授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15360:IR18‐EBJ209 開発経済論Ⅱ(R) 2023 秋セメスター 火3 国際関係学部 山田 翔太 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS305号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本講義は、開発経済学の入門的な授業である。開発経済学という学問では、開発途上国が直面する開発課題や開発途上国の成長/発展を経済学的なアプローチによって分析する。
 開発途上国の開発や成長/発展のプロセスは、政治・経済・社会の構造変化を伴う。また、外的要因(例えば外国投資、開発援助、国際政治経済情勢など)の影響も無視できない。そこで、本講義では、開発途上国の開発や成長/発展に関わる様々な理論に加え、開発途上国が直面する現実も合わせて紹介する。
 なお、紹介する内容の一部は、2023年秋学期に開講する3回生以上向けの「地域開発論」と重複する部分があるものの、本講義では、経済学的な説明を中心に行うこととする。加えて、本講義の主な対象は開発経済学の初学者である2回生であることから、国や地域の開発や成長/発展における経済学的な説明を中心としつつも、政治や社会分野の話題も盛り込みながら説明を行う。

キーワード
開発援助、開発途上国、国際開発、経済発展、経済開発、経済成長

受講生の到達目標

・開発途上国の歴史的および今日的な経済・社会問題を理解する。
・経済開発や社会開発に関する基礎的な理論を理解する。
・以上をもって、多極化するグローバル政治経済の重要な政策課題について考えることができるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1 (オンデマンド型Web授業)

イントロダクション

本講義の目的・目標、授業の進め方、評価方法などの説明

2(対面授業を予定)

開発と経済学

国際開発学、開発経済学

3(対面授業を予定)

貧困と不平等

貧困線、ジニ係数

4(対面授業を予定)

経済発展の考え方

マルサスの罠、収穫逓減

5(対面授業を予定)

人口

出生率、死亡率、人口転換、人口ボーナス

6(対面授業を予定)

農業

食料、緑の革命

7(対面授業を予定)

労働移動

出稼ぎ、偽装失業、インフォーマル部門、頭脳流出

8(対面授業を予定)

工業化/開発金融

産業、輸入代替工業化、輸出志向工業化、海外直接投資

9(対面授業を予定)

農村金融

マイクロ・クレジット、マイクロ・ファイナンス、情報の非対称性、信用制約

10(対面授業を予定)

人的資源

人間開発、人的資本、教育、収益率

11(対面授業を予定)

開発援助①

開発思想、権威主義開発体制、ガバナンス、市場経済、構造調整、ミレニアム開発目標(MDGs)、持続可能な開発目標(SDGs)

12(対面授業を予定)

開発援助②

政府開発援助、NGO/NPO、民間企業

13(対面授業を予定)

環境/共同体/開発

コモンズ、共有資源、持続可能な発展・開発

14(対面授業を予定)

開発援助におけるインパクトの測定

インパクト、アウトカム、アウトプット、ランダム化比較実験(RCT)

15(対面授業を予定)

まとめ

授業全体の要点

【注意】

*授業テーマの細部や学修順序・回数は多少変更される場合がある。変更が生じる際には授業内で連絡する。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

授業外学習の指示

 参考書の閲読を通じた予習に取り組んでもらいたい。また、授業後に関連のあるテーマについて自主的な学修(復習)を行うことが望まれる。この際は、各授業回で紹介する文献やウェブサイトの情報、授業内課題のキーワード、授業で使用した資料(manaba+Rへアップロード)を参考・参照してもらいたい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・毎回の出席状況(20%)

・小テスト(40%)
→各10%のミニテストを4回出題する。


・期末レポート(40%)
→提出の締め切りは授業最終日とする予定。論題は第10回目授業で、授業内ならびにmanaba+Rにおいて公表する。

成績評価方法(備考)

・出席確認と小テストはmanaba+Rを通じて行う。対面授業の際はインターネットに接続できるようにPCやスマートフォンを持参してください。なお、出席は第2回目授業から実施する。

・期末レポートの評価は、レポートとしての形式・明解さ、テーマ設定の適切性、論述に用いたデータの質と量、考察の論理性、独自性などの視点から行う。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特定の教科書は用いず、各授業では講師が作成した資料を基に講義を行う。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ストーリーで学ぶ開発経済学-途上国の暮らしを考える- 黒崎卓、栗田匡相 有斐閣 9784-64115034-8
開発経済学入門【第3版】 渡辺利夫 東洋経済新報社 9784492443644
開発経済学-貧困削減へのアプローチ(増補改訂版)- 黒崎卓、山形辰史 日本評論社 9784535558533
開発経済学-アジアの農村から- 大野昭彦(編著) NHK出版 9784595322112
テキストブック開発経済学[第3版] ジェトロ・アジア経済研究所、黒岩郁雄、高橋和志、山形辰史(編) 有斐閣 9784641184220

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/