授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15887:[2025 春セメスター]現代とスポーツ(S) 2025 春セメスター 金1 産業社会学部 松島 剛史 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
スポーツという言葉を聞いたとき、きっと具体的な競技種目、華々しいプロの世界、自らの苦い/喜ばしい経験、卓越した身体技能、ドーピングや体罰事件など多くのことを思い浮かべることだろう。それほどにスポーツは私たちの身近にさまざまに存在している。では、スポーツが自分たちの人生や社会にどのように関わり、いかなる役割と可能性をもっているのかという素朴な疑問にきちんと答えられるだろうか。本講義の目的は、スポーツ社会専攻のコア科目として、これからスポーツについて学ぶ皆さんに、この一筋縄ではいかない問いに立ち向かっていくための糸口を与えることにある。そこでは、スポーツがいかなる歴史や社会的背景をもち、その特性はどんなものかを探る。そして現代社会におけるその姿はどんなもので、いかなる実践や仕組みに支えられているかを整理し、どのような可能性を持つかについて考えていく。その試みから単なる好き嫌いや、個人の体験談・経験則を越えた次元からスポーツと社会を捉え、その未来像について考えるための基礎を築いてもらいたい。本講義では、全14回の授業計画のうち前半は授業担当者による講義となり、後半からはスポーツ社会専攻専任教員によるリレー講義となる。尚、授業内のコミュニケーションツールとしてmanaba+Rを活用する。授業期間中に数回、manaba+Rを用いて授業の振り返りや課題の提出を求め、それらの一部は授業でフィードバックする。また成績評価後、受講生へのフィードバックとして授業全体に関する講評を公開する。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

①スポーツに関する自らの体験・経験や、ステレオタイプな見方・考え方を相対化する力を身につける。
②スポーツを社会・歴史、文化、身体との交差の上に成り立つ複合的な文化であることを理解する。
③「行政/政策-商業/市場-市民/社会」という枠組みから現代のスポーツや運動を総体的に捉える考え方を知る。

事前に履修しておくことが望まれる科目

・「入門社会学」や導入期科目と関連づけながら履修することが望ましい。
・産業社会学部の特色であるクロスオーバーラーニングをぜひ行ってほしい。他専攻や学部共通の科目を履修し、多くを学ぶことは、スポーツの複合性や多面性、可能性を探るうえでとても大切である。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1対面授業

スポーツの学び度の確認

運動・スポーツに関する知識の理解度・習熟度をはかる試験

2~3対面授業

スポーツとは何か

試験の振り返り、スポーツの内と外 中心と周辺 固定性と流動性

4~5対面授業

スポーツを振興する方法

スポーツと外部環境 公益性 メディア 企業 ワールドカップ

6対面授業

スポーツを時代と社会との関わりの中で考えるとはどういうことか?

テストの解説 質疑応答 後半セクションの説明 スポーツ社会専攻の学び

7対面授業

スポーツをもっと知るために①

体育史 スポーツ史 前近代 近代 連続性と非連続性 

8対面授業

スポーツをもっと知るために②

社会学 理論 批判 公共性

9対面授業

スポーツをもっと知るために③

ジェンダー セクシャリティ ダイバーシティ 脱構築

10対面授業

スポーツをもっと知るために④

経営学 マネジメント論 スポーツ市場 スポーツビジネス 地域スポーツクラブ

11対面授業

スポーツをもっと知るために⑤

政治/政策学 スポーツ行政の仕組み 体育・スポーツ国際憲章 スポーツ基本計画

12対面授業

スポーツをもっと知るために⑥

障害 福祉国家 発達保障 インクルーシブ社会 アダプテッドスポーツ 

13対面授業

スポーツをもっと知るために⑦

運動学 生理学 バイオメカニクス 医学 栄養 制御

14対面授業

「する・みる・支える」+「考える」スポーツへ

2つの知識(明識と情報) 公共性 リフレクション コミュニケーション
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

授業実施形態

第1~14回対面で実施する。【+R授業】は第14回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

・講義の理解を深めるために、復習に時間をかけてもらいたい。とくに、講義で大切だと思ったこと/考えたこと/疑問に思ったことをレジュメやノートに書き込み、授業後にそのメモを見直し、改めて文章化してみるクセを身につけてほしい。その蓄積は、年を重ねるごとに皆さんの学びをきっと助けてくれるはずである。
・この作業のなかで興味を持って取り組んだ課題や思考のプロセス、また講義内容と関わって新しく疑問に思ったことなどは、自学自習として提出してほしい。それらは講義で適宜紹介しコメントするほか、場合によっては講義の題材として扱うこともある。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①前半の授業に関する小テスト(50%)②後半のリレー講義で課題の提出を求め、評価する(50%)。尚、遅刻の多い者や授業態度の悪い学生は評価対象から外す。

・学生の主体的な取り組みとして自学自習を常に受け付ける。様式は自由であるが、ネットからの転用は認めない。提出回数と内容によって評価し、通常評価に加点する。

成績評価方法(備考)

・講義の進行を妨げたり、講師や受講者に迷惑、失礼な行動(私語、席の移動、不要な携帯電話の使用などの妨害・迷惑行動)は厳しく対処する。

受講および研究に関するアドバイス

・講義それ自体やレジュメ・映像資料等を許可なく録音・録画、写真撮影すること、またそれを転載・転用・転売することを固く禁じ、厳しく対処する。
・メディアなどを通じて溢れるスポーツの情報や、自らのスポーツ経験を、本講義で知ったことや気づいたことと関連づけて捉え直して欲しい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

・講義はレジュメをデータで配布するので、教科書は定めません。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
概説スポーツ:スポーツ理論を学び、考える 岡野進 創文企画 4921164959
よくわかるスポーツ文化論 井上俊・菊幸一 ミネルヴァ書房 9784623061181
現代・スポーツ・健康 草深直臣 文理閣 4892590991
新装版スポーツ科学入門 別冊宝島編集部 宝島社 4796658203

参考書(使用頻度、その他補足)

これら以外にも文献は沢山ある。皆さんの理解や興味関心、講義の進み具合などに応じて適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

日本体育学会(http://taiiku-gakkai.or.jp/)
日本スポーツ社会学会(http://www.jsss.jp/)
日本スポーツ人類学会(http://jssa.asia/)
体育史学会(http://taiikushi.org/)
スポーツ史学会(http://sportshistory.sakura.ne.jp/)
日本体育・スポーツ経営学会(http://www.jsmpes.jp/)
日本体育・スポーツ哲学会(http://www.jspspe.jp/yakuin.html)
CiNii:論文検索(http://ci.nii.ac.jp/)
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/