授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14825:スポーツと現代社会(SA) 2024 春セメスター 金2 産業社会学部,国際関係学部 権 学俊 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

   オリンピックやW杯に代表される国際的なスポーツイベント、欧州におけるサッカー選手の国を超えた移籍・帰化など、スポーツはグローバル化の時代の中で多様な展開を見せ、社会とともに大きく変化している。そのため、現代社会におけるスポーツの持つ多様な意味やスポーツに関わる諸問題を理解するためには、多角的な視点、総合的な分析によりスポーツを批判する力が求められる。
   本講義では、スポーツと現代社会に関する基礎知識を習得し、現代社会におけるスポーツの機能・役割などを社会的・政治的・経済的側面から把握するとともに、現代社会におけるスポーツの持つ意味と諸問題についても考察していく。

●初回の授業は、オンライン(ライブ配信型、zoom)で実施します。
● 平常点評価100%科目です。計3回の小レポート(毎回1,200字以上。manaba+Rに提出) と毎回コミュニケーションペーパーやmanaba+Rに提出してもらい評価します。
●コミュニケーションペーパーや manaba+R を用いて授業関連の感想や授業関連の質問に対するの提出を求める。その意見の中で、講義内容と深く関わっている良い意見を選定し、次週の授業で紹介や補足説明を行う。選ばれた意見については、加点する。
● 小レポートは1回20点×3回=60点、授業内容の質問に答えるコミュニケーションペーパーの評価が40点です。平常点評価100%の科目です。
●授業スケジュールは若干変更される場合がある(ゲストスピーカーの日程など)。
●感染状況により、対面授業を数回オンライン授業(オンデマンド)に変えて行う場合がある。

 


受講生の到達目標

学生の皆さんと共にスポーツと現代社会について考え、意見を述べあえる授業を目指す。

(1) 講義を通じて、現代社会とスポーツの社会的、文化的変動を具体的なトピックの検討を通じて理解 し、現代社会とスポーツとの関わり・全体像を明らかにする。
(2) 現代社会とスポーツの関わりについて具体的に調査・分析する能力を養うとともに、スポーツに関する広い視野と批判能力を身に付ける。
(3) テーマに対して自らの考えを表現することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1〈オンライン授業・ライブ配信型授業〉Zoom

スポーツと現代社会についての概要と導入、オリエンテーション

ガイダンス、授業内容、成績評価、小レポート、スポーツと現代社会
ライブ配信

権学俊 KWON HAKJUNさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。

トピック: スポーツと現代社会一回目授業

Zoomミーティングに参加する
https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/4743693741?omn=91055901442

ミーティングID: 474 369 3741

2〈対面授業〉

近現代社会とオリンピック❶ ー オリンピックと国家間競争

クーベルタン、オリンピック憲章、国歌、国旗、ナショナリズム、オリンピズム、メダル至上主義、冷戦 

3〈対面授業〉

近現代社会とオリンピック❷ ー オリンピックと公式記録映画

公式記録映画、『民族の祭典』『美の祭典』、ナチス、プロパガンダ、聖火リレー、政治性

4〈対面授業〉

オリンピック公式記録映画から読み解くスポーツイベントの意味と歴史性・社会性

国際競技力、オリンピック公式記録映画などの鑑賞と質問に答える
①『民族の祭典』『美の祭典』
②公式記録映画『東京オリンピック」
③中国の開会式などの関連映像など

5〈対面授業〉

近現代社会とオリンピック❸ー 日本の東京オリンピック、三つの東京オリンピック【1】

幻の東京オリンピック、関東大震災、都市整備、明治神宮外苑、聖火リレー、記録映画『東京オリンピック』、国民運動、自覚と誇り、閉塞感、石原慎太郎、東日本大震災、復興五輪、国威発揚

6〈対面授業〉

近現代社会とオリンピック❹ー 日本の東京オリンピック、三つの東京オリンピック【2】

幻の東京オリンピック、関東大震災、都市整備、明治神宮外苑、聖火リレー、記録映画『東京オリンピック』、国民運動、自覚と誇り、閉塞感、石原慎太郎、東日本大震災、復興五輪、国威発揚

7〈オンデマンド型授業〉

日本社会にとって「ラジオ体操」とは何か。

帝国主義、国民の形成、国民国家と身体規律、保健衛生思想、国家的「記憶」、集団化、ナショナリズム、近代的身体・社会的身体、象徴儀礼、政治性、国民統合、国民主義

8〈オンデマンド型授業〉

Jリーグの発足と地域貢献活動

Jリーグ、百年構想、企業スポーツ、地域創生、地域活性化、まちづくり、地域の時代、環境活動、介護活動、教育活動

9〈対面授業〉

映画・ドキュメンタリーからオリンピックの歴史と問題を読み解く。

①「検証東京オリンピック」
② 2020東京オリンピック予算、利権、施設整備などの関連映像など
③『炎のランナー』(1981年公開)など、イギリス映画、パリ五輪、勝利至上主義

10〈対面授業〉

ドキュメンタリー映画「アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦」(2003年)から考えるスポーツの意味とは? サッカーやワールドカップに関する「映像」授業 

スポーツとは何か。ワールドカップの存在意味とは? 現代のスポーツを批判する、考えさせられる映像をみて頂く。
①ドキュメンタリー映画「アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦」(2003年)
②「市民の20世紀ー高まるスポーツ熱」
③「日本サッカー ベルリンの軌跡」など

11〈オンデマンド型授業〉

現代社会とワールドカップ❶ ー ワールドカップの歴史と商業化

サッカー、FIFA、ワールドカップ、商業化、放映権料、電通
サッカーの起源や歴史に関する映像も併せてみて頂く。
①サッカーの誕生と歴史(中国、エジプトの歴史の中でのサッカー)
②1920年代イギリスにおけるサッカー(地域社会とサッカー)   
③サッカーの応援団の歴史 など

12〈対面授業〉

現代社会とワールドカップ ❷ ー 2002年日韓ワールドカップ共同開催の歴史的意味と日韓関係

日韓関係、植民地支配、記憶、国民(歴史)意識、改善、他者、日韓サッカー交流、日韓の連携と交流、日本大衆文化開放、相互理解、日韓パートナーシップ、日韓国民交流年
映像ー日韓サッカー関連。日韓戦が盛り上がる理由は? 

13〈対面授業〉

日本のスポーツ、スポーツイベントの問題点と課題 ― 国民体育大会(国体) の事例

国民体育大会、明治神宮体育大会、連続性、歴史的変遷、戦後復興、象徴天皇、選手強化、施設整備、莫大な予算、天皇杯・皇后杯、大衆化、日の丸・君が代、県民運動、地域開発、ナショナリズム

14〈オンライン授業・ライフ配信型授業〉

現代社会のスポーツとナショナリズム ゲストスピーカー
(ゲストスピーカー: 中西新太郎先生 横浜市立大学名誉教授)

ナショナリズム、国家意識、国家、民族、国籍、グローバル化、オリンピック、反日、嫌韓、反中

15〈対面授業〉

日本のスポーツ、スポーツイベントの問題点と課題 ― スポーツイベントは我々と社会に何をもたらすのか。

都市開発、スポーツ振興、施設整備、ナショナリズム、象徴儀礼、政治性、国民統合、国民主義、グローバリゼーション、スポーツの多様性、スポーツのあり方、メディア、国家、商業主義、労働移民

授業実施形態

本授業は、対面授業とメディアを利用した授業(ライブ配信型とオンデマンド型)で行う。対面授業における同時配信・録画配信は行わない。初回の授業は、オンライン(ライブ配信、zoom)で実施します。

トピック: スポーツと現代社会【一回目授業】
時間: 2024年4月5日 10:30 AM 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する
https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/4743693741?omn=91055901442

ミーティングID: 474 369 3741

授業外学習の指示

◆授業内容について参考書やインターネットを通して、あらかじめ予習をし、授業の後には講義の内容を「復習」すること。授業前に前回の授業のレジュメに目を通し、復習するように努めてほしい。
◆疑問に思った点や分からない部分は、manaba+Rを通して教員に質問して下さい。
◆北京冬季オリンピック大会の外交的ボイコット問題、東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシー、地域スポーツや施設整備の問題など、スポーツと関わるテレビ・新聞などの報道に出来るだけ接し、知識や問題意識を高めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

1. 数回に一度の割合で、講義内容に関する「小レポート」(字数は、毎回1,200字以上。形式は自由)を提出してもらい、その内容を日常点・平常点として評価する。また、コミュニケーションペーパーの内容も評価する。詳細に関しては、授業中に説明をする。(小レポート60点、コミュニケーションペーパーの内容40点)
2. 小レポートの評価については、授業内容についての理解度、論理構成の的確さ、独自の課題意識などを基準に総合的に評価する。
3. 計3回の小レポート(一回20点ずつ×3回=60点)とコミュニケーションペーパーの内容40点で成績を評価する。平常点評価100%です。

成績評価方法(備考)

◆ 本科目は、三分の二以上の出席(出席カード提出) を前提とし、成績評価を行う。
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◆小レポートとは別に、「自主レポート」の提出を認める。
◆自主レポートの提出は、受講生の「自由」であり、提出しなくても「減点はしない」が、成績に「加点」する。
◆内容は、スポーツ関連の新聞・雑誌記事を読んで感想を書いて提出すること。
  (A4 1枚程度、形式は自由)。➡ manaba+R の掲示板に提出
◆あくまでも現代社会とスポーツとの関わりに関する記事を取り上げること。
◆生涯スポーツ、学校体育(部活問題など)、地域スポーツ(総合型地域スポーツクラブ)、日本の国際競技力、東京オリンピック、スポーツ関連予算、スポーツ施設整備など、スポーツに関するテーマなら、どんなテーマでも大丈夫です。
◆海外のスポーツ事情や問題点を取り上げても大丈夫です。
⇒ プロ選手の動き(移籍、打率など)、試合結果、選手個人情報のまとめなど、講義内容とは離れた自主レポートについては、加点しない。
◆スポーツを総合的・批判的にとらえること。

受講および研究に関するアドバイス

スポーツ関連のニュースに関心を持つこと。スポーツを総合的・批判的に考えられるように努めること。
各自の関心分野やテーマを講義内容と関連付けながら、小論文形式でまとめることをお勧めします。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

テキストは特にない。レジュメを配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
現代スポーツ社会学序説 海老原修 杏林書院 4764415666
現代スポーツのパースペクティブ 菊幸一他 大修館書店 9784469266139
変容する現代社会とスポーツ 日本スポーツ社会学会 世界思想社 4790707237
メディアスポーツ解体 森田浩之 NHKブックス 9784140911488
国民体育大会の研究 権学俊 青木書店 4250206319
スポーツとナショナリズムの歴史社会学 ―戦前=戦後日本における天皇制・身体・国民統合 ― 権学俊 ナカニシヤ出版 978-4-7795-1558-3

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、参考文献は毎回の講義時に紹介する。

参考になるwwwページ

文部科学省  http://www.mext.go.jp/
厚生労働省  http://www.mhlw.go.jp/
一般社団法人長寿社会開発センター  https://nenrin.or.jp/
公益財団法人日本スポーツ協会   http://www.japan-sports.or.jp/ 
公益財団法人日本オリンピック委員会   http://www.joc.or.jp/
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会  http://www.jsad.or.jp/
独立行政法人日本スポーツ振興センター  https://www.jpnsport.go.jp/
公益財団法人日本スポーツクラブ協会   http://www.jsca21.or.jp/
公益財団法人日本体育施設協会   https://www9.jp-taiikushisetsu.jp/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

授業内容に関する質問、疑問、参考資料などのご相談は、可能な限り、お話をうかがいます。気軽に声をかけて下さい。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html