授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51125:都市・環境法(P) 2024 秋セメスター 火2 政策科学部 高村 学人 2

キャンパス

OIC

授業施設

C274講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

都市環境は、皆がルールを守って節度ある利用を行うなら、全員が持続的に大きな利益を受けることができるが、ルール違反が発生し、ルールそのもののが崩壊するならば、皆の生存が危うくなり、悲劇が生じるという性質を有している。このような性質を有する財のことをコモンズというが、本講義では、このようなコモンズとしての性質を持つ都市環境の保全・再生に関わる法制度のあり方を扱う。具体的な争点を事例としながら、法の体系をコモンズ論の観点から整序し、法律学の基礎をレクチャーする。扱うのは都市環境や森林保全や農地管理に関わる争点であるが、法律学の入門としての役割も果たせるようにする。

受講生の到達目標

1)都市環境や森林保全や農地管理に関わる争点を手懸かりに法律学についての基礎知識を身につけること、2)法制度の制定・実施過程に関する法社会学のアプローチについて知ること、3)海外の法制度との比較において日本の都市・環境法の特徴を批判的に考察する力をつけること、4)コモンズ論の視角から都市・環境・森林・農地の資源を分析することで社会科学の基礎力を強化すること、を到達目標とする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

コモンズとしての都市/環境

コモンズの悲劇とは何か? 法が果たす役割とは何か? コミュニティの社会規範とは?
ライブ配信も併用

2〜3

国立マンション訴訟から考える法理論

私法と公法、コミュニティと法、互換的利益関係論、条例、受忍限度論

4〜5

景観規制の制定過程と執行過程

景観法、景観協定、法と社会規範の協働、屋外広告物条例

6〜8

入会林野とコモンズ

近代的所有権制度と入会権、入会林野政策の変遷、アンチ・コモンズと所有者不明土地問題

9〜11

農地制度の歴史と今日の争点

地主と小作、戦後農地改革、農地制度の変遷

12〜14

人口減少時代の都市・環境法

空き家問題と法、マンション管理問題、中古住宅流通と法

15

講義のまとめ

所有権論の意義、コモンズ論の意義、比較の意義

授業実施形態

対面授業15回

授業外学習の指示

毎回の講義で参考文献リストを示すので、各自、復習として参考文献にも取り組んでほしい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎週のミニテストの結果とリアクションペーパーの内容を基礎としながら、計2回のレポートの内容を評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
コモンズからの都市再生 高村学人 ミネルヴァ書房

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html