授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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15439:[2022 秋セメスター]IR18‐DJ208 国際関係学セミナー(RD) § 15440:IR-DR206 国際関係学セミナー(RD) | 2022 | 秋セメスター | 月2 | 国際関係学部 | 君島 東彦、徳川 信治、南野 泰義 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
この授業を通じて、国際公務における文献講読の方法や体系的な文章のまとめ方を体得できるようになる。
評価は、形成的評価により行う。
受講生の到達目標
1. プログラムの学びを深めるために必要な学問体系(ディシプリン)を理解することができる。
2. 国際関係学における基本文献を熟読した上で、批判的検討ができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
第1回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(6) |
春セメスターの「国際公務セミナー」に引き続いて、佐藤幸治『日本国憲法論 第2版』(成文堂、2020年)の重要な部分を精読する。教材は毎回manabaにアップロードする。秋セメスターの「国際関係学セミナー」は「憲法2」と互いに補い合うような内容をめざしている。
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第2回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(7) |
第2回は「選挙制度と政党」(440-465頁)。
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第3回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(8) |
第3回は「裁判所と司法権」(623-646頁)。
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第4回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(9) |
第4回は「憲法訴訟」(671-694頁)。
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第5回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(10) |
第5回は「憲法の変動と保障」(45-66頁)。
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第6回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(6) |
27「イラク『戦争』・対テロ『戦争』:戦争とは?」
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第7回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(7) |
28「自衛隊による『武器の使用』は『武力の行使』とは違う?」
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第8回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(8) |
12「大使館は『治外法権』か?」
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第9回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(9) |
14「犯罪者は逃げ得?」
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第10回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(10) |
20「世界貿易機関とは何か?」
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第11回(南野担当) | 現代日本の統治構造①(官僚内閣制)
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飯尾 潤『日本の統治構造』(中公新書) 第1章を精読し理解する。
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第12回(南野担当) | 現代日本の統治構造②(省庁代表制)
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飯尾 潤『日本の統治構造』(中公新書) 第2章を精読し理解する。
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第13回(南野担当) | 現代日本の統治構造③(政府・与党二元体制と政権交代なき政党政治)
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飯尾 潤『日本の統治構造』(中公新書) 第3章と第4章を精読し理解する。
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第14回(南野担当) | 日本の統治構造④(議院内閣制と大統領制)
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飯尾 潤『日本の統治構造』(中公新書) 第5章を精読し理解する。
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第15回(南野担当) | 日本の統治構造④(政党政治の限界と課題)
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飯尾 潤『日本の統治構造』(中公新書) 第6章と第7章を精読し理解する。
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授業実施形態
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合でも、対面授業を継続する場合があります。
・下記の条件に該当し対面授業に参加できない学生がいた場合は、すべての授業回でWebフォローを行います。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。
[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合
【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業となりますが、対面授業を行う場合があるので、manaba+Rのコース内を確認してください。
※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679
授業外学習の指示
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 0 | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 出席状況に加えて、受講生の到達目標(1)および(2)に対応して、担当する報告(レジュメを含む。)における論点整理や現状分析、および課題の追究について評価する。また担当しない報告における質疑や討議などの参加状況も授業貢献として評価の対象とする。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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日本外交の論点 | 佐藤史郎他編 | 法律文化社 | 9784589039033 | |
日本の統治構造 | 飯尾 潤 | 中公新書 | 9784121019059 | |
国際法で世界がわかる | 森川幸一他編 | 岩波書店 | 9784000229555 | 德川担当分 |
ベーシック条約集 | 浅田正彦 | 東信堂 | 德川担当分 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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職業としての政治 | マックス・ウェーバー | 岩波文庫 | 9784003420973 | |
日本国憲法論 第2版 | 佐藤幸治 | 成文堂 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
南野(政治分野):yasumina@ir.ritsumei.ac.jp
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html