授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30160:プロテオミクス(M) § 30161:プロテオミクス(Y) 2024 春セメスター 木1 生命科学部,薬学部 早野 俊哉 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 109号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

ポストゲノム時代を迎えた今、生命科学分野において、生命現象の直接の担い手であるタンパク質を対象とした研究が主流となりつつある。このような状況の下、タンパク質の機能を系統的かつ網羅的に解析するプロテオミクス研究が大きな注目を集めている。プロテオミクスは、生まれて間もない研究分野でありながら、これまでアプローチが困難とされてきたさまざまな生命現象の謎を解き明かしてきた。さらに、今後の医科学分野への貢献も大きく期待されている。
本授業では、プロテオミクス研究の考え方、方法論、応用分野などを解説する。

本科目の授業実施形態:対面

受講生の到達目標

プロテオミクス解析の基礎を理解し、説明できる。
生命科学分野におけるプロテオミクス研究の役割についての現状と今後の展望を理解し、説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

生化学1、生化学2、分子生物学を履修しておくことが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

プロテオミクス研究とは?
 

プロテオミクス、プロファイリング解析、フォーカストプロテオミクス解析、リンケージ解析

2

プロテオームと可視化

プロテオーム、二次元電気泳動

3

質量分析による同定-ゲノム情報との対応づけ

質量分析法、MALDI-TOF/MS、ペプチドマスフィンガープリント法、LC-MS/MS

4

プロファイリング-定量解析

タンパク質の網羅的変動解析、安定同位体標識法、ICAT法

5

翻訳後修飾の解析

リン酸化、糖鎖修飾

6

ゲノム生物学とプロテオーム解析-微生物のプロテオーム解析/植物のプロテオーム解析

ゲノム科学、微生物プロテオーム、植物プロテオーム

7

多細胞生物のプロテオーム研究

ヒト、マウス、線虫、ショウジョウバエ

8

疾患プロテオミクス

臓器再生、疾患マーカー

9

創薬への応用

創薬研究、chemical targeted proteome、phospho-proteome、kinase proteome、subcellular proteome

10

2ハイブリッド法によるタンパク質相互作用の網羅的解析

リンケージ解析、酵母2ハイブリッド法、アフィニティー精製-質量分析法、相互作用ネットワーク

11

In vitro virus法によるタンパク質間相互作用と遺伝子ネットワーク解析

遺伝子ネットワーク、進化分子工学

12

バイオセンサによるタンパク質間相互作用解析

バイオセンサ、表面プラズモン共鳴

13

プロテインチップの開発とプロテオミクス

プロテインチップ、SELDI-TOF/MS

14

情報生物学および構造生物学とプロテオミクス

構造プロテオミクス

15

プロテオミクス研究の展望

医科学研究、創薬研究

授業実施形態

対面授業を15回実施する。

授業外学習の指示

講義内容の理解を深めるため、必ず復習を行うこと。また、自身の興味あるテーマを見つけて、より深く自習をすること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 70

プロテオミクスの考え方、方法、応用例などについての理解度を問う。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
30

授業への出席状況で評価する。
授業中の私語は厳に慎むこと。私語で授業の進行を妨害した学生については平常点を減ずる場合がある。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

興味をもったテーマがあれば、是非その旨を伝えて欲しい。相談に応じて、参考書に加えてより深い学習に適した参考書を紹介するなどの指導を行う。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

レジュメを配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
注目のプロテオミクスの全貌を知る 礒辺俊明、高橋信弘/編 羊土社 4-89706-352-3
決定版!プロテオーム解析マニュアル 礒辺俊明、高橋信弘/編 羊土社 4-89706-415-5
プロテオーム解析法 礒辺俊明、高橋信弘/編 羊土社 4-89706-933-5
プロテオミクス タンパク質の系統的・網羅的解析 伊藤隆司、谷口寿章 中山書店 4-521-61041-2

参考書(使用頻度、その他補足)

授業内容は、主として参考書に挙げた「プロテオミクス タンパク質の系統的・網羅的解析」に沿ったものである。

参考になるwwwページ

特になし

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

特になし
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/