授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10058:シチズンシップ・スタディーズⅡ(G1) 2018 春セメスター 火4 経済学部,理工学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部 宮下 聖史 2

キャンパス

BKC

授業施設

アドセミナリオ209号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 地域を良くしていきたい。社会を変えていきたい。その想いがあったとしても具体的な行動がなければ、現状を動かすことはできない。しかし、実際に行動しても「力」がなければ、よい結果を導き出す活動はつくりだせない。では、あなたは今、どのような「力」を鍛錬する必要があるだろうか。
 本科目では、社会的に影響力のある活動を作り出す「力」の涵養が主題である。その際、特に他者との協働によるチームワークに注目したい。具体的には、地域に関わる企画の運営に取り組み、その活動を通じて受講生が習得すべき「力」を明らかとする。実践と学習を結びつける過程から、省察的実践家としての素養形成を目指したい。

 本年度は、BKCキャンパスの近隣地域をフィールドとした企画の実施や運営に携わる予定である。

※本科目は抽選科目となっているので、各学部の「履修・登録の手引き」の受講登録についてのページの案内に従って登録すること。

受講生の到達目標

(1)社会問題の構造を理解する方法がわかる。
(2)チームワークを形成する技能が身に付く。
(3)成果重視のマネジメントを実践できるようになる。
(4)地域での実践と大学での学習を往復させる習慣がつく。

事前に履修しておくことが望まれる科目

必須ではないが、「地域参加学習入門」または「現代社会のフィールドワーク」を履修していることが望ましい(並行履修でもよい)。「シチズンシップ・スタディーズⅠ」履修者は、本科目の受講を強く勧めたい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要-実践に身を投じることの意味、アイスブレイク

サービスラーニング、サードプレイス

2〜3

実践に身を投じる

構造的理解、情報収集、チームワーク

4〜6

実践を企画する

ソーシャルデザイン、巻き込む力

7

企画を実行する

実行力、協力体制、調整力

8

実践の結果を評価する

事業評価、結果と成果、問題と課題

9〜13

さらなる実践力を磨く

コミュニケーション、マネジメント、リーダーシップ

14

実践を通じて成長する力を育む

他者という鏡、セルフデベロップメント

15

学びをふりかえる

リフレクション、アクションプラン、一皮むける体験

授業実施形態

授業外学習の指示

本科目では、実際に企画の開催補助を担うこととなるため、授業外でその準備にあたってもらう可能性がある。また、講義内容理解を深めるために読書課題等を適宜提示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

グループワークでの積極的な参加と貢献の度合い、授業内でまとめるリフレクションシートでの学びの記述、担当した発表内容によって評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

特別な予備知識を要しないが、本科目は各々が取り組む社会活動の円滑化/高度化に資する実践能力開発を目指すものであり、本科目で獲得した学びを応用する現場を有していることが望ましい(計画段階の活動でも可)

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
自立支援の実践知-阪神・淡路大震災と共同・市民社会 似田貝香門 東信堂 9784887137974 ボランティア活動の動機づけ、主体化について多くの示唆を与えてくれる研究書です。

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考