踏まえた取り組みにおいても汎用性が高いことを理解し、どのような場面で役立つかを判断できるようになる。
4)「ポスト2020(2021)」の現状と課題を踏まえて、全ての人の生涯スポーツ社会について自分の考えを論じることができるようになる

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

テーマ/Theme 障害者とスポーツを学習する意義・障害者がスポーツをする意味(シラバスの確認、授業の目的、内容、学習の進め方、学習評価法など)

キーワード/Key Word 初回授業は対面授業95分および+R授業(VOD20分)の115分授業です。+R授業については、原則、初回授業までに学習を行ってください。シラバス、障害者とスポーツ、生涯スポーツ、パラリンピック、リハビリ、競技スポーツ、学校体育、地域スポーツ

2

テーマ/Theme 障害者スポーツとパラリンピック

キーワード/Key Word パラリンピック、関連領域、ノーマライゼーション、インテグレーション、インクルージョン 

3

テーマ/Theme 文化としての障害者スポーツ 障害の理解

キーワード/Key Word 障害者とは(WHO定義 ICF、身体障害、知的障害、精神障害、手帳制度)、 障害者のスポーツ、(スポーツ観、規範、技術戦略、想像性と創造性)、クラス分け、ポイント制 コンバインド、プロダクトイノベーション、プロセスイノベーション

4

テーマ/Theme スポーツに必要な資源とサービス(供給システム)①

キーワード/Key Word スポーツ振興の特徴、機能別推進体制、リハビリ、セラピューティックレクリエーション、スポーツ、地域や学校の現状

5

テーマ/Theme スポーツに必要な資源とサービス(ハードウェア ヒューマンウェア ソフトウェア)②

キーワード/Key Word 補装具・補助具 障害者優先スポーツ施設(障害者専用型 共用型) スポーツの公正モデル  

6

テーマ/Theme スポーツに必要な資源とサービス(ハードウェア ヒューマンウェア ソフトウェア)③

キーワード/Key Word 障害者スポーツ指導者制度 指導者のコンピテンシー エンパワメント スポーツにおける合理的配慮 ボランティア

7

テーマ/Theme アダプテッドスポーツの品質評価

キーワード/Key Word 医療モデル 社会構成モデル サービス品質 当事者評価の重要性 障害者とエンパワメント

8

前半の総括:これまでのまとめ

前半のまとめ:障害者とスポーツに関する発表・提案:スポーツ政策やスポーツ報道における子どもとスポーツの現状と課題を取り上げる。発表、提案、調査

9

テーマ/Theme 身体障害者とスポーツ ① (肢体不自由を中心に)

キーワード/Key Word 頚椎損傷 脊椎損傷 二分脊椎 切断 筋ジストロフィー 脳性まひ 
障害の特性とスポーツにおける合理的配慮 スポーツ種目の紹介

10

テーマ/Theme  知的障害者・精神障害とスポーツ

キーワード/Key Word
知的障害 発達障害 精神障害 指導の特徴 視覚化 スモールステップ 賞賛 配慮と工夫

11

テーマ/Theme  障害のある子どもと体育・スポーツ

キーワード/Key Word 発育・発達 早期発見・早期療育 インクルーシブ体育 指導のポイント

12

テーマ/Theme 障害者とスポーツ:発展とその背景:障害者スポーツの「光と影」

キーワード/Key Word 国際大会:パラリンピック デフリンピック スペシャルオリンピックス、テクノロジーとスポーツ、パラリンピックのドーピング

13

テーマ/Theme ポスト2020東京パラリンピックの課題

キーワード/Key Word 競技力向上 拠点施設 タレント発掘 競技種目団体の脆弱性 選手のセカンドキャリアと好循環の創出

14

テーマ/Theme 最終レポート(確認テスト) 授業総括

キーワード/Key Word 障害者とスポーツの関係を踏まえて、現状と課題を総括する。

Class Format

本授業は、原則対面で行います。
8回目、14回目の授業はレポート等を用いて課題に対する意見交換を行います。

Recommendations for Private Study

授業において、障害者スポーツの大会や実践現場の情報を提供するので、観戦や見学、またボランティアとして参加してほしい。授業外での実践経験やメディア観戦は、感想を含めて2回の確認テスト(レポート)内に記載のこと。 成果物として障害者スポーツの時事問題に関するレポートを課す。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

1.対面授業においては、終了後にコミュニケーションペーパーを配布し、記載内容から授業への取り組み状況、出席状況を評価する(30%)。なお、欠席が対面授業回数の1/3以上の者は、原則評価の対象としません。課題は提出のこと。
2.受講生の到達目標に対応して、授業期間中に学修到達度を最終的に確認する検証テスト(レポート)を計2回行う。基本概念や語句の理解を前提に、現実問題に対する洞察力を試す問題を出す。答案の構成や論理性を重点的に評価する(1回目20% 2回目50%)。
3.授業外での実践経験やメディア観戦は、レポート内に記載する。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

近年では、小学校、中学校、高校の学習指導要領にパラリンピックが取り上げられるようになりました。障害者のスポーツは、個人の身体能力、年齢、障害の有無などにとらわれず、ルールや用具を工夫して、その人に適合させたスポーツを展開するアダプテッドスポーツおよび、同等の/もう一つのという意味を含むパラスポーツの範疇でとらえられています。障害者スポーツの研究は「学際的な実践」と「現場の連携」が特徴であり、エビデンスを踏まえた普及が課題となっています。授業では多くのデータを紹介しますので、特別な存在ではなく、身近な問題として考えてほしいと思います。
受講者の状況に応じて、内容を変更することもあります。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

特に指定しないが、毎回の授業で資料を配布します。

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)https://www.parasports.or.jp/
日本アダプテッド体育・スポーツ学会 https://www.adapted-sp.net/

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/