Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
---|---|---|---|---|---|---|
10060:Introduction to Civil Society Action Research (GV) | 2018 | Spring | Wed2 | College Of Business Administration,College of Comprehensive Psychology | AKIYOSHI MEGUMI | 2 |
Campus
OIC
Class Venue
AS368
Language
Japanese
Course Outline and Method
地域を良くしていきたい。社会を変えていきたい。どれだけ強くそのように願っても、具体的な行動がなければ、現状を動かすことはできない。しかし、実際に行動しても「力」がなければ、よい成果を導きだす活動はつくりだせない。では、あなたは今、どのような「力」を鍛錬する必要があるだろうか。
本科目では、社会的に影響力のある活動をつくりだす「力」の涵養が主題である。その際、特に他者との協働によるチームワークに注目したい。具体的には、学内および地域でのイベント等の企画運営に取り組み、その活動の評価を通じて受講生が習得すべき「力」を明らかとする。その後、必要とされるトレーニングを積み重ねていくこととなる。実践と学習を有機的に結びつける過程から、省察的実践家としての素養形成を目指したい。
具体的に、本コースでは、地域が抱える問題を、足元から世界まで広げて捉え、足元の地域や国際的なソーシャルイノベーションに関わるNPO・NGOの事例を基に、地域の問題への取り組みを知る。そこで得た知識を基に、各々が興味関心を持った問題に取り組むべく、学内や地域のイベント等の新たな活動を企画、実施する。イベント終了後は、振り返りを行いながら、必要なスキル・知識について学生同志の発表を行うことで、実践知をさらに深めていく。
※本科目は抽選科目となっているので、各学部の「履修・登録の手引き」の受講登録についてのページの案内に従って登録すること。
本科目では、社会的に影響力のある活動をつくりだす「力」の涵養が主題である。その際、特に他者との協働によるチームワークに注目したい。具体的には、学内および地域でのイベント等の企画運営に取り組み、その活動の評価を通じて受講生が習得すべき「力」を明らかとする。その後、必要とされるトレーニングを積み重ねていくこととなる。実践と学習を有機的に結びつける過程から、省察的実践家としての素養形成を目指したい。
具体的に、本コースでは、地域が抱える問題を、足元から世界まで広げて捉え、足元の地域や国際的なソーシャルイノベーションに関わるNPO・NGOの事例を基に、地域の問題への取り組みを知る。そこで得た知識を基に、各々が興味関心を持った問題に取り組むべく、学内や地域のイベント等の新たな活動を企画、実施する。イベント終了後は、振り返りを行いながら、必要なスキル・知識について学生同志の発表を行うことで、実践知をさらに深めていく。
※本科目は抽選科目となっているので、各学部の「履修・登録の手引き」の受講登録についてのページの案内に従って登録すること。
Student Attainment Objectives
(1)社会問題の構造を理解する方法がわかる。
(2)チームワークを形成する技能が身につく。
(3)成果重視のマネジメントを実践できるようになる。
(4)地域での実践と大学での学習を往還させる習慣がつく。
(2)チームワークを形成する技能が身につく。
(3)成果重視のマネジメントを実践できるようになる。
(4)地域での実践と大学での学習を往還させる習慣がつく。
Recommended Preparatory Course
必須ではないが、「地域参加学習入門」を履修していることが望ましい(並行履修でも良い)。「シチズンシップ・スタディーズⅠ」履修者は、本科目の受講を強く勧めたい。
Course Schedule
Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
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Keyword, References and Supplementary Information | |
1 | 授業・教員・学生を知る:実践知を磨くとは? |
形式知と暗黙知、個人力と組織力、体験学習 |
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2〜3 | 実践に身を投じる |
身近な社会課題、企画への参加、自分ごと、チームワーク |
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4〜5 | 多様な取り組みを学ぶ |
社会課題、課題の背景、問題解決を目指す取り組み、市民社会、NPO・NGO |
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6〜7 | 取り組む課題を見出す |
グループワーク、興味関心、問題意識、企画テーマ、文献調査、チームビルディング、 |
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8〜9 | 企画を立案する |
目的・目標・ゴール、活動計画、情報収集、 |
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10〜11 | 企画を実行する |
実行力、協力体制、調整力 |
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12 | 実践を評価する |
事業評価指標、計画・準備・実施、目標の達成・成果、外部評価、ピアレビュー |
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13 | 最終発表:企画実践から得られた発見を伝える(グループ) |
プレゼンテーション、評価指標、企画実践から見出した解決したい問題、メッセージ |
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14 | ふりかえり:企画の実践(準備から発表まで)を通して得た私の気づき |
体験の言語化、興味関心、経験と気持ち、自分への理解、答えのない問い |
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15 | まとめ:個人の気づきを発信する(最終レポート) |
ソーシャルイノベーション、気持ちが生まれた背景、経験の活かし方 |
Class Format
Recommendations for Private Study
本科目では、実際に企画の開催補助を担うこととなるため、授業外でその準備にあたってもらう可能性がある。また、講義内容理解を深めるために読書課題等を適宜提示する。
Grade Evaluation Method
Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
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Final Examination (Written) | 0 | |
Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
0 | |
Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | グループワークでの積極的な参加と貢献、期末のプレゼンテーション、メンバー間の相互評価、関係機関からの評価、最終回の小レポートでの学びの記述によって評価する。 |
Grade Evaluation Method (Note)
Advice to Students on Study and Research Methods
特別な予備知識を要しないが、本科目は各々が取り組む社会活動の円滑化/高度化に資する実践能力開発を目指すものであり、本科目で獲得した学びを応用する現場を有していることが望ましい(計画段階の活動でも可)。
Textbooks
Textbooks (Frequency of Use, Note)
テキストは指定しない(講義中に適宜プリントを配布する)
Reference Books
Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
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新・共感のマネジメント | 松本修一 | 大阪ボランティア協会 | 4873080576 | NPO・ボランティアグループの組織運営を知る |
希望をつくる仕事ーソーシャルデザイン | ソーシャルデザイン会議実行委員会 | 宣伝会議 | 4883352749 | 社会の課題を、自分らしくクリエイティブに解決する方法を知る |
「経験学習」入門 | 松尾睦 | ダイヤモンド社 | 4478017298 | 『経験から学ぶ力』の身につけ方を知る |
ソーシャルデザイン実践ガイド 地域の課題を解決する7つのステップ | 筧裕介 | 英治出版 | 4862761496 | 地域の問題を市民の創造力で クリエイティブに解決する方法を知る |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
立命館大学サービスラーニングセンター http://www.ritsumei.ac.jp/slc/
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students