授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51868:[2025 通年]テクニカル・ビジット(A) 2025 通年 経営学部 宮田 幸子 2

キャンパス

OIC/OIC

授業施設

A棟/A棟

授業で利用する言語

日本語および英語

授業の概要と方法

テクニカル・ビジット(東南アジア・インドネシア編)は、経営学部2回生以上を対象とし、インドネシアのグローバル企業や在インドネシア(hereafter, 在イ)日系企業への訪問調査を中心とした1週間程の現地研修を中心としたプログラムです。事前講義、現地研修、事後講義から構成されています。
・事前講義:
 事前講義では、主として、現地ビジネスの基礎学習、訪問先の事前調査と調査依頼状(調査目的、質問項目、資料提供の依頼)の作成を行います。
1) プログラム概要の説明。調査チームの編成と現地調査事前準備の分担決め(個人/グループ選択可能)。
2) 日イ経済・ビジネスの事前学習。東南アジアの経済と産業、日本と東南アジアの経済関係、在インドネシア日系企業やインドネシア企業の現地経営や経営戦略について、グループごとに事前学習した成果を発表・質疑応答の実施。日イビジネスに関する基礎知識を深める。
3) 訪問先の事前学習と現地調査の準備。調査グループごとに訪問先企業に関する事前調査を行い、インタビュー調査での問題意識と質問項目を整理。問題意識と質問項目を発表して、質疑応答を通じて精緻化。最後に、現地調査スケジュールと調査内容を最終確認。

・現地研修:
1) 講義 インドネシアの経済とビジネスの概況について、インドネシア大学(歴史ある国立大学)経済経営学部で講義を受け、事前学習の内容理解の深化とその発展。
2) 在インドネシア日系企業やインドネシア企業などを訪問調査し、各研究グループのテーマ・目的に沿ってビジネスの実態についてヒヤリング及び関連施設の見学の実施。
3) 現地調査の成果を取りまとめる授業、大学にて研究会を開き、調査成果の発表と討論。
現地スケジュールによって、現地の社会や文化を理解するためのフィールド・トリップを計画(スケジュール日程による。オプション)。
※参加に英語基準はないが、インドネシア大学での授業は英語、インドネシア大の学生(Buddy)とは英語でのやり取りが含まれる。現地のグループ発表(Group or individual presentation)は、英語での発表資料・発表を推奨する(必須ではない)。
 
・事後講義:
グループごとで調査した内容をまとめたレポート(論文)と、個人の成果レポートを執筆。そのうえで、事後講義では個人またはグループレポート(論文)について発表・討論し、成果を総括。また、個人の成果レポートを提出。
なお、授業スケジュールの項目・コマ数等は予定であり、研修スケジュールや企業との調整等により若干変更の可能性がある。

注意: 事前講義・事後講義共に、プログラムの一部として単位認定の対象となり、担当教員の許可を得ずに事前講義または事後講義を1回でも無断欠席すると、現地研修の参加および単位認定を認めない場合がありますので注意してください。

受講生の到達目標

日本とインドネシアの経済・ビジネス関係についての現地調査を通じて、座学で学んだ理論を実例に置き換えて習得するとともに、現場学習と考察を通じてアジアビジネスにおける学生自身のキャリア形成の動機づけに繋げることを到達目標とします。

事前に履修しておくことが望まれる科目

以下の科目は、できる限り履修しておいてください。
2回生以上配当科目: 国際経営論、アジア経済論(アジアの産業と市場)、International Business、世界経済論、プロジェクト研究(GBL型英語)、英語経営学入門。
3回生以上配当科目: アジア経営論、英語開講 特殊講義(Special Topics) related to Asian economy and business.

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

事前講義 (1) 総合ガイダンス Overview and Guidance

・プログラム概要の説明
・調査チームの編成と現地調査事前準備の分担

事前講義(2) 日イビジネスの事前学習

・東南アジアおよびインドネシアの経済と産業の位置づけ 
・日本と東南アジア・インドネシアの経済関係
・在イ日系企業の現地経営、インドネシア企業の経営戦略

事前講義(3) 訪問企業先の事前学習/現地調査の最終準備

・訪問先企業に関する事前調査(グループ発表と質疑応答)
・インタビュー調査質問項目の発表・討論
・現地調査スケジュール、調査内容の最終確認など

現地研修(インドネシア・ジャカルタ市と周辺都市)

*現地調査前の講義(インドネシア大学経済経営学部) (3コマ)
Lecture topics (仮トピック, 過去実績):
・Indonesia's Economy, History and Current Outlook (経済と産業の発展)
・Doing Business in Indonesia, Sustainable Business Practices(在イ日系企業の経営)
・Entrepreneurship in Indonesia (インドネシアの起業家精神)

*現地調査:企業への訪問調査 Company Visits (5か所程度)
・インドネシア企業、日系企業(includes Factories subject to availability)
*現地調査の取りまとめ
・現地記録(行動記録、訪問記録, Interview notesなど)の確認・分析
・調査成果の取りまとめ、発表準備
*調査後の研究会 (Presentation Seminar) (2コマ)
・調査成果の発表と討論(Q&A Discussion)

*(オプショナル: Field Trip、交流活動)
・国立博物院、伝統クラフト・旧市街見学、金融街Sudirman通り高層ビル群など
・インドネシア学生との交流。他国から集中研修に参加している学生との交流(Subject to availability)。

事後講義 成果発表と議論

・調査レポート(論文)の発表と討論
・個人レポートの提出

授業実施形態

原則対面。インドネシア研修は現地への渡航参加を必須とする。事前・事後講義の日時は履修者確定後に調整の上、設定される。事前・事後講義については、担当講師・TAの出張・体調不良などのやむを得ない事情よってハイブリッド・オンライン実施する可能性がある。コースニュース、告知を毎回事前に確認すること。

授業外学習の指示

<事前講義>
事前講義の前に、授業外で個人あるいはグループごとに現地ビジネスの事前学習、訪問先企業に関する事前学習と質問書の作成を行います。
<現地研修>
現地研修中では、訪問先の政府機関や企業に関する事前の資料調査、訪問後の見学やインタビューのテータ整理、研究での発表準備などを行います。
<事後講義>
事後講義の前に、個人あるいはグループで調査レポート(論文)の執筆と発表資料の作成、最終課題の作成を行います。
以上を行う上で、課外学修が必要となります。教員のサポートを得ながら、学生同士で協力して準備や成果物の作成に当たってください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

(1)事前講義と現地研修への取り組みと出欠状況(50%)
(2)個人またはグループレポート(論文)(20%)
(3)最終個人レポート(30%)

成績評価方法(備考)

評価基準
(1)事前講義と現地研修への取り組みと出欠状況
①事前講義での現地ビジネスの事前学習における担当分の発表内容(PPT等資料作成を含む)と質疑応答
②事前講義での訪問先機関・企業の事前学習における担当分の発表内容(PPT等資料作成を含む)と質疑応答
③現地研修(講義、企業訪問調査)での取り組みと最終研究会での発表内容(PPT等資料作成を含む)、ならびに出欠状況
(2)個人あるいはグループレポート(調査論文)
 現地研修(特にインドネシアでの訪問調査)に基づいて、担当したインドネシア経済・ビジネスと訪問機関・企業について分析した個人・グループレポートを執筆する。その内容について評価。
(3)最終個人レポート
 現地研修を通じた学習成果、アジアビジネスに対する理解、国際(アジア)ビジネスパーソンとしてのキャリア形成について総括した、2千字程度(1200 words if in English)の個人レポートを執筆する。その内容について評価。

受講および研究に関するアドバイス

参加に当たって、下記に紹介したアジアの経済・産業・ビジネス、インドネシアの経済・ビジネスに関する参考文献などを基に、基礎的知識を自己学習して参加することを奨めます。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
経済大国インドネシア- 21世紀の成長条件 佐藤 百合 中公新書 4121021436
インドネシア 21世紀の経済と農業・農村 加納啓良 御茶の水書房 9784275021540 発展途上国から中進国への成長を遂げ、アジアと世界における存在感を高めつつあるインドネシアを考察する。
変容するインドネシア 小川忠 4839603367
ASEANと日本―変わりゆく経済関係― 濱田美紀 日本貿易振興機構アジア経済研究所 4258046620 アジア経済研究所websiteに簡易版PDF有。https://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Reports/Kidou/2023_asean.html
インドネシア経済の基礎知識 塚田学, 藤江秀樹編 ジェトロ (日本貿易振興機構) 9784822411312
インドネシアのビジネス法務 有斐閣 464104824X
東南アジアスタートアップ大躍進の秘密 中野, 貴司 日本経済新聞出版 4296113356
インドネシアは新しい世界の扉 菊池武洋 三省堂書店/創英社 9784879231055 歴史・地勢・政治・経済・社会構造等について、 ビジネスの視点から同国の生活習慣、宗教等を詳細に解説。

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【留学帰国者(「留学終了届」が春学期授業開始日から4月末までに受理された学生)への課題】
出席できなかった授業回の授業内容を確認し、自学自習を行ってください。そのうえで、欠席期間に応じて課題が課されますので、それぞれA4用紙1枚以上にまとめて、5月末までに担当教員へ提出して下さい。課題については、担当教員にEメールで直接問い合わせてください。但し本科目の第一回目の事前講義は6月以降の予定の為、帰国者は参加可能であり欠席レポートは発生しない見込みです。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/