Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
12901:[2025 Spring]IR18‐EAJ203 International Law I (R) § 12902:IR-EAR203 International Law Ⅰ (R) 2025 Spring Wed2 College Of International Relations NISHIMURA TOMOAKI 2

Campus

KIC

Class Venue

MEIGAKUKAN MG002

Language

日本語

Course Outline and Method

【+R授業について】
4⽉1⽇までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。

 19世紀まで妥当していたヨーロッパ中心の伝統的国際法と、そこから大きく構造転換を遂げた20世紀以降の現代国際法を比較しながら、国際法の基本的構造について検討する。
 具体的には「国際法の概念」、「国際法の主体」、「国際法の成立形式」及び「国家の基本的権利義務」の4つのテーマについて概説する。
 教員による講義を中心に授業を進めるが、適宜、受講生による発表やディスカッションの場を設けることで、国際社会の規範を理解し、国家を動かすツールとして、「国際法を実感する」機会を確保する。また、毎回の授業に対して、アンケートやクイズを実施し、manaba+Rや次回授業で、その結果に対する講評を行い、発展学習に繋げる。

Student Attainment Objectives

・国際社会における法秩序の歴史的展開を確認した上で、国際法と国内法の違いを理解する。
・現代国際法の現状について正しい知識を身につけるとともに、国際社会における問題関心を高める。
・公務員試験(外務省専門職を含む。)に対応できるレベルの知識を習得する。
・学部2回生は、平行履修するグローバル・シミュレーション・ゲーミング(GSG)で必要な国際条約の作成プロセスやアクターごとの国際法の使い方を理解する。

Recommended Preparatory Course

 法律学に関する科目(法学、憲法など)を履修しておく(又は平行して履修する)ことが望ましい。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

第Ⅰ章 国際法の基本構造 ①国際法の法的性質

Question:国際法は本当に「法」か? 「法」でなければそれは何か?

2

第Ⅰ章 国際法の基本構造 ②国際法の歴史

ヨーロッパ公法、無差別戦争観と戦争違法観、人民の自決権

3

第Ⅰ章 国際法の基本構造 ③国際法と国内法の関係

一元論と二元論、等位理論、受容方式と変形方式

4

第Ⅱ章 国際法の成立形式 ①序説

Question:国際条約以外に国際法の種類はあるか? あるとすればそれは何か?

5

第Ⅱ章 国際法の成立形式 ②条約

条約の締結、条約の署名と批准、条約の発効と登録

6

第Ⅱ章 国際法の成立形式 ③慣習国際法

一般慣行と法的信念、インスタント慣習法論、一貫した反対国の法理

7

第Ⅱ章 国際法の成立形式 ④現代国際法の法源論

国際立法、ソフト・ロー、強行規範(jus cogens)

8

第Ⅲ章 国際法の主体 ①序説 

Question:イスラム国(IS)は国家と言えるか?言えないとすればそれは何故か?

9

第Ⅲ章 国際法の主体 ②国家

自決権、国家承認

10

第Ⅲ章 国際法の主体 ③非国家アクター

国際機関、個人、企業、NGO

11

第Ⅳ章 国家の基本的権利義務 ①国家主権

Question:グローバル化社会にとって国家主権は不要か?

12

第Ⅳ章 国家の基本的権利義務 ②管轄権

属地主義、属人主義、保護主義、普遍主義

13

第Ⅳ章 国家の基本的権利義務 ③平等権と不干渉原則

機能的平等と実質的平等、国内管轄事項、人道的干渉と「保護する責任」

14

第Ⅳ章 国家の基本的権利義務 ④普遍的義務

obligations erga omnes

Class Format

 対面授業によって実施する。原則として全ての授業回において対面受講型授業によって授業が実施されるが、公務出張や休講に対する補講などにより、メディアを利用した授業(ライブ配信型授業またはオンデマンド型授業)に切り替える場合は、事前にmanaba+Rで告知する。

Recommendations for Private Study

・事前に教科書の該当部分を通読しておくこと(理解できなくても構わない)。
・各章の初めにレジュメを配布するので事件や条約などについては予め確認しておくこと。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 50

 授業の全範囲から出題する。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
50

 第Ⅱ章終了後、第Ⅰ章と第Ⅱ章に関して、レポート課題を実施する(25点)。
 その他、授業後の確認課題、および講義中の発表や成果物によって平常点評価の範囲で加点する(25%)。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

・国際法は、国内法に比べて日常生活のどこに隠れているかがわかりにくい学問である。「国際法の観点から見たらどうなるだろう」という問題意識をもって日々の新聞報道やニュースに触れることを期待する。
・各章の最初に「レジュメ」を配付(アップロード)するので、受講前に各自該当箇所を確認しておくことを推奨する。
・コースツールで授業の補足と質疑応答を行うので復習として活用してもらいたい。
・その他、推薦図書や文献などについては適宜指示する。

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
(1)ベーシック条約集(2025年度版) 浅田正彦編集代表 東信堂 新刊
(2)国際法(第6版) 浅田正彦編 東信堂 新刊

Textbooks (Frequency of Use, Note)

(1)の条約集は、上記の他に刊行されている条約集(有斐閣『国際条約集』、東信堂『ハンディ条約集』)でも構わない。また最近のものであれば2024年度以前のものでも構わない。授業中に携帯していることを前提に講義するので必ず1冊用意しておくこと。ただし三省堂の条約集は、定期試験で、持ち込み不可となるので注意すること。(2)は、講義の予復習に活用する。(1)(2)とも、国際法Ⅰ~Ⅳで同じものを使用できる(改めて購入する必要はない)。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
(1)判例国際法(第3版) 薬師寺公夫他編 東信堂 9784798915586
(2)国際法判例百選(第3版) 森川幸一他編 有斐閣 9784641115552 別冊ジュリストNo.255
(3)国際法規本判例50(第2版) 杉原高嶺他編 三省堂 9784385323275

Reference Books (Frequency of Use, Note)

・上記判例集((1)、(2)および(3))は、講義中に登場する事件についてさらに詳細を知りたい場合に参照してもらいたい。

Web Pages for Reference

国際連合 http://www.un.org/english/
 特にAudiovisual Library of International Law http://legal.un.org/avl/intro/introduction.html?tab=2
外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/
法務省 http://www.moj.go.jp/
国際法学会 http://www.jsil.jp/

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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