授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10667:スポーツ批評論(S) 2024 秋セメスター 木3 産業社会学部 佐藤 彰宣 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 私たちはスポーツをプレイするだけなく、動画を見て、SNSでつぶやき、記事を読むことを通しても楽しんでいる。
 本授業では、スポーツ批評を「スポーツについて見る・語る・書く・読む行為」として捉え、社会のなかでスポーツ批評がどのような意味を持ち、各時代のなかでどのように変化していったのかについて社会学の視点から読み解く。
 その際に、スポーツ批評を行う場として重要になってくるのが、メディア=媒体である。スポーツ批評のあり方に媒体がどのような影響を及ぼしているのかに着目する。新聞や雑誌、SNSなどそれぞれの媒体の特性を考慮しながら、社会におけるスポーツ批評の変遷を検討していく。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

【課題に対するフィードバック】
平常点評価の課題としてmanabaに寄せられた授業についてのコメント・質問を、毎回授業内で適宜紹介し、応答する。

受講生の到達目標

・スポーツ批評の歴史的な成り立ちと変遷を理解し、説明することができる
・スポーツ批評に関する社会学の概念や理論を理解し、説明することができる
・スポーツ批評にまつわる事例を、社会学の概念や視点を用いて分析することができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1<対面授業>

ガイダンス:授業の概要

授業の進め方・成績評価方法など。スポーツ批評とは。

2<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評①:メディアイベントとしてのスポーツ

日本における新聞の成立・普及とメディアイベントとしてのスポーツ大会

3<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評②:スポーツ新聞の機能

スポーツ新聞と新聞社の系列化、スポーツファンとの関係性

4<対面授業>

放送媒体とスポーツ批評①:スポーツ中継の発明

スポーツの放送体験、街頭ラジオと「聞き方」の共有

5<対面授業>

放送媒体とスポーツ批評②:ラジオを通した「聴くスポーツ」

ラジオの成立と普及、スポーツ中継の「実況・解説」の誕生と変遷

6<対面授業>

放送媒体とスポーツ批評③:ラジオが作り出す「放送時間」

ラジオにおける放送時間とグラウンドの試合時間、カルチュラルスタディーズ

7<対面授業>

放送媒体とスポーツ批評④:総力戦体制下でのスポーツ放送

ラジオの社会的機能、ラジオ体操の誕生

8<対面授業>

放送媒体とスポーツ批評⑤:テレビとスポーツ中継

スポーツイベントとテレビの普及、クロスオーサーシップ

9<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評③:雑誌とスポーツ批評

雑誌の特性、読者共同体でのスポーツ批評の実践

10<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評④:近代日本の野球雑誌

近現代の日本社会における野球と雑誌の親和的な関係

11<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評⑤:戦後日本のスポーツ雑誌

日本を代表するスポーツ出版社の系譜と社会的機能

12<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評⑥:マイナー誌でのスポーツコミュニティ

マイナースポーツを扱うスポーツ雑誌と読者間のつながり

13<対面授業>

活字媒体とスポーツ批評⑦:消費社会でのスポーツ批評

ビデオという録画機器の誕生、スポーツ雑誌『ナンバー』

14<対面授業>

放送媒体とスポーツ批評⑥:衛星放送時代のスポーツ観戦

BSCS放送による多チャンネル化、スポーツ観戦の変化

15<対面授業>

まとめ:現在の「スポーツ批評」を考えるために

全体の総括、スポーツ批評における過去と現在

授業実施形態

第 1 回~15 回を対面授業にて実施

授業外学習の指示

授業内容の復習として、授業内で提示したレジュメ、および紹介した参考文献を読む。4時間

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・期末レポート(70%):授業全体についての理解度を評価する。
・manaba+Rでのミニレポート(30%):毎回の授業後に、コメント記入のミニレポートを課し、授業への取り組み状況を評価する(manaba+Rより提出)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は指定しない。毎回レジュメを配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
スポーツ雑誌のメディア史 佐藤彰宣 勉誠出版 978-4-585-23060-1
甲子園野球と日本人 有山輝雄 吉川弘文館 978-4642054140
メディアスポーツへの招待 黒田勇編 ミネルヴァ書房 978-4623059416
メディアスポーツ20世紀 黒田勇 関西大学出版部 ‎ 978-4873547305

参考書(使用頻度、その他補足)

その他の参考文献は各回のなかで別途案内する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html