Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
15865:IR18‐HJ301 Advanced Seminar (60) § 15866:IR-GR301 Advanced Seminar (60) 2023 Fall Wed4 College Of International Relations SHIRATO KEIICHI 2

Campus

KIC

Class Venue

KOSHINKAN KS306

Language

Japanese

Course Outline and Method

 本ゼミは、ジャーナリズムの手法と思考を体験的に学習しながら、正確な情報を選択できる力、社会の様々な問題に切り込む取材力、考察力、大勢に流されない批判精神を高めること──などを目標に活動しています。①新聞やテレビの記者、番組制作者、フリーランスなど将来ジャーナリズムの世界で働きたい人、②ゼミ志願時点では進路について未定であっても社会に対する何らかの疑問・問題意識を抱いている人、③現場を歩きながら何かを夢中になって調べたい人、④社会正義の実現を真剣に追求したい人──などを歓迎します。

①3回生前期の授業では毎回、学生一人一人が自分の関心に基づいて選んだテーマについて独力で調べ、他のメンバーの前で発表することを繰り返します。教員はこのプロセスにおいて、調べ方や考え方を適宜助言します。夏休み直前から3回生後期にかけては、数人のグループで取材班を結成し、好きなテーマについて学内外で取材します。ゼミ1期生の取材班は、学生の間に広がる携帯電話販売ビジネスの実態を取材して長文の記事を執筆し、その成果は新潮社の国際情報ウエブサイト『フォーサイト』に掲載され、広く一般公開されました。その後の世代の学生たちも、テレビにおける障がい者の描き方について考える動画を制作したり、ミスキャンパス立命館の実態を取材したり───と優れた取材成果を挙げています。また、月刊誌編集部と連動したインタビューの訓練、街を歩きながら都市構造を観察する方法の学習なども行います。

②4回生は就職活動と並行しながら卒業論文の作成に力を入れます。卒論を書くことによって幅広い教養、調査力、構想力、文章執筆能力、交渉能力、柔軟な発想力などの向上を目指します。本ゼミの卒論執筆では、図書館での文献探しだけでなく、インタビュー等の取材を通じて証言や1次資料の入手を重視します。

③ゼミ主宰者の白戸は国際関係学部の2期生(1989年入学)で、卒業後は2年間の大学院生活を経て毎日新聞社(1995~2014年)と三井物産戦略研究所(2014~2018年)で計23年間勤務しました。現在も様々なメディアに記事を書き続け、ジャーナリスト、官僚、企業役員などと一緒に仕事をし、広範な人脈を有しています。こうした経歴と経験を活かし、卒業後にメディア関係のみならず一般の企業で働きたい学生に対しては、本人が望めば就職活動に関する指導を実施します。ただし、本ゼミは「就活ゼミ」ではありません。「有名企業に入りたい」「白戸ゼミは就活で有利」などと考えている学生は明確にお断りします。

Student Attainment Objectives

・ 他人から指示されなくても課題設定できる
・ 問題や現象を明晰に、分析的に、批判的に思考できる(大勢、感情、権威などに左右されない)。
・ 異文化に関心を抱き、問題や現象を国際的な視点から考察できる。
・ 文法的に正確で、意味が明確で、読みやすい文章を書ける(全ての仕事の基本)
・ 他者の話を正確に理解し、正確に質問し、質問に論理的・説得的に回答できる

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1-15

ゼミの運営方法

原則としてゼミの運営は受講生と協議して決めるが、基本的な運営方法は下記の通り。
・3回生前期 各学生は議論したいテーマを設定。他のゼミメンバーに事前調査を求め、議論を主導する
・3回生後期~ ゼミナール大会での発表、またはジャーナリズムの実践としての取材活動の開始
・4回生 卒論に向けた各自の関心に基づく研究テーマの設定、ゼミ全体で学習成果を報告し、学生間で議論。

Class Format

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

Recommendations for Private Study

1.毎日10分でよいのでテレビやユーチューブでニュースを見る習慣をつけること。
2.読書と旅(旅行ではない)を積極的に。具体的なやり方はゼミ内で指導します。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

タームペーパー40%
設定されたテーマについて、論理的、科学的に思考したうえで執筆しているか否かを評価する。

日常点評価60%
ゼミでの報告、討論への参加、ゼミ運営への貢献に基づいて評価する。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

立命国関卒業生の私は、30年近く前に一緒だったゼミ仲間と今でも交流があります。皆で授業中によく発言し、楽しく議論したからです。実り豊かなゼミにできるか否かは、所属する学生次第。議論できる仲間が多いほど、豊かな人間関係を育んでくれるゼミになると思います。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/