授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50924:都市マネジメント論(P) 2024 秋セメスター 金3 政策科学部 山出 美弥 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS257講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 日本における都市整備は,高度経済成長時代は人口増等に伴う都市開発が主体であったが,現在のような人口減少時代においては都市の縮退状況等を踏まえたコンパクトシティの実現など,どのように都市を維持していくのかといった“都市マネジメント”に主眼が移ってきている。本講義は,都市の成り立ちを歴史的背景から概観したのち,現在の都市論とは何か,またそれに伴う都市マネジメントの必要性とその方向性,具体的な事例についての議論を行う。また,各々の身近な地域をフィールドとするマネジメント計画書を作成し,持続可能な都市デザインに必要な都市マネジメントとは何か?を検討することを目的としている。

受講生の到達目標

都市マネジメントに関わる基本的事項や概念を理解するとともに,自分なりの都市マネジメント観を持つことを目標とする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

関連領域の科目として,「まちづくり入門」,「都市計画」,「都市景観論」,「住宅政策論」,「災害と安全」,「減災政策」,「コミュニティ防災論」,「都市経済論」等を履修することが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

都市マネジメントの必要性-開発からマネジメントへ-

人口動態・都市動態,まちづくりとは?

第2回

持続可能な都市とは?

問題解決型思考と資源活用型思考について考えてみる

第3回

日本における都市の形成の歴史を知る

近代以前・近代以後

第4回

日本における都市マネジメントの歴史

都市整備の歴史,都市マネジメント・まちづくりの歴史

第5回

予測と計画の政策科学

社会的問題の科学的予測にもとづく計画学

第6回

海外の都市マネジメント(西欧編)

ヨーロッパ:田園都市から都市再生まで,アメリカ:ニューアーバニズム等

第7回

海外の都市マネジメント(アジア編)

タイ,インドネシア,韓国等の都市マネジメント

第8回

都市計画制度の体系と都市マネジメントに関わる諸制度

地域地区・都市計画事業,都市計画マスタープランにおける住民参加,エリアマネジメント

第9回

災害に強いまちづくり

震災復興,コミュニティ防災,エリアマネジメント,ホーム・オーナーズ・アソシエーション,コンパクトシティ

第10-11回

都市マネジメントワーク(調査)

茨木キャンパス周辺の都市マネジメントを考えてみる

第12-13回

都市マネジメントワーク(提案)

身近な地域をフィールドとする“都市マネジメント計画書”の作成(グループワーク),エスキス:計画書チェック・アドバイス

第14-15回

都市マネジメントワーク(発表)

プレゼンテーション:マネジメント計画書(グループワーク)

授業実施形態

対面授業15回

授業外学習の指示

ケーススタディとして身近な地域のまちづくり事例を挙げる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

出席,マネジメント計画書の内容,プレゼンテーションの内容

成績評価方法(備考)

 都市マネジメントに関わる基本的事項や概念について講義内容を理解できているか,自分なりの都市マネジメント観を持つことができているかどうかを“マネジメント計画書”により評価する。講義等で得た知識をベースとして,その上に根拠とビジョンのある独自の考え方が構築できているかを評価のポイントとするため,毎回の講義に出席し,内容を理解することが重要である。また,授業内で各々の身近な地域をフィールドとする“マネジメント計画書”を提出するとともに,プレゼンテーションを行い,その内容を評価する。

受講および研究に関するアドバイス

 都市の問題は,経済状況や人口動態等に応じて日々課題が変化してきており,その解決策を検討する方向性も臨機応変に対応していかなければならない。身近な都市環境の課題を考えるなど能動的に受講ほしいと考えている。講義では,写真や図面,まちづくり手法など国内外の事例を多く見せるので,都市マネジメントをめぐる議論の実体的把握に努めてほしい。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
地域共生の都市計画 三村 浩史 学芸出版社 4761531290

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

講義にて紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html