| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11170:社会調査論Ⅰ (W) | 2024 | 春セメスター | 月3 | 映像学部 | 井上 明人 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義は、特に卒業論文を書くことを予定している学生などにとっては、卒業論文を書き上げる上で重要な基礎となる講義である。また、近年、社会的な需要が大きくたかまっているデータサイエンスの最重要の基礎となる講義でもある。
講義内容としては量的・質的な双方の調査を行う可能性を見据えて、(1)基礎統計学 (2)社会科学における研究計画の方法(3)質的調査の講義をしていくことになる。
なお、本授業では実際に手と頭を動かして課題にとりくんでもらう必要があるため、原則として毎週の授業中に簡単な問いを課し、答えてもらう。授業への積極的な参加が求められる。
受講生の到達目標
・量的・質的な調査法の基礎について理解する
・統計解析ソフトウェアを用いて初歩的な推測統計の統計分析ができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
1.中学の数学知識(特に一次関数の y =aX + b の式を図に変換できること)
2.基礎的なITスキル(自分のPCをほぼ毎日使っており、「ダウンロード先のフォルダ」「エクセルでの足し算」程度のことについて理解できる)
このどちらかの知識・スキルがない受講者は、単位取得が難しくなる傾向が見られる。
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | ガイダンス:社会調査に何ができるか |
質的調査、量的調査の違いや、記述統計学、推測統計学の区別について講義を行う。
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| 2 | 調査の基礎設計 |
調査テーマと、調査対象の違いについて講義を行う。リサーチクエスチョンという概念について理解してもらう。 |
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| 3 | 変数のネットワークとして世界を捉える:推測統計学の概観 |
相関係数、因果関係、予測(回帰分析)、差の検定などについての概観する。 |
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| 4 | 質的調査の方法 |
インタビュー調査、フィールドワーク、会話分析、グラウンデッド・セオリー・アプローチ、テキストマイニング、内容分析、言説分析 |
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| 5 | 質問紙調査(アンケート)の手法と信頼性 |
サンプリング、比較、ダブルバレル、帰無仮説、信頼性と妥当性 |
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| 6 | 統計ソフトの基本操作 |
統計ソフトのインストールと基本操作 |
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| 7 | 統計ソフトで相関を見る |
様々なサンプル・データの相関を見ながら、二変量の関係を考える。 |
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| 8 | 「検定」と「ふつう」 |
平均、標準偏差、中央値、変数の独立性、正規分布、べき乗分布、P値と信頼区間、有意水準、帰無仮説、さまざまな検定 |
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| 9 | 予測 |
実際に統計ソフトでの回帰分析を行ってみる。 |
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| 10 | データの探し方 |
参考文献表、Google Scholar、レビュー論文、どれだけ先行研究と関わりの深い研究を行うか。統計局ホームページ、ゲームや映画のデータを探す。
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| 11 | 2つの群に差はあるのか? |
統計ソフトでt検定を行う |
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| 12 | クロス集計表に統計的な意味はあるのか? |
統計ソフトで、適合度検定、χ2乗の独立性の検定を行う。 |
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| 13 | データの前処理 |
Excelの関数(vlookup, if)、絶対参照など |
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| 14 | 論文に必要な構成要素 |
先行研究、研究対象、研究手法、調査、分析、結論など一通りの項目について改めて確認する。 |
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| 15 | ケーススタディと総復習 |
さまざまな証拠として示されるデータについて、問題点の検証を行っていく |
授業実施形態
授業外学習の指示
ただし、授業時間内での指示のみではソフトウェアの使用方法や、統計学の用語などについては翌週には忘れてしまう可能性が高い。
・自分自身で統計学の概念を整理したノートを作ること
・統計ソフトの利用方法をまとめたテキストを作ること
を強く推奨する。
本講義で扱う概念は、一般的なものなので、わからない語があっても、調べれば良い解説を探し出すことはそれほど難しくない。授業内でわからない言葉が出てきたらかならず授業時間内にメモをとり自ら調べてくること。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 定期試験を行わず、毎回の課題を出し、平常点で総合評価する。内訳としては次の通り。
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 基礎から学ぶ統計学 | 中原治 | 羊土社 | ||
| リサーチ入門-知的な論文・レポートのための | 竹田茂生・藤木清 | くろしお出版 | ||
| 統計学の図鑑 | 涌井良幸、涌井貞美 | 技術評論社 | ||
| 創造の方法学 | 高根正昭 | 講談社現代新書 | ||
| 完全独習 統計学入門 | 小島寛之 | ダイヤモンド社 | ||
| 回帰分析入門(Rで学ぶ最新データ解析) | 豊田秀樹 | 東京図書 | ||
| はじめてのR | 村井 潤一郎 | 北大路書房 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
https://sites.google.com/view/inoueclass/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E8%AB%96i
◆ プログラミング言語としてのRは下記のページから、ある程度まで無料でインタラクティブに学ぶことができる。 https://www.codecademy.com/learn/learn-r
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
(1)R(Windows版/Mac版いずれでも可能)
(2)Rstudio(Windows版/Mac版いずれでも可能)
(3)任意のテキストエディター
Windows : VS code, Emeditor Free, 秀丸, Sakura Editorなど
Mac : VS code, Cot Editor, Sublime textなど
(4)任意の表計算ソフト
Microsoft Excelもしくは、Open Office calcや、Numbersなどの互換ソフト
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html