授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14468:[2025 秋セメスター]法政特殊講義(JB) 2025 秋セメスター 水2 法学部 望月 爾 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS205号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本科目の名称は「企業税務⼊⾨」であるが、「企業税務」の中⼼は「法⼈税」であり、それを規律する法律が「法⼈税法」であることから、本科目では法⼈税法の⼊⾨部分を学習することとする。なお、法⼈税法の構造上、企業会計の理解無くして、法⼈税法を理解することはできないので、本科目では企業会計、特に「簿記」の講義を適宜⾏う。法学部の学⽣にとって「簿記」は取っつきにくいものかもしれない。しかし、会社に就職すると、たとえ営業部⾨の社員であっても、取引先企業等の「決算書」などを理解する必要に迫られることから、学⽣のうちに「簿記」を理解することは⼤変有意義である。しっかりと学習してもらいたい。また、「消費税」も「企業税務」において重要であることから、本科目では、「消費税法」についても取り扱うこととする。
 なお、講義内容に関する質問は、対面でのみ受け付ける。また、提出課題に関しては、講評を行う。

受講生の到達目標

①企業の簡単な決算書を理解することができる。
②法⼈税法の基本的な仕組みを理解する。
③簡単な「法⼈税申告」を理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

「税法」の講義を履修しておくこと。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス

①法人税法と企業会計の関係

2

企業会計入門①

①企業経営に「会計」が必要な理由、②財務諸表とは

3

法⼈税の計算構造

①益⾦、②益⾦不算⼊の意味、③損⾦

4

無償取引

①適正所得算出説、②清算課税説、③資産の無償譲渡、④無利息融資

5

寄附⾦

①法⼈税法における「寄附⾦」の意味、②指定寄附⾦等、③「認定給与」との関係

6

役員給与・退職⾦

①損⾦算⼊できる役員給与、②役員退職⾦と「不相当に⾼額」の基準、③役員の分掌変更と退職⾦

7

引当金・貸倒損失

①引当金とは、②貸倒損失とは、③貸倒損失の計上のタイミング

8

交際費

①交際費とは、②交際費課税の趣旨、③交際費規定の改正

9

企業会計入門②、法人税率

①仕訳問題練習、②法人税率

10

簿記到達度確認、繰越欠損金

①事業年度独⽴の原則、②法⼈税法上の⽋損⾦

11

宗教法⼈が原則⾮課税なのは「優遇」か︖

①法⼈税の課税根拠、②法⼈税の納税義務者、③収益事業とは

12

組織再編税制
消費税法①

①組織再編成、②組織再編税制、③組織再編成に係る行為計算否認規定、④消費税法の基礎、⑤消費税の納税義務者、⑥消費税額の計算の仕組み

13

消費税法②

①益税問題、②仕入税額控除、③非課税・ゼロ税率、④飲食料品への軽減税率、⑤消費税の逆進性

14

租税手続法
到達度検証

①申告納税方式、②賦課課税方式、③自動確定方式、④確定申告、⑤更正処分、⑥更正の請求、⑦各種加算税
【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照

授業実施形態

対面授業を原則とする。

授業外学習の指示

税に関するニュースに気を配ること。講義の冒頭に話題にすることがある。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

内訳は以下の通りとする。
20%:簿記到達度確認
10%:提出課題の内容
70%:最終講義日における到達度確認

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

新聞等で税法に関する記事を探してみよう。意識して新聞を読んでいると、⾝近なところに税法の問題が絡んでいることに気付くはずである。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
よくわかる法⼈税法⼊⾨ 第2版 三⽊義⼀編著 有斐閣

教科書(使用頻度、その他補足)

上記教科書は、授業内で使用する予定はないものの、本科目の予復習で使用してもらいたいので、受講生には入手することを薦めたい。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
租税法 第24版 金子宏 弘文堂
税法 新装版 清永敬次 ミネルヴァ書房
税法基本講義 第7版 谷口勢津夫 弘文堂
よくわかる税法入門 第19版 三木義一編 有斐閣
スタンダード法人税法 第3版 渡辺徹也 弘文堂

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/