授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51614:[2025 秋セメスター]コーポレートファイナンス (B) § 51615:金融システム論(B) 2025 秋セメスター 水2 経営学部 笵 鵬達 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC237講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

コーポレートファイナンスは、株主価値(企業価値)を最大化するために、CEOが行うべき最適な投資、資金調達、およびペイアウト政策について考える学問です。本コースは、以下の3つの主要セクションで構成されます。

セクション1: 企業の目的とコーポレート・ガバナンス
このセクションでは、企業の目的、企業形態、所有と経営の分離、エージェンシー理論、そしてコーポレート・ガバナンスについて議論します。企業の社会的責任(CSR)や環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する最新の動向にも触れ、実務におけるコーポレート・ガバナンスの重要性を紹介します。

セクション2: バリュエーション
バリュエーションセクションでは、学生は金融商品(債券と株式)の価格決定方法を学びます。特に、配当割引モデル(DDM)に注目し、その基礎となる理論と実践を習得します。さらに、リスクとリターンの関係について学び、資本資産価格モデル(CAPM)の理解を深めます。

セクション3: 財務的意思決定
最終セクションでは、モディリアーニ=ミラー理論(MM理論)を中心に、資本構造政策と配当政策について考察します。投資意思決定のルール(NPV、IRR)や、資本市場の完全性が企業の財務戦略に与える影響についても検討します。


本科⽬は、教員による講義を主体とした講義形式を取っていますが、学⽣が主体性を持って能動的に学修するアクティブ・ラーニング法も取り入れています。

授業方法: 講義、討議、質疑応答、ケーススタディ、グループプレゼン
ケーススタディを実施すると、シラバスに沿ってすべての内容をカバーできない場合があります。

受講生の到達目標

(1) 学生は、良い財務的意思決定が株主(企業)価値を増加させ、悪い財務的意思決定が株主(企業)価値を破壊するという、コーポレートファイナンスの基本原則を理解します。

(2) 学生は、エージェンシー理論とコーポレート・ガバナンスについて理解し、経営者と株主間の利益の相違を適切に管理する方法を学びます。

(3) 学生は、企業価値の評価方法を習得し、企業の財務状況を正確に把握できるようになります。

(4) 学生は、企業価値を増加させる投資決定と、完全な資本市場における資金調達とペイアウトの決定の重要性を理解します。

(5) 学生は、論理的思考能力を養い、財務的意思決定を理論的に分析できるようになります。

事前に履修しておくことが望まれる科目

2回生向けの金融論を履修した後、3回生以上の学生にコーポレートファイナンスの受講を推奨します

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス

コーポレート・ファイナンスとは何か?
三つの財務的意思決定の実例;
授業の進め方と成績評価;ケーススタディ
【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照」

2-4

エージェンシー理論とコーポレート・ガバナンス

企業の目的、企業形態、所有と経営の分離、エージェンシー理論、コーポレート・ガバナンス、取締役会の役割

5-7

財務諸表分析

財務諸表の読み方、ROAとROEの関係、レバレッジ効果、デュポン分析

8-10

リスクとリターン

現代ポートフォリオ理論、資本コスト、現在価値の計算、株式と債券の価格決定

11

投資の意思決定

回収期間法、NPVとIRR

12-13

資本政策とペイアウト政策

完全資本市場、MM理論、最適資本構成

14

グループプレゼン

企業分析(コアビジネス、コーポレートガバナンス、財務分析、デュポン分析、DDMモデルかDCFモデルによる理論株価など)

授業実施形態

全授業回において、対⾯での授業を実施します。
なお、講義担当者の出張や体調不良等の種々の事情により、授業スケジュールの記載とは異なり、メディアを活用した授業回が生じることがあります。その場合は、manaba+R を活用して事前にアナウンスを行います。

授業外学習の指示

●毎週の復習(30分)と予習(30分):
毎回の授業内容を復習し、次回の講義に向けて予習を行ってください。復習によって理解を深め、新しい知識を効果的に学ぶ準備を整えましょう。

●金融市場での出来事や動向を、Bloomberg、日本経済新聞、CNBCなどの情報源から得て、論理的に考える能力と習慣を身につけましょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への参加度、授業内の議論:20%
宿題: 50%
プロジェクト:30%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

1. 学生は定期的に授業に出席することが求められ、クラスでの議論に積極的に参加することが奨励されます。ディスカッションに積極的に参加した学生には、ボーナスポイントを付与します。

2. 課題の提出は期限内にお願いします。課題の提出に支障がある場合は、提出期限までにメールでお知らせください。提出期限を過ぎての提出は認められません。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
すらすら読めて奥までわかるコーポレート・ファイナンス 内田 交謹 創成社 9784794425850
Corporate finance Stephen A. Ross McGraw-Hill Education 9780077861759
金融 内田浩史 有斐閣 9784641164932

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

日本銀行
http://www.boj.or.jp

FRB アメリカの中央銀行
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomccalendars.htm

IMF
http://www.imf.org/external/index.htm

BIS
http://www.bis.org

日本株 Japanese stocks
https://kabutan.jp/  
https://moneybox.jp/investment/adr.php?t=9984
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/index.html
https://www.tradingster.com/cot/legacy-futures

アメリカ株 US Stocks
https://finviz.com/map.ashx
https://finviz.com/groups.ashx
https://www.bloomberg.co.jp/markets/stocks
https://www.earningswhispers.com/
https://www.tipranks.com/

経済カレンダー 
https://tradingeconomics.com/calendar
https://jp.wsj.com/
https://www.bloomberg.com/asia
https://www.reuters.com/
https://www.ft.com/

テクニカル分析 
https://jp.tradingview.com/markets/
https://jp.investing.com/indices/us-spx-500
https://finance.yahoo.com/
https://www.morningstar.co.uk/uk/research/etfs


そのた
https://insight.factset.com/
https://www.dailyfx.com/sentiment 
https://www.kiplinger.com/investing/stocks/17494/next-week-earnings-calendar-stocks
https://www.marketwatch.com/
https://shortinterest.jp/ 
https://www.barchart.com/stocks/quotes/$S5FI/interactive-chart
https://ycharts.com/indicators/cboe_equity_put_call_ratio

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

やり取りはメールでお願いいたします。
p-fan[a]fc.ritsumei.ac.jp

[a]を@に変更して送信してください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/