授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10059:シチズンシップ・スタディーズⅡ(GV) 2018 春セメスター 水5 経営学部,総合心理学部 山口 洋典 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC342セミナールーム

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

「地域を良くしていきたい」あるいは「社会を変えていきたい」と、どれだけ強く願っても、具体的な行動がなければ、現状を動かすことはできません。しかし、実際に行動しても「力」がなければ、よい成果を導きだす活動はつくりだせません。では、あなたは今、どのような「力」を鍛錬する必要があるのでしょうか?
 本科目では、社会的に影響力のある活動をつくりだす「力」の涵養が主題です。その際、特に他者との協働によるチームワークに注目します。具体的には、学内での講演会等の企画運営に取り組み、その活動の評価を通じて受講生が習得すべき「力」を明らかにしていきます。その後、必要とされるトレーニングを積み重ねていくこととなる。実践と学習を有機的に結びつける過程から、省察的実践家としての素養の形成を目指します。

※本科目は抽選科目となっているので、各学部の「履修・登録の手引き」の受講登録についてのページの案内に従って登録すること。

受講生の到達目標

(1)社会問題の構造を理解する方法がわかる。
(2)チームワークを形成する技能が身につく。
(3)成果重視のマネジメントを実践できるようになる。
(4)地域での実践と大学での学習を往還させる習慣がつく。

事前に履修しておくことが望まれる科目

必須ではないが、「地域参加学習入門」または「現代社会のフィールドワーク」を履修していることが望ましい(並行履修でも良い)。「シチズンシップ・スタディーズⅠ」履修者は、本科目の受講を強く勧めたい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

実践知を磨くとは?

形式知と暗黙知、個人力と組織力、体験学習

2〜4

実践に身を投じる

構造的理解、情報編集、チームワーク

5

実践の結果を評価する

事業評価、結果と成果、問題と課題

6

鍛えるべき力を明らかとする

「力」の構成要素と開発方法

7〜13

鍛えるべき力を磨く

コミュニケーション、マネジメント、リーダーシップ

14

実践を通じて成長する力を育む

自己覚知、他者という鏡、セルフデベロップメント

15

学びをふりかえる

リフレクション、アクションプラン、一皮むける体験

授業実施形態

授業外学習の指示

本科目では、実際に企画の開催補助を担うこととなるため、授業外でその準備に時間を費やす可能性があります。また、講義内容理解を深めるために、読書課題等を適宜提示します。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

グループワークでの積極的な参加と貢献の度合い、授業内でまとめるリフレクションシートでの学びの記述によって評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

特別な予備知識を要しないが、本科目は各々が取り組む社会活動の円滑化/高度化に資する実践能力開発を目指すものであり、本科目で獲得した学びを応用する現場を有していることが望ましい(計画段階の活動でも可)。

この科目の受講には本登録に先立って「エントリー」が必要です。「志望理由」に基づき選考を行います。エントリー方法等詳細はサービスラーニングセンターHPを参照してください。http://www.ritsumei.ac.jp/slc/

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

テキストは指定しない(講義中に適宜プリントを配布する)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新・共感のマネジメント 松本修一 大阪ボランティア協会
人間関係トレーニング[第2版] 津村俊充・山口真人 ナカニシヤ出版
「経験学習」入門 松尾睦 ダイヤモンド社

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

立命館大学サービスラーニングセンター http://www.ritsumei.ac.jp/slc/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話

備考