授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15474:専門ドイツ語Ⅲ(J) 2024 春セメスター 木3 法学部 高橋 直人 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS307号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 この授業は対面で実施され、受講生は、①ドイツ語の法学文献を読みこなすための専門的な力を習得し、同時に②ドイツ近代法の基本的な性格やその背景にある歴史・思想を学びます。
 ドイツ語で書かれた学術文献、とりわけ法学文献を読みこなすためには、一定の習熟が必要です。法律上の専門用語や独特の表現、日常とは違った意味に使われる単語、論理的に緻密で硬質な(さらに、時には古めかしい)言い回しなどを前にすると、相当の語学力を持つ方でさえ戸惑うことが少なくないと思います。これまでに皆さんが身につけてきたドイツ語の力を、法学という専門分野における学びという意味でさらに深めることが、この授業の趣旨です。
 受講者の関心やドイツ語学習経験等についてうかがったうえで、それらを考慮してテキストを決定します。たとえば啓蒙時代の刑事法改革やドイツ民法典(BGB)の成立過程など、ドイツ近代法の成立・発展に関わる基本的論点を扱った文献の中からテキストを選ぶ予定です。わが国の近代法がドイツから受けてきた多大な影響を考えると、ドイツ近代法の成立・発展の過程について学ぶことは、日本の現代法の根底にある考え方をいっそう深い次元で理解することにも結びつくといえるでしょう。

受講生の到達目標

1 ドイツ語で書かれた法学文献を理解するために必要な、基本的な読解力や語彙力を身につける。
2 ドイツ近代法の基本的特徴や成立過程について、授業中に学んだ範囲内で理解できている。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

双方向型の導入講義――日本の法学とドイツからの影響、ドイツの法学文献を原語で読むための予備知識(前半)

日本におけるドイツ法(学)の継受 / 近代における日独間の法学交流 / ドイツ法史概観 / 参考書の紹介 / 法や裁判に関連するドイツ語の基本的な語彙

2

双方向型の導入講義――日本の法学とドイツからの影響、ドイツの法学文献を原語で読むための予備知識(後半)

※第1回のキーワードを参照せよ。

3-14

ドイツ語の法学文献を用いた精読(報告)と質疑

ドイツ近代法史に関する諸問題

15

双方向型の最終講義

テキストの要点および授業の基本的テーマに関する再確認 / 発展的問題

授業実施形態

すべて対面受講型の授業で実施する。

授業外学習の指示

 毎回、事前に報告者を決めておき、テキストの担当箇所の翻訳と内容説明を行ってもらいます。基本的に少人数の演習であるため、参加者全員が、ほぼ毎回、報告を担当することになるでしょう。報告時の翻訳の形式は、要約ではなく逐語訳です。一回あたりの授業で扱う文章の量はそれほど多くありませんので、事前に内容的にも文法的にも精確な理解を試み、十分に予習をして授業に臨んでください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

報告の際、テキストの内容を正しく理解できており、かつ文法的にも精確に説明できているかどうかという点が、最大の評価基準となります(60%)。また、本授業を通じてテキストをひと通り読み終わった後、テキストの内容にかかわる小レポートを提出してもらい、これも評価します(20%)。以上に加え、授業中の発言の内容や授業参加への積極性なども含めて(20%)、総合的に成績を決定します。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 ドイツ語以外の初修外国語を履修していた方やドイツ語に自信のない方であっても、学ぶ意欲があれば参加は歓迎です(社会科学、特に法学・政治学を研究するうえで、ドイツ語の知識は必ず役に立ちます)。ただし、その場合、経験不足を補えるだけの予習・復習の努力が不可欠となりますので、相応の心構えをもって参加して下さい。
 授業の中では、テキストの内容面だけでなく文法的な面についてもかなり丁寧に検討を行います。ドイツ語をある程度学んだことのある方も、必要に応じて事前に文法事項を復習しておくことをお勧めします。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

 受講者各自の関心や専門分野、ドイツ語の学習経験等を具体的に聞いた上で、テーマ・内容・難易度の点でそれに見合う文献を、主にドイツ近代法史に関する比較的読みやすい著書・論文の中から、テキストとして選択します(※テーマや難易度の異なる複数のテキストを順次用いる場合もあります)。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

 適宜、授業中に指示します。 テキストの内容に関連する参考文献に加え、ドイツ語(法学)文献を読むために役立つ参考書についても紹介する予定です。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html