授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30502:経済学特殊講義Ⅲ(現代社会と協同組合)(E) 2022 春セメスター 水5 経済学部 増田 佳昭 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 105号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 現代社会にはさまざまな経済主体が存在します。その代表が株式会社ですが、協同組合をはじめとする各種の非営利組織も社会の重要な構成要素です。また協同組合は、経済の民主的な運営にとっても重要な意義を持つものです。本講義では、法人類型、経済組織類型、法律の側面から協同組合の特質を理解するとともに、協同組合の歴史的な発展をふりかえり、日本における各種協同組合の現状と課題について学びます。あわせて、大学生協などの協同組合組織の運営方式の特質とそれへの参加の意義、さらには社会を構成する経済組織の多様性について学びます。
 授業は講義を中心とし、毎回の授業の終了時にmanaba+Rを用いて授業内容の理解度を確認し、授業内で提起した論点に対する意見の提出を求めます。意見については、次回以降の講義等で適宜補足的説明を行いいます。
 

受講生の到達目標

1)協同組合の法人としての特質、経済組織としての特質、根拠法を理解すること。
2)日本における協同組合の歴史と現状について、概要を理解すること。
3)協同組合運営方式の特徴を理解し、協同組合のよりよい運営に関与する態度を持つこと。
4)上記を通じて、現代社会に於ける経済組織の多様性について理解し、関心を持つこと。

事前に履修しておくことが望まれる科目

とくになし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1(オンデマンド配信)

イントロダクション-現代社会の課題と協同組合、社会的企業

講義の狙いと概要

2

経済組織としての協同組合-協同組合は株式会社とどう違うか

持続的経済組織としての経営体、経営体のなりたちと経営目標、株式会社と協同組合のなりたちと経営目標の違い

3

法人としての協同組合-法人はどのように区分され協同組合はどう位置づけられるか

法人と非法人、営利法人とその分類、非営利法人とその分類、中間法人としての協同組合法人

4

協同組合の法律-協同組合はどのように法律に定められているか

協同組合法、消費生活協同組合法、農業協同組合法、森林組合違法、水産業協同組合法、中小企業等協同組合法

5

協同組合の運営-協同組合の運営は株式会社とどう違うのか

協同組合の三位一体的性格、機関の構成と組合員参加、協同組合の役員

6

協同組合の歴史-協同組合はどのようにして生まれてきたか

イギリスの消費協同組合、ドイツの農村協同組合、日本の報徳社運動

7

戦前における日本の協同組合運動

産業組合法の成立、産業組合拡充運動、産業組合主義

8

日本における協同組合の展開-産業組合から農協へ

戦前における協同組合、戦後改革と協同組合制度の変遷、食糧統制と農協、高度成長と農協

9

日本における生協運動の展開

戦前における生活協同組合の成立と展開、戦後消費者運動と生協の発展

10

現代の協同組合(1) 大学生協

大学生協の目的、その組織と事業、活動、財務などについて学ぶ

11

現代の協同組合(2) 地域生活協同組合

地域生協の目的、組織と事業、活動について学ぶ

12

現代の協同組合(3) 農業協同組合

農協(JA)について、その目的、組織と事業、活動について学ぶ

13

現代の協同組合(4) その他の協同組合

その他の協同組合を取り上げて、目的、組織と事業、活動について学ぶ

14

現代社会における協同組合の存在価値と展望

ICA(国際協同組合同盟)の活動、協同組合への支援制度、新たな協同組合法制の動き

15

講義のふりかえり

講義のふりかえり、現代社会が抱える問題と協同組合の存在意義

授業実施形態

<BCPレベル1-2の場合>
授業は原則として、対面授業で行います。
・ただし、第1回は受講者数が不確定なので、web授業とします。講義動画をmanaba+Rにアップするので、それを受講してください。詳細は、講義ニュース等をご覧下さい。
・第2回以降は、対面授業に加えて講義録画のオンデマンド配信を行う予定です。詳細は後日お知らせします。
協同組合の現場の方の講義も予定しているために、各回の講義内容を変更することがあります。

<BCPレベル3-4の場合>
第1回~15回をwebにて実施します。

授業外学習の指示

講義への関心を深めるため、大学生協や地域生協、JAなどの協同組合に関心を持って、その事業や運営の仕方を調べてみよう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

理解度、到達度を測るために実施するレポートにより評価する。詳細は備考欄参照。

成績評価方法(備考)

毎回の講義で提出を求めるミニレポートによる平常点評価 50%
期間中の2回分の課題レポートによる評価 50%
課題レポートは、具体的な協同組合を対象にして、その組織、事業等について調べるものです。

BCPレベルが3-4の場合も、成績評価方法に変更ありません。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

使用しない

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
協同組合のコーポレート・ガバナンス 山本修・吉田忠・小池恒男編著 家の光協会 ISBN4-259-52144-6
現代生協論の探究(理論編) 現代生協論編集委員会編 コープ出版 ISBN4-87332-237-5
現代生協論の探究(現状分析編) 現代生協論編集委員会編 コープ出版 ISBN4-87332-221-9
JAは誰のものか 増田佳昭編著 家の光協会 ISBN978-4-259-51851
協同組合の源流と未来 日本農業新聞 岩波書店 ISBN978-4-00-061204-3

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html