授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
31401:生物学基礎実験(M) 2022 秋1Q 水3-5 生命科学部 浅井 智広、尾上 靖宏、久保田 幸彦、寺内 一姫、長野 稔、深尾 陽一朗 1

キャンパス

BKC

授業施設

学生実習室5南

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

今日の生物学の知識は様々な実験によって発見、検証されてきたものである。生物や生体試料は多様かつ柔軟であり、時間や環境とともに容易に変化する。そのため、物理や化学の実験と比較して、生物学では実験条件や反復回数が制限されることが多く、再現良く実験結果を得るには相応の知識背景と技術の熟練が不可欠である。本実習では、生物学的な研究において日常的に行われている実験を通して、今日の生物学実験を安全に遂行するための基礎的な知識と技術を修得する。生体分子の分光学的な定量実験を通して、生物学実験で一般的に使用される試薬や器具の取り扱い方法を学ぶ。微生物の培養実験を行い、今日の分子生物学実験において多用される、微生物の取り扱い方を学ぶ。生物試料の顕微鏡観察によって、光学顕微鏡の使用方法を修得する。また行った実験の成果をレポートにまとめることて、基本的なサイエンスライティング技術を身につける。

【受講上の注意】
対面授業での実施を予定していますが、一部の内容はWEBでのライブ配信授業で行う場合があります。
また、対面授業で行う予定の内容も、感染拡大状況によりWEB授業に変更する場合があります。
詳細はmanaba+Rを通じて指示しますので、manaba+Rをこまめに確認しておいてください。

受講生の到達目標

1)生物学実験に使われ、一般的なる試薬や器具類を安全に取り扱える。
2)実験に使う試薬を秤量し、必要な溶液を正しい濃度で調製できる。
3)吸収スペクトルの測定によって、基本的な生体分子の同定と定量ができる。
4)無菌操作によって任意の微生物を培養でき、また必要に応じて滅菌できる。
5)光学顕微鏡を自在に使用し、微生物や組織の微細構造を観察することができる。
6)数値データをグラフにプロットし、適切な回帰分析を行うことができる。
7)実験で得られた成果をレポートにまとめて報告することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション、試薬の秤量

実習の概要説明、安全衛生管理の教育、pH緩衝液の調製

2

生体分子の分光分析1

吸収スペクトルによる生体分子の同定

3

生体分子の分光分析2

吸光度法と比色法によるによる生体分子の定量

4

アカデミックライティング、微生物学実験1

実験レポートの査読と推敲

5

微生物学実験2

滅菌と無菌操作、微生物の培養と分離、生菌数の計測

6

光学顕微鏡観察1

光学顕微鏡の取り扱い、プレパラートの作製、プランクトンの観察

7

光学顕微鏡観察2

観察試料の染色、植物組織の観察、動物組織の観察

8

総評

レポートの講評、確認テスト

授業実施形態

BCPレベル1~2の場合は、原則として対面で実習を実施する。ただし、BCPレベル1~2であっても感染状況の悪化や不測の事態を考慮して、BCP3~4の対応をする場合もありうる。詳細は、manaba+Rを通じて連絡する。

BCPレベル3~4の場合は、初回授業はオンデマンド授業とし、2回目以降は、状況応じて対面もしくはWeb授業とする。詳細は、manaba+Rを通じて連絡する。

授業外学習の指示

製本された実験ノートを必ず用意すること。
予習内容や実験結果、推論や考察などは全て実験ノートに書くこと。
オリエンテーションで配布する実習書に目を通し、よく予習しておくこと。
実習書の各実験について、原理と必要な知識背景をよく調べておくこと。
実験の目的をよく理解し、手順や操作と共に実験ノートにまとめておくこと。
実験終了後はすぐに結果をまとめ、レポートを作成すること。
レポートは必ずオリジナルなものを作成すること。剽窃行為は一切認めない。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポート(出席)にて評価を行う:80%
その他(理解度を確認するために小テストを行う):20%

成績評価方法(備考)

安全管理上、基本的に遅刻は認めず、欠席として扱います。
実験に参加しても、レポートが未提出の場合は欠席と見做します。
実習を通して1/3以上欠席した場合には、原則として単位を与えません。

【対面授業に参加できない場合】
ライブ配信等でリアルタイムで授業に参加してもらい、manaba+Rを活用して別途レポート課題等を課す予定です。詳細はmanaba+Rを通じて改めて指示しますので、manaba+Rをこまめに確認しておいてください。

受講および研究に関するアドバイス

生物学の実験は基本的に楽しいものですが、危険な試薬や器具も扱います。慎重且つ真剣に取り組んで下さい。
常に実験の目的を意識して行うことが大切で、目的の達成如何をレポートにまとめるまでが一連の実験と考えて下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

初回のオリエンテーションで実習書を配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
理系実験のための安全マニュアル 理工系安全管理委員会 安全マニュアル編集委員会 毎回必ず持参すること。
バイオ実験を安全に行うために 化学同人編集部 化学同人 978-4-7598-1821-2 安全衛生管理の参考書
バイオサイエンスのための数学超入門講座 E. Bryson & J. Willis 化学同人 978-4-7598-1964-9 購入を強く勧める。
実験ノートの書き方 野島 高彦 化学同人 978-4-7598-1933-5 購入を強く勧める。

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特になし

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R

備考

特になし
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html