授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33038:[2025 春セメスター]アクチュエータ工学(5T) 2025 春セメスター 水3 理工学部 早川 恭弘 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス306号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 授業は,対面形式で行う.講義では,レジュメ及びテキストを用いて,ロボットやメカトロニクス機器に利用されているアクチュエ-タの種類(電気,空気圧,油圧,機能性流体など)や駆動原理を概説する.また,最先端のロボット,電動自動車などを視覚教材により提示し,アクチュエータの利用例を学ぶ.さらに,理解を深めるために具体的な事例を挙げ,目標とする動作を実現するためのアクチュエータの選定方法についても説明する.ここで、幾つかのアクチュエ-タについては、効率的な利用方法を説明する.
 定期的に,小テスト及び課題レポートを実施する.小テストに関しては,解答提出後正解を提示する.また,課題レポートに関しては,解説を行う.

受講生の到達目標

(1)アクチュエータの種類及び駆動原理を理解し,説明することができる.
(2)使用目的に合わせて最適なアクチュエータの選定ができる.
(3)大学で履修している科目の繋がりを理解し,説明することができる.

事前に履修しておくことが望まれる科目

ロボットなど制御機器開発に必要不可欠なアクチュエータ全般に関して学習するので,電気系,機械系,制御系の科目を履修しておくことが望ましい.

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

概要説明

アクチュエータ工学で学ぶ内容の概要説明とロボット開発の事例紹介

2

メカトロニクスにおける設計概論1

システム構成(アクチュエータとセンサの配置),センサ選定仕様

3

メカトロニクスにおける設計概論2

・力伝達機構,設計,歯数比の役目,
・電気系と機械系のアナロジー

4

DCサーボモータの構造,駆動原理
ACサーボモータの構造,駆動原理

モデル化,特性方程式,角度制御

5

ACサーボモータの構造,駆動原理

・シンクロナスモータ,インダクションモータ,
・回転磁界,発生トルクと角速度の関係,
・モータの制御方法

6

ステッピングモータの構造,駆動原理,モータ選定

・駆動原理の理解
・永久磁石型,可変リラクタンス型,複合型,
・モータ特性図,
・モータ選定方法

7

電動モーターの制御及び利用例
[小テスト1]

・各種モータの特徴及び選定
・特性,選定方法
・電力制御,PWM制御,応用例(CDプレーヤー,ファックスなど)
[試験範囲(第1回講義〜第6回講義)]

8

油空圧機器概論
空気圧機器1

・油空圧用ポンプ,圧縮機,アクチュエータ概要
・空気圧駆動のアクチュエータ(シリンダ,ゴム人工筋,モータ)

9

空気圧機器2

空気圧用各種弁の構造,特徴と用途について学ぶ

10

空気圧機器3
流体力学,熱力学概要説明

・空気圧用各種弁の説明(続き)
・ベルヌーイの定理,圧縮率,エネルギー方程式

11

空気圧制御

弁を用いて空気圧アクチュエータを制御する場合の手法を学ぶ

12

油圧システム

・油圧アクチュエータ及びモータの説明,
・油圧制御手法

13

油圧システム
磁性流体 他 
ニューアクチュエータ解説

・油圧システムの先端技術
・ER流体及びMR流体の説明
・圧電セラミックス,超音波モータ,形状記憶合金

14

アクチュエータ総括
[小テスト2]

・学んだアクチュエータの復習を行う.
[試験範囲(第1回講義〜第13回講義)]

授業実施形態

第 1 回~14回を対面授業にて実施する. 

授業外学習の指示

 本授業を理解し,到達目標を達成するためには,事前にテキストを読んでおくこと.また,レジュメを配布するので,事前に予習しておくこと.
 さらに,常に身の回りにある制御機器のアクチュエータに興味をもち,講義で学んだアクチュエータと比較して欲しい.
 1 回あたり2時間程度の作業を要するレポート課題を 2 回程度課す.

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 80

受講生の到達目標全てに対応して,学習到達度を最終的に確認する定期試験テストを実施する.

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
20

平常点に関しては,講義中の検証テストと課題レポート提出により評価する.
講義期間中に学習到達度を確認する検証テストを,対面講義においてmanaba+Rを用いて2回実施する.また,数回提出する課題レポートなどにより,平常点を評価する.ここで,レポート課題内容は,記述形式を主とする.

成績評価方法(備考)

A+評価については,全体の2%程度とし,Aは全体の20%,B,Cは全体の60%程度を考えている.

受講および研究に関するアドバイス

身近に使用されているアクチュエータに,どのようなものがあるか注意深く観察すること.

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
制御用アクチュエータの基礎 川村貞夫(立命館大)・田所諭(東北大)・早川恭弘(奈良高専)・松浦貞裕(松下電器)・野方誠(立命館大) コロナ社 978-4-339-04524-6

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書以外に,参考レジメを配布する.講義では,教科書とレジュメを毎回使用.

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
電子機械入門シリーズ アクチュエーターの技術 鷹野英司・加藤光文 理工学社 978-4-274-06983-3
マイクロメカニカルシステム 樋口俊郎、生田幸士 フジノテクノシステム

参考書(使用頻度、その他補足)

自習用として,参考にしてください.

参考になるwwwページ

特になし

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R

備考

特になし
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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/