Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
14982:[2025 Fall]Social Design (GA) § 14983:Special Lecture (Social Design) (GA) 2025 Fall Tue1 College Of Law,College Of Economics,College Of Business Administration,College Of Social Sciences,College Of International Relations,College Of Letters,College of Image Arts and Sciences,College of Comprehensive Psychology,College of Sport and Health Science (tentative name) YAMACHIKA YASUNARI 2

Campus

KIC

Class Venue

KEIGAKUKAN KG108

Language

日本語

Course Outline and Method

 「成熟社会」と言われる現代の日本社会で暮らす我々だが、周りを見渡してみると、暮らし方の多様性や国際的な人流の中で生じる新たな問題やこれまでに積み残した問題がいまなお存在していること気づく。人口構造の多様化、人間関係の複雑化によって社会的な分断が進行しつつあるなか、主義主張・価値観・立場の異なる社会集団同士の溝を埋め、再結合させていくために各々が思案し実践することが求められる時代となっている。

 本授業は、社会空間が持つ問題を見抜く力を滋養氏、社会集団が持ち「社会関係資本」を発芽・発展・成長させていくための手段として「ソーシャル・デザイン」を実践していくための素養を習得していくことを目的とする。
 空間への「まなざし」の鍛え方を学んでいきながら、「社会関係資本論」及び「知識モデル」の考えを中心に、一定の価値観を持つ集団をどう形成し・発展させていくことができるか問題提起・行動案の企画・衆知創発の工夫を、演習(グループワーク)とアウトプットとしての企画書作成により学んでいく。また、ゲストレクチャーを交えつつ、社会に向き合う視点等を広げていく。

 なお、本授業は14回出席を課す。やむを得ない事由を除き、4回以上欠席扱いになった者は、単位を不可とする。出席の確認にあたっては、習熟度の確認のため各回Refrection Paperの提出を課す。

Student Attainment Objectives

(1) 社会空間の観察眼の向上による課題発見力の習得
(2) グループワークによる協働能力の向上
(3) 地域課題解決について様々な分野を横断的に捉える俯瞰力の理解
(4) ソーシャルデザイナーとしての責任感

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

ガイダンス

【学ぶキーワード】ソーシャル・キャピタル(人的資本)、ソーシャルネットワーク、ソーシャルイノベーション、現象学的還元
【個人課題】大学周辺で「遊び」を創出できる空間の探索

2

「遊べる場所」の創出①
環境と行動、ネイバーフットデザイン

【学ぶキーワード】環境と行動(ユニバーサルデザインとバリアフリーデザイン、アフォーダンス)、空間の場所化
【グループワーク】「三大物語」ワークショップによる空間特性の記述と「遊び」の提案

3

「遊べる場所」の創出②
ゲストレクチャー1

【ゲストレクチャー】空間の「歩き方」と場所の「見つけ方」
         (ゲストスピーカー:図書館司書)
【グループワークの続き】

4

「遊べる場所」の創出③
グループワーク:空間の「遊び方」の提案

【グループワークの続き】

5

「遊べる場所」の創出④
ゲストレクチャー2
グループワークの続き

【ゲストレクチャー】「公共性」を持つ場所の「つくり方」(ゲストスピーカー:建築家)

6

「遊べる場所」の創出⑤

成果物(「遊べる場所」のトリセツ)の作成

7

「遊べる場所」の創出⑥

成果物のグループ間講評

8

遊べる場所の提案⑦
ゲストレクチャー3と講評

優秀作品の講評
※【+R 授業】【ミニレクチャー】場所の解釈の仕方(ゲストスピーカー:フランス文学者)

9

社会と環境のリ・デザイン①景観と生業文化資本

【学ぶキーワード】景観、文化資源、オーセンティシティ

10

社会と環境のリ・デザイン② 京都のオーバーツーリズムを克服するソーシャルデザインの提案

【学ぶキーワード】オーバーツーリズム、多国籍化する都市
【グループワーク】オーバーツーリズムで変化する都市環境に対するソーシャルデザインの提案

11

社会と環境のリ・デザイン③ 京都のオーバーツーリズムを克服するソーシャルデザインの提案

【グループワーク】の続き

12

社会と環境のリ・デザイン④京都のオーバーツーリズムを克服するソーシャルデザインの提案

【グループワーク】の続き
問題点と解決の方向性のグループ間共有

13

社会ネットワークのリ・デザイン⑤生業文化資本の復興

【グループワーク】の続き
(授業後、グループワークの成果物の提出を求める)

14

社会ネットワークのリ・デザイン⑥生業文化資本の復興

講評
【授業後 最終課題の出題】
グループワークや授業を通して調べたことを踏まえて、下記の①~⑦の内容を含んだた一人ひとりによるスモールスタートのソーシャルデザイン企画書の作成
① あなたが最も関心を持つ社会的な課題を取り上げてください。
② ①で取り上げた社会的な課題の特徴と課題解決が与える社会的価値の明示
③ ②で調べた社会的な課題への解決策として、自身が設定した挑戦すべき事項など
④ ③で示した挑戦すべき事項について、自分自身を含む複数人で取り組む方策
⑤ ④であげた方策を用いた解決
⑥ 解決策を実行していくためのプロセスや複数人で共有していくためのロードマップ
⑦ ①~⑥を説明するダイアグラム・イメージスケッチ等

+R

【最終課題作成】ソーシャルデザイン実践に向け

Class Format

【授業形態】
第1回~第14回すべての回をWebコミュニケーションツール(Zoom等)によるオンライン実施とする。

【備考】
・参加時はカメラオンを求める。
・授業に参加していないことを確認したものはログインしていても欠席扱いとする
 (欠席扱いとなる行為:終始離席をしている、カメラオフでこちらの呼びかけにも応じない等)
・公欠その他やむを得ない事由以外で4回以上欠席扱いになったものに単位は与えない。
・「授業スケジュール」に変更があった際は別途manaba+Rに周知を行う。

Recommendations for Private Study

・自身の通うキャンパス/暮らす市内の「散歩の達人」となるよう、よく散策してください。
・参考文献1は社会関係資本の基礎が学べる名著です、受講前から読んどくようにしてください。
・毎授業の内容に即して、事前に関連する文献・資料等を読んでおくこと。
・授業後に内容を復習し、特に関心の深いポイントを掘り下げて考えてみること。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

3つの授業内課題及び出席度合いに応じて採点する。

【最終課題】20%
【各タームの課題】50%
【授業への参加度】30%

Grade Evaluation Method (Note)

【最終課題について】
・ シラバス記載の企画書に盛り込む内容①~⑦の各項目を踏まえて総合的に判断する。なお、企画書としての体裁・独創性・実効性の完成度に応じて加点する場合もある。
*提出するレポート(企画書)の体裁は、スライド形式・報告書形式問わないが、やむを得ない事由を除き拡張子はPDFのみとする。


【各タームの課題について】
「個人空間の『隙間』のデザイン」「社会と環境のリ・デザイン」それぞれの成果物及びその貢献度で評価する(各課題 成果物 20%,成果物に対する貢献度 5%)をもって評価する。なお、発表内容の練度が著しく高い場合は、追加の評価を行い、成績評価時に編入する。


【授業への参加度合いについて】
「授業スケジュール」の2~13回目(12回分)における参加状況に応じて採点する。具体的には下記(ア)~(イ)
(ア)自身のパフォーマンスを通じた「気づきと発見」【最大+12%】
 自らのTrans-Learning(発表)についての省察
 評価基準 (各回の授業最大+1%、合計+12%)
 (0%)未記入
 (+1%)自己評価アンケート (自らの気づきや発見に関する記述,50文字以上)
※授業への姿勢・態度、チームへの貢献、他者への敬意や配慮などが欠落している場合、減点する場合がある(減点の基準は授業や他者への影響を鑑みて、教員が判断する)

(イ) ベーシックパフォーマンス【+8%】
  第2~13回の出席カードを提出したものに付与。なおやむを得ない事由(上記を参照)以外での未提出の場合、その回は「欠席」となり4回以上の欠席を行った者は成果物の提出に関わらず単位は「不可」とする。

Advice to Students on Study and Research Methods

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
リーディングス ネットワーク論―家族・コミュニティ・社会関係資本 野沢 慎司ら 勁草書房 9784326601943
環境心理学 : 人間と環境の調和のために 羽生 和紀 サイエンス社 9784781914435
実践ソーシャルイノベーション - 知を価値に変えたコミュニティ・企業・NPO 野中 郁次郎、廣瀬 文乃、平田透 千倉書房 4805110333

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/