| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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| 15372:犯罪学(JA) | 2024 | 春セメスター | 木1 | 法学部 | 山口 直也 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、様々なデータ・資料を用いながら、事実学の観点から、犯罪社会学、犯罪心理学、大脳生理学を中心とした犯罪原因論をまず学習します。そのうえで、わが国が直面する犯罪対策の一環としての犯罪者(少年犯罪者含む)処遇論を上記の実定法の内容を中心に、規範学の観点で学習します。
これらの学習内容については、毎授業中の双方向のやりとり(投票機能)、中間レポート及び最終定期試験でそれぞれ理解度を確認します。また、中間レポート及び最終定期試験の講評は事後にmanaba-Rに掲載しますので復習に役立てて下さい。
なお、各回の授業のレジュメ・資料については、事前(遅くとも授業日の前々日まで)にmanaba+Rのコンテンツ欄に掲示するとともに、授業日当日までに資料配布棚に配置します。
受講生の到達目標
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 第1回講義 |
1 犯罪学(刑事政策学)とは何か
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1 犯罪学(刑事政策学)の歴史、犯罪学(刑事政策学)の対象領域と学際的議論の展開、犯罪学(刑事政策学)の現代的動向について学ぶ。
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| 第2回講義 | 犯罪・非行心理学の基礎理論と現代的課題-犯罪心理学ケース研究- |
各種犯罪類型(連続殺人、大量殺人、テロリズム、子どもへの性的虐待)を犯罪心理学的観点から検討するとともに、主として、相模原障害者施設殺傷事件についてケース研究を行います。 |
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| 第3回講義 | 犯罪社会学の基礎理論と現代的課題(1)(少年非行の原因) |
犯罪社会学の基礎理論(社会解体論、文化葛藤論、分化的接触論、アノミー論、非行副次文化論、分化的機会構造論、漂流理論、ラベリング理論、社会的絆理論、環境犯罪学理論等)を踏まえたうえで、少年非行の原因論について分析します。
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| 第4回講義 | 犯罪社会学の基礎理論と現代的課題(2)(特殊犯罪類型の分析)、犯罪統計論 |
ホワイトカラー(企業)犯罪、組織暴力団犯罪、ファミリーバイオレンス、性犯罪、交通犯罪について、その原因論・対策論について学びます。また、犯罪学研究に必須の犯罪統計の収集方法、統計の読み方等について学びます。 |
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| 第5回講義 | 刑罰論の展開-特に死刑制度について考える- |
刑罰の目的と種類、死刑、自由刑、財産刑、保安処分ついてそれぞれの基本概念について理解し、現代的課題を考察します。
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| 第6回講義 | 施設内処遇 (1)-監獄法改正までの軌跡- |
明治時代(1908年)に制定されて(平成時代)2006年まで運用されてきた受刑者処遇に関する法律である「監獄法」の問題点を検討するともに、同法廃止のきっかけとなった「名古屋刑務所事件」について分析し、現行法である刑事収容施設法の意義についてその歴史的背景を探ります。 |
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| 第7回講義 | 刑事施設内処遇(2)-刑事収容施設法における新しい犯罪者処遇- |
刑事収容施設法下における処遇の概要について勉強します。特に、刑事施設視察委員会の役割、職業訓練の意義、刑務所医療の問題点について、関係法令・通達を参照しながら理解を深めます。また、矯正医療、大阪刑務所における処遇困難者処遇については、ビデオを視聴します。 |
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| 第8回講義 | 刑事施設内処遇(3)-薬物犯罪者の処遇- |
現在の刑事司法政策の中で最も問題となっている薬物犯罪及び薬物犯罪者処遇の問題点を重点的に勉強します。特に、薬物治療治療プログラムとして知られるSMARPP、薬物離脱指導の受講義務、そして、米国における新たな取り組みであるドラッグコートについてビデオを視聴して検討します。 |
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| 第9回講義 | 刑事施設内処遇(4)-女子受刑者処遇- |
現在の刑務所運営の中で大きな問題となっている女子受刑者処遇の問題点について重点的に勉強します。特に、女子受刑者に対する就労斡旋、高齢女子受刑者処遇の問題、そして女子受刑者に特有の摂食障害の問題について検討します。なお、これらの問題については、加古川刑務所、北九州医療刑務所、和歌山刑務所における処遇に関するビデオを視聴します。 |
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| 第10回講義 | 刑事施設内処遇(5)-高齢受刑者・障がい受刑者処遇- |
現在の刑務所運営の中で大きな問題となっている高齢受刑者・累犯障害受刑者処遇及び社会復帰の問題点を勉強します。特に、社会復帰支援指導プログラム、累犯障害者の問題、そして、高齢受刑者・障がい受刑者の特別調整と地域生活定着支援センターの役割について、ビデオを視聴しつつ、理解を深めます。 |
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| 第11回講義 | 刑事施設内処遇(6)-PFI刑事施設における初回受刑者処遇とわが国の刑事施設の未来- |
わが国において運営されている官民協働刑事施設であるPFI刑事施設の機能を通じて、わが国の矯正の未来を考えます。特に、PFI刑事施設の運営状況、治療共同体の役割について、ビデオを視聴しつつ検討します。 |
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| 第12回講義 | 施設内処遇の基本原則と現代的課題-少年施設内処遇- |
家庭裁判所の保護処分として非行少年が収容される少年院における処遇の現代的課題を検討します。特に、現行法への改正につながった、広島少年院暴行事件が提起した問題点を分析したうえで、少年院の種類、矯正教育の概要について、法令、通達を参照しながら勉強します。なお、少年院処遇、出院後の就労支援についてビデオを視聴します。 |
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| 第13回講義 | 社会内処遇の基本原則と現代的課題(1)-仮釈放・保護観察- |
仮釈放制度、保護観察制度の基本構造を理解します。そのうえで、仮釈放・仮退院のうえで課される保護観察中に利用する地域生活定着支援センター、自立更生促進センターの意義と機能について勉強します。また保護観察における良好措置・不良措置とは何かを理解します。上記に関していくつかのビデオを視聴します。 |
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| 第14回講義 | 社会内処遇の基本原則と現代的課題(2)-刑の一部執行猶予制度- |
主として薬物犯罪者に対して適用される刑の一部執行猶予制度の意義及び機能について勉強したうえで、当該制度の有効性について検討します。特に、刑の一部執行猶予制度の概要(各要件)、一部執行猶予の取消事由等について、関連法令を参照しつつ理解を深めます。 |
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| 第15回講義 | 犯罪被害者の権利・利益と修復的司法の行方 |
犯罪被害者保護の歴史、犯罪被害者の法的地位(犯罪被害者基本法を中心に)、刑事手続における被害者参加制度、少年司法手続と犯罪被害者、修復的司法についてそれぞれ検討します。なお、修復的司法についてはアメリカにおける取組をビデオを視聴しつつ、その意義について考えます。 |
授業実施形態
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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| 定期試験(筆記) | 60 | ・比較的長文の事例問題(特に実定法に関わる問題)を出題します(60点満点)。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
40 | (1)中間レポート(30点満点)
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| ビギナーズ刑事政策 第3版補訂版 | 守山正・安部哲夫編著 | 成文堂 | 978-4792353919 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html