授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15176:[2025 春セメスター]教養ゼミナール(10) 2025 春セメスター 水4 法学部,経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 鳶野 克己 2

キャンパス

衣笠

授業施設

啓明館KM305号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【クラステーマ】なぜ服を着るの?なぜ食事に誘うの? -日常生活の謎に迫る人間学-
 このゼミでは、一見自明のごとく営まれている私たちの日常的行為を根本から徹底的に省みて、そこに横たわっている人間学的な意味を発見的に明らかにしていく。
  例えば、衣服を身につけること、一緒に食事をすること、手をつないで歩くこと。これらは人間としての私たちにとって、極めて日常的な、慣れ親しい基本的行為である。私たちは、どんなに暑くても、通常全裸で生活することはない。また生命個体における栄養摂取という点では、一人で済ませてよいのに、私たちはしばしば誰かを食事に誘う。さらには、一人で歩けるどころか手をつなぐ方がむしろ歩きにくい時でさえも、私たちは手をさしのべ、相手と手をつないで歩こうとする。
 一体これらはどういうことだろう。「なぜ服を着ているのか」、「なぜ食事に誘うのか」、「なぜ手をつなぐのか」。こうしたことは普段はまず疑問になることなく見過ごされているが、問いに一旦目覚めると、日常的で当たり前のように見えていた諸事象が思いがけない相貌を呈してくる。そこには私たちが「人間とは何か」を考える上で、刺激的で魅力的な「生きることをめぐる意味」の沃野が広がっているのである。
 関連資料の紹介と解説によって問題意識を共有した後、受講生自身がテーマを設定して発表する。発表をめぐってグループで議論し、当該テーマへの理解を深めていく。
 何気ない日常生活の奥底に潜む人間学的な意味世界の不思議な豊かさを分かち合いたい。

受講生の到達目標

1.日常生活における一見自明な行為や出来事の一つ一つを細やかに省みる姿勢を身につける。 2.日常的な基本行為を描写する語彙を手がかりにして、人間的な生き方への問いの質を深める。 3.人間学的発想と方法の基礎を理解し、それを具体的な生活の中で活かすことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

日常生活における基本的行為といのちの不思議

【+R授業】
「教養ゼミナール」とは

衣食住、生命と生といのち、生むと生まれる、死ぬと死なれる

【+R授業】
詳細はmanaba+Rを参照

2

関連資料についての紹介と議論(1)

着る-着せる、脱ぐ-脱がせる、見せる-隠す、上着-下着

3

関連資料についての紹介と議論(2)

食べる-食べられる、養う-養われる、飲と食の区別、食と性

4

関連資料についての紹介と議論(3)

有ると居る、住むと暮らす、立つと座る、寝ると休む

5

受講生による研究発表とそれに基づく議論(1)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

6

受講生による研究発表とそれに基づく議論(2)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

7

受講生による研究発表とそれに基づく議論(3)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

8

受講生による研究発表とそれに基づく議論(4)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

9

受講生による研究発表とそれに基づく議論(5)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

10

受講生による研究発表とそれに基づく議論(6)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

11

受講生による研究発表とそれに基づく議論(7)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

12

受講生による研究発表とそれに基づく議論(8)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

13

受講生による研究発表とそれに基づく議論(9)

研究発表の理念と方法、プレゼンテーション、ディスカッション

14

 日常生活における基本的行為の人間学的研究-その課題と可能性-

日常性、自然と文化と人間性、人間学と人類学

授業実施形態


対面にて実施

授業外学習の指示

 このゼミでは、一見自明のごとく営まれている私たちの日常生活に丁寧な眼差しを注いでいく。二本の足で歩くこと、食べること、着ること、笑うこと、泣くこと、歌うこと、好きになること、交換すること…。これらは一見当たり前のようでありながら、考えてみれば謎だらけの行為だ。  受講生は、授業外の日常生活の中から普段見落とされがちな不思議な行為を改めて発見し直し、授業でともに議論する材料として持ち寄ることを心がけよう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

 出欠と予習復習を含む授業への取り組み姿勢や議論への参加姿勢を丁寧に評価する。
 具体的には、毎回出欠を確認し、研究発表の際の資料の出来映えやそれを用いた発表の仕方を評価するとともに、発表を聴く姿勢、発表者への質問や意見表明の仕方も併せて評価する。
 また発表以外に、中間の小レポートを課す。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 原則として毎回の出席と発言を求める。出席するからには、発表者の報告にしっかりと耳を傾け、自身の見解を表明しよう。また、発表するテーマにかかわる文献に精力的にあたり、自身の学問的関心を深め磨いていこう。
 ゼミは、棄権を選べないが勝敗には拘泥しない知的格闘の場であると心得て、問題を明確に定め、細やかに感じ取り、丁寧に思考し、徹底して議論することを楽しもう。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

開講時をふくめ、適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/