授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10579:産業社会学(S) 2024 秋セメスター 月4 産業社会学部 吉田 秀和 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG403号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
授業全体を通してのテーマは日常生活の変化を社会構造、特に産業構造の側面から捉えようとするものです。具体的には授業スケジュールで確認ください。ただし、スケジュールは厳格なものではなく、おおよその目安であると思ってください。
周知のように社会の在り方は、わたしたちの日常の生活に深く結びついています。言い換えると、年齢・性別・職業などによる生活時間の使い方や生活の質および量がその社会構造の影響を大いに受けているということです。 そこで、この授業では、戦後から今日までの産業構造の変遷を読み解きつつ、私たちの生活の諸相との関係性を特に雇用形態・賃金体系・労働法規・経済政策などに焦点をあてて考察していきます。
なお、授業の進め方は配布資料による説明を基本としています。資料は授業で使用する分をWEBで毎回配布しますので各自で取り込み、準備・学習ください。また、必要に応じて映像資料の閲覧と関連資料による解説も行うこともあります。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

(1)高度経済成長を背景に形成された日本の経済構造と生活構造を説明できる。
(2)日本型労使協調主義の形成過程、ならびにその後の労使関係について説明できる。
(3)高度情報社会と経済のグローバル化に潜む今日的な課題を説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

第1回
産業構造と生活構造

産業、労働、生産、消費
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

2

第2回
産業社会と賃労働

資本、賃金、経営者、労働者、生産力
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

3

第3回
産業社会における生活意識と労働観

生活の質、労働疎外
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

4

第4回
フォードシステムの導入と生活構造の変化

テイラーシステム、熟練解体、単純作業、企画製品
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

5

第5回
生活財の普及と中流意識の浸透

「三種の神器」「新三種の神器(3C)」、一億総中流
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

6

第6回
労使協調主義と労働組合

日本的経営、年功序列型賃金、終身雇用、企業別組合
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

7

第7回
メディア産業の発達と大衆社会の進展

パーソナル・コミュニケーション、ミニ・コミュニケーション、マス・コミュニケーション
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

8

第8回
産業社会の成熟と高度大衆社会

モノ社会からイメージの社会へ、新日本的経営
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

9

第9回
産業構造と生活構造の転換期

プラザ合意、円高不況、産業の空洞化
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

10

第10回
消費社会の到来と個性化社会の到来

不夜城社会、フリーター、成果主義、男女雇用機会均等法
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

11

第11回
バブル経済の崩壊と低成長の消費社会

失われた世代(非正規雇用、雇用の調整弁)
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

12

第12回
グローバル経済社会における産業と生活の変容

労働市場の平等化の背景、男女共同参画社会、成熟産業の研究開発、新規産業創造
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

13

第13回
高度情報化社会と産業構造の変貌

情報処理技術の進展、デジタル家電の普及
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

14

第14回
経済成長政策と成長産業の課題

コンテンツ産業、寡占産業再編
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

15

第15回
産業構造と生活構造に関わる今後の課題

ワーク・ライフ・バランス
「対面授業」(同時配信・録画配信は無し)

授業実施形態

全授業とも「対面授業」での実施を予定しています。なお、授業の同時配信・録画配信は行いません。

授業外学習の指示

授業内容は、基本的に積み上げ方式です。毎回の授業資料を熟読して未消化部分が無いように心がけましょう。関連する資料・文献・書籍などは図書館での書籍閲覧や貸し出し利用が一般的的ですが、図書館ではWEBにより公開されている学術論文や雑誌も数多くありますのでアクセスしてみるのもよいでしょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

最終評価はmanaba+Rで確認できる出席状況が評価対象基準(授業回数の3分の2以上)に達していることが求められます。出席手続きに必要な出席カードのナンバーは講義教室において授業開始時にお伝えします。遅刻(授業開始20分~50分)や欠席(授業終了以降)にならないように各自で手続きください。
授業では「コミュニケーション・ペーパー」の提出12回、「小レポート」の提出3回を予定しています。(記入用のファイルはmanaba+Rの「レポート」において講義時間内に配布します。また、講義時間内での提出を念頭に記入時間として10~15分程度を授業時間内に設けます。授業時のPC使用可ですので、各自の判断で携行ください。
「コミュニケーション・ペーパー」「小レポート」の提出はmanaba+Rの「レポート」において毎回期限を設けて受理します。なお、提出するファイル形式は、配布ファイルと同じMS-Wordです。この形式以外での提出ファイルは評価対象外となります。課題ファイルには、毎回指定のファイル名をつけて提出しますが、その詳細は授業時にお伝えします。
ファイルの提出期限は、原則として授業日の翌日まで(月曜日授業であれば火曜日の23時59分59秒)です。提出期限後に「個別指導(コレクション」を介してファイルを提出するケースがありますが、当該ファイルは評価外としています。また、このことについての返信は行いません。
評価はコミュニケーション・ペーパーにおいて求められる内容に対する記載内容により5~0点の範囲で採点します。12回の提出では満点で60点です。
「小レポート」の評価は求められる内容に対する記載内容によります。採点は15点、15点、10点満点の3つの課題を予定していますが、どの授業回にどの配点において実施するかについてはmanaba+Rでお知らせします。
「個別指導コレクション」における連絡は、授業出席停止対象となっている感染症への罹患など授業参加が認められていない期間に授業があるとき、授業出席ついて配慮を希望する場合に限り利用ください。この場合、出席停止であることの証明となる書類等の写し(写真やPDFファイル)を添付して連絡ください。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

私たちは、日常生活のなかで多種多様な行動をしています。たとえば、お金を稼ぎ、それを元手にほしいものを購入するといった経済活動、周囲からは一風変わっていると思われていても仲間内だけではすごいと認められるような集団行動、宗教的な礼拝やその教えにもとづく宗教的行為などです。つまり、日常は異質的な活動・行動・行為の集合体であり、この個々人の集合体が社会であるといえます。この授業では、社会において利益追求の事業体である企業組織とその中で働く賃金労働者やその家族、さらにこれらの関係に影響を与える政治・政策などに着目して、社会と個人の関係性をどのように捉え、解釈していくのかを考察していこうというものです。それゆえ、授業内容によってはミクロないしマクロの視点から進めていきますので、その点を留意のうえ授業に臨んでください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『「働くこと」を社会学する 産業・労働社会学』 小川慎一他 有斐閣 978-4-641-22043-0

参考書(使用頻度、その他補足)

参考となる文献については講義の中で随時指示するが、産業社会学の包括的な入門書としては上のものがよい。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html