授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50472:[2025 春セメスター]比較福祉社会論(P) 2025 春セメスター 火2 政策科学部 藤田 悟 2

キャンパス

OIC

授業施設

C273講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 2000年代以降、格差・貧困の拡大が社会的関心を呼び、またその中で「自立」「平等」「自己責任」等の言説が議論の的となっている。こうした現象は、1990年代の日本社会における雇用・福祉政策の転換、およびその背後にある思想状況の変容に基づいている。本講義では、上述のような日本社会の変容の過程と意味について、歴史的・思想的に整理するとともに、格差社会とも言われる現状を克服しうる福祉社会のあり方について、ともに考えていきたい。

受講生の到達目標

・日本社会における雇用・福祉政策の発展・変遷を歴史的に理解すること。
・福祉社会およびそれを支える思想について批判的に理解すること。
・福祉社会の望ましいあり方について構想しうる視座を獲得すること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

ガイダンス、授業の目的・進め方、事前学習について

【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照

1

福祉社会を見る視角

国際人権規約、高等教育、学費

2

貧困の「発見」①

チャールズ・ブース、貧困、雇用

3

貧困の「発見」②

シーボーム・ラウントリー、ピーター・タウンゼント、貧困ライン

4

生活保護の歴史と課題①

憲法25条、生活保護法

5

生活保護の歴史と課題②

セーフティネット、失業、東日本大震災

6

福祉国家とは何か―歴史と現在

国民国家、イギリス、北欧モデル

7

日本型福祉国家の変遷

日本型雇用、企業福祉

8

日本型福祉国家の変遷②

グローバリゼーション、直接雇用、間接雇用

9

福祉国家から福祉社会へ

新自由主義、民営化、規制緩和

10

福祉社会の思想①―「自立」とは何か

自立-依存、自立支援

11

福祉社会の思想②―「平等」とは何か

機会の平等、結果の平等、市場競争

12

福祉社会の思想③―「自立」とは何か・再考

支配-従属、尊厳、「善き生」

13

福祉社会の思想④―「平等」とは何か・再考

chance、opportunity、共同性

14

福祉社会のこれから

一体改革、新福祉国家

授業実施形態

対面授業で行う。

授業外学習の指示

下記参考文献および授業中に紹介する文献を一冊以上は読み、理解を深めてほしい。また普段から雇用・社会保障関連の報道に目を配るようにしてほしい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

manaba上で2度の小レポートを課し、その合計点で評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

講義資料として新聞記事を多用する。普段から新聞を読む習慣を身につけておいてほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しない。授業時にレジュメを配布する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R

備考

授業スケジュールは目安であり、多少の変更はあり得る。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/