授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15790:[2025 春セメスター]外国史Ⅰ (SA) § 15791:(教)外国史Ⅰ(SA) § 15792:外国史Ⅰ(J1) 2025 春セメスター 水3 法学部,産業社会学部 大平 浩史 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
当授業では、古代から近現代に至るまでの中国史について講義を行う。講義は、仏教史や「農耕社会と遊牧社会」等の観点からも振り返りつつ、基本的には時間軸に従って進める。仏教は中国において外来宗教であったが、やがて中国社会に深く根ざしていった。また中国は侵入してくる「異民族」からの影響も大きく受けつつ、国家体制を形成してきた。こうした仏教の置かれてきた歴史的文脈や、周辺諸地域との関係などからも中国史を学ぶことで、中国に対する見方を広げていく。そして歴史的事件の意義や、東アジア世界への影響などについても触れながら、中国の歴史的展開について理解を深めていく。

授業は講義形式で行う。毎回、授業後に小課題の提出を求め、その中から特徴的なものを次回以降の授業で取り上げ、補足説明を行う。それに伴い、出席確認も行う。
授業内容についての質問がある場合は、質問事項を共有し、重複を避けるために、manaba+Rの「掲示板」に書いて貰う。そして授業内容に即したものを優先して、次回以降の講義内でフィードバックする。
また期末レポートの提出を必須として求め、平常点評価に加える。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

各々の歴史的事項のつながりや因果関係などを把握しながら、その歴史的過程や意義、特色などを理解し、説明することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

高校世界史で学習する程度の中国史に関する知識を有していることが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

仏教伝来以前の中華世界

中国の古代文明、農耕社会と遊牧社会、上古三代(夏・殷・周)、春秋・戦国、孔子、荘子、秦の統一、中央集権化

2

漢帝国と周辺諸地域

前漢・後漢、武帝、冊封体制、中央集権化と対外政策、匈奴、仏教伝来

3~4

分裂と融合の魏晋南北朝時代

三国時代、五胡十六国、北方民族、南北朝、拓跋国家、胡漢二重体制と中国的一元化政策、「宗教の時代」と仏教

5

隋唐帝国の形成

隋の南北再統一、国家制度の整備、唐と周辺諸地域、唐の豊かな国際色と「胡族」、隋唐と仏教

6

宋と遼・金

北方諸民族の動向、唐宋変革、朱子学、禅、遼、金、二重統治体制、モンゴル

7

元から明へ

元朝、フビライ、駅伝制、朱元璋、明朝、周辺諸地域、北虜南倭、チベット仏教

8【ライブ配信授業】

清朝の長期政権

満洲、八旗、弁髪、清朝の支配構造、康煕帝、雍正帝、乾隆帝、チベット仏教、明清時代の周辺諸国(台湾・モンゴル高原・チベット・朝鮮・琉球・日本)
ライブ配信はzoomを用いる。URL等は、授業当日の午前8時に「コースニュース」で通達する。

9

清末期の動乱と社会

アヘン戦争、太平天国、洋務運動、朝鮮半島をめぐる日本の対応と日清戦争、清末期における日中関係と仏教

10

「瓜分」と愛国主義

中国分割の危機、義和団、進化論、キリスト教の中国進出と中国仏教、「保皇」と「革命」、辛亥革命

11

五四運動と中国社会の変動

第一次世界大戦と中国、五四運動と革命の広がり、新文化運動、東西文化論争と仏教、国民党・共産党、国共合作、北伐と中国統一

12

日中戦争から中国革命へ

国民政府、日中戦争、国共内戦、蔣介石、毛沢東、中華人民共和国の成立

13【ライブ配信授業】

共産党主導の時代へ

ソ連型社会主義、毛沢東型社会主義、文化大革命、改革開放政策、鄧小平
ライブ配信はzoomを用いる。URL等は、授業当日の午前8時に「コースニュース」で通達する。

14

現代中国と宗教問題

法輪劫、プロテスタント、イスラム教、チベット仏教、仏教

授業実施形態

第1回~第7回、第9回~12回、第14回を対面授業。第8回、第13回をメディア授業(ライブ配信)。対面授業では、原則として同時配信・録画配信を行わない。【+R授業】は第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

知識を詰め込むのではなく、歴史全体の流れを押さえ、前後のつながりをよく確認すること。
そして日頃から中国および周辺地域についての報道や書籍等に関心をもち、紹介する参考書などをよく読むなどして、授業で学んだことと関連付けながら知識を深めるように努力することを求めたい。

 

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・平常点 4点×14回=56点
(毎回、授業後に提出して貰う小課題)
・期末レポート 44点

成績評価方法(備考)

毎回の小課題については、記述内容が授業内容を踏まえていなかった等の場合に、評価が低くなることがあります。従って、1回の提出につき必ずしも4点を与えられるとは限りません。
期末レポートについては、授業内容を理解した上で自分の言葉で組み立てて論じることができているかどうか、また歴史に対する問題意識をはっきりと持つことができているかどうかを評価基準とします。
また毎回の小課題ならびに期末レポートとともに、代筆・コピペ・レジュメの丸写し・他人の回答と同一内容であること等が判明したものは、0点といたします(代筆は、代筆した者・代筆して貰った者、ともに0点)。

なお対面授業中や「ライブ配信授業」における私語や携帯電話の使用など、講義の進行や他の受講生に対する妨げになると講義者が判断するような行為を取った者に対しては、即刻退室を求めたり、成績評価を大幅に減点することがあります。
また、教育実習などやむを得ない事情で欠席する場合は、必ず事前に担当教員に申し出ること。

受講および研究に関するアドバイス

授業を聞き、資料を見ながら、イメージを色々と膨らませてみて下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
中国の歴史(上)(下) 愛宕元・森田憲司編著   昭和堂   ISBN978-4-8122-0902-8・ISBN978-4-8122-0903-5
現代中国の履歴書   山本英史著  慶應義塾大学出版会  ISBN4-7664-0979-5
歴史からみる中国 吉澤誠一郎編著   放送大学教育振興会  ISBN978-4-593-31409-4
中国社会の歴史的展開 岸本美緒著 放送大学教育振興会  ISBN978-4-595-30715-7
概説中国史(上)(下) 冨谷至・森田憲司編 昭和堂   ISBN978-4-8122-1516-6・ISBN978-4-8122-1517-3
中国と東部ユーラシアの歴史 佐川英治・杉山清彦 放送大学教育振興会 ISBN978-4-595-32189-4

参考書(使用頻度、その他補足)

上記以外にもあるが、授業中に適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/