授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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91765:経営管理特殊講義Ⅲ (01) § 91766:特殊講義Ⅰ(01) | 2020 | 秋2Q | 土3-4 | 経営管理研究科 | 濱田 初美 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
環境変化を巧みに捉えることを止揚し、自ら変化を起こして行かねばなりません。的確な経営判断により、戦略実行を成功させ、企業を発展に導く経営者の養成を目指します。成功持続のためには、新しい価値観の実現が必須であり、現状維持志向の人達との対立を克服していく必要があります。
本講義履修の結果、受講生自身が、視座が上がり・視野が拡がり・視点が変わり、多面的・長期的・根本的に考えることが出来るよう、成長されることを期待しています。
オーナーシップとは、持続的繁栄を志向した至誠(=インテグリティ)のある当事者意識です。
資本政策、ビジョン・ミッション・ストラテジー、企業文化(バリュー)、ビジネスモデル、組織設計、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス、経営継承についても考察します。
なお、全てリアルの講義であり、リモートとの併用は行いません。
*AMP(Agriculture Management Program)
受講生の到達目標
2.内外ファミリービジネスの好例を探索し本質を理解することができる。
3.企業不祥事の発生とその背景を理解し、有効的な防止策を提案できる。
4.為政者の教養とされる貞観政要を学び企業経営に活かす発想ができる。
5.将来のトップマネジメント就任・退任時を想定したスピーチができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
本講義は、*AMP(Agriculture Management Program)の総仕上げであり、経営人材養成の最終科目として位置付けています。
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1 |
テーマ:経営環境の変化
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アサインメント:日本企業の成長戦略(生き残り策)を検討
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2 | テーマ:同族企業の繁栄と衰亡 |
ケーススタディ:豪商・財閥、近江商人
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3 | テーマ:ファミリービジネス |
ケーススタディ:食品メーカー
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4 |
テーマ:所有と経営と執行の分離
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ケーススタディ:食品メーカー
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5 |
テーマ:引き際の美学
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ケーススタディ:GEとIBMにおける後継者の選任
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6 |
テーマ:草創と守成どちらが至難かについてのデイベート
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アサインメント:貞観政要を読み、感銘を受けた三点を説明する
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7 |
ゲスト:蛭田史郎氏:元旭化成㈱代表取締役社長、技術同友会代表幹事
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アサインメント:翌週金曜日24時迄に、A4・1枚レポートを作成し送信
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8 |
テーマ:オーナーシップの要諦
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アサインメント:社長就任の所信表明または会長退任スピーチを練る
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授業実施形態
授業外学習の指示
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 0 | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 8回講義中6回以上の出席、課題提出とプレゼンを単位認定の必須要件とします。
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
本科目は、AMP(Agriculture Management Program)の最終科目と位置づけており、2回生以上での受講をお勧めします。
現代の経営者は、企業を牽引する重責を担い、社内外から力量と見識を問われます。
国際紛争、経済危機、国内政治の失敗、難民・失業問題、異常気象、為替乱高下、税制改革、エネルギー・資材等の高騰、新興国台頭、環境問題、労使関係、M&A等々、難題は次々に降りかかります。
ケーススタディを軸に講義を進めます。自身の力量を見極め、客観的スタンスから、本講義を飛躍の契機にしてください。
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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『貞観政要』に学ぶリーダー哲学 | 竹内良雄 川崎亨 | 東洋経済新報社 | 978-4-492-96138-4 | 貞観政要の解説書 |
帝王学 貞観政要の読み方 | 山本七平 | 日本経済新聞社 | 978-4532190453 | 〃 |
貞観政要のリーダー学 | 守屋 洋 | プレジデント社 | 978-4833417778 | 〃 |
貞観政要(新釈漢文大系) | 原田 種成 | 明治書院 | 978-4625570957 | 貞観政要の本編:帝王学の古典 |
言志四緑 | 佐藤一斎 | 講談社 | 978-4061582743 | 指導者の指針となる名言多数有 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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指導者とは | リチャード・ニクソン | 文藝春秋 | 978-4163406305 | ニクソン大統領の回顧録 |
地政学入門 | 曽村保信 | 中公新書 | 978-4121007216 | 地政学の入門書 |
アメリカの鑑・日本 | ヘレン・ミアーズ | メディアファクトリー | 4-88991-350-5 | GHQメンバ―による日本研究書 |
昭和16年夏の敗戦 | 猪瀬直樹 | 中公文庫 | 978-4-12-205330-4 | 若手エリートによる日米開戦シミュレーション |
企業不祥事を防ぐ | 國廣 正 | 日本経済新聞出版社 | 978-4-532-32303-5 | 豊富な実務経験による実践的対策 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
経営のフレームワーク解説とケーススタディ、受講生の課題発表、ディスカッション等を組み合わせ講義を進めます。
事前欠席連絡、課題提出等は、eメールアドレス宛に送信してください。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html