授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14697:東洋史資料講読(LA) 2019 春セメスター 木3 文学部 落合 淳思 2

キャンパス

衣笠

授業施設

敬学館KG112号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

テーマ:中国古代の文化
『爾雅(じが)』には、中国古代における言語や科学技術、地理や動植物などが記述されている。本講義においては、受講生は順番で訓読し、またその部分について調査・発表をおこなう。また、発表担当以外の受講生も予習として訓読をおこない、かつ発表者に対して質疑やアドバイスを発する。
なお、『爾雅』はきわめて簡潔な記述であるため、単独では歴史研究に有用ではなく、注釈書(『爾雅注疏』)を講読の対象とする。

受講生の到達目標

1.漢文資料を読解できる。
2.文献資料を通して中国古代の文化が理解できる。
3.中国古代の文化について調査・分析ができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

「漢文入門」など、漢文の入門講義を履修しておくことが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

『爾雅』と注釈書について・発表順の決定

『爾雅』と注釈書について

2

発表方法の概要(講義)

漢文の訓読 歴史学の方法 発表の意義 

3

漢字に残る中国古代の文化(講義)

漢字の成り立ち 動植物 器物 建築

4〜14

『爾雅注疏』の講読

『爾雅注疏』の講読

15

検証テスト(50分程度)と解説(40分程度)

検証テスト

授業実施形態

授業外学習の指示

第4回~第14回は発表者以外も訓読をしてくること。発表者以外は、発表者に対する質疑に参加する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

発表 40点
(20点×2回。受講生が多い場合は1回分をレポート提出で代替する)

発表者に対する質疑への参加 40点

検証テスト 20点

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

プリント配布する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

講義中に紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,学生との直接対話

備考