授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33768:[2025 秋セメスター]民法Ⅱ(E) 2025 秋セメスター 木2 経済学部 木原 彩夏 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

民法は、私人個人の私的生活関係(個人間の取引等)を対象とする私法の基本法である。
その対象範囲は幅広く、内容も多岐にわたる。

本講義(民法Ⅰ及び民法Ⅱ)は、初学者を対象とし、民法の全体像を把握し、その重要部分を理解することを目的とするものである(民法の全分野を網羅的に取り扱うものではない)。

春学期の民法Ⅰと秋学期の民法Ⅱを通じて、民法の全体像が把握できる仕組みとなっている。
民法Ⅰ(春学期)には、民法総則、物権、親族相続分野を扱い、民法Ⅱ(秋学期)には、債権総則、債権各論(契約法、不当利得及び不法行為等)を扱う。

授業は講義形式で行う。

受講生の到達目標

(1)民法の債権法分野の全体像を把握し、重要な規律の内容を理解する。
(2)具体的な場面において、問題となる民法の規律とその内容を考察し、具体的な事案についての結論を出すことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

春学期の民法Ⅰを履修すること。民法Iを履修していない者の履修も可能ではあるが、民法Ⅰの内容を理解しているものとして授業を進める。試験についても、民法Ⅰの内容を理解していることを前提に出題するものとする。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション
債権債務、弁済・相殺

オリエンテーション
債権債務とは何かについて概要をつかむ。そして債務が消滅する原因となる弁済・相殺等の規律につき学ぶ。

【+R授業】判決文の読み方について解説する

2~3

債権の強制的実現・責任財産保全

債務者が任意に義務を履行しない場合に債権者がとりうる強制的な債権実現手段と、責任財産を保全するための手立てである債権者代位権・詐害行為取消権について学ぶ

4~5

債務不履行 多数当事者間の債権債務・保証

債務者が債務を履行しなかった場合の規律(債務不履行による損害賠償等)について学ぶ

6

債権債務の移転

債権譲渡をはじめとする、債権債務の移転について学ぶ
教科書374~391頁

7~8

契約法総論

契約の分類、契約の成立および契約の効力ならびに双務契約における規律(契約解除等)につき学ぶ

9

売買契約

契約の中でも特に重要な売買契約の規律につき学ぶ。また、金銭の貸し借りの契約である金銭消費貸借契約につき学ぶ。

10~11

賃貸借契約

物の貸し借りの契約である賃貸借契約について学ぶ。とりわけ、その中でも特に重要な不動産の賃貸借についての規律を重点的に取り上げる。
第10回(12月4日(木))はWEBオンデマンド授業となる

12~13

不法行為

契約関係にない当事者同士の関係を調整する規律のうち、加害者に対し、被害者が被った損害を賠償させる制度である不法行為の規律につき学ぶ。
第12回(12月18日(木))はWEBオンデマンド授業となる

14

事務管理・不当利得
その他の契約

契約関係にない当事者同士の関係を調整する事務管理・不当利得の規律につき学ぶ
典型契約のうちここまでで取り上げられなかった請負契約、委任契約、贈与契約、組合等につき学ぶ

授業実施形態


講義形式(対面)で行う。+R授業はwebオンデマンドで実施する

最新のトピックを盛り込む授業内容及び授業の進捗に鑑み、全体の半分を超えない範囲でメディアを利用した授業(WEBオンデマンド配信)を取り入れることがある。
授業がWEBオンデマンドでの実施となる場合には、(不測の事態による休講・補講のケースを除き)一週間前までにコースニュースで連絡する。

また、補講が必要となる場合には、補講をメディアを利用した授業(WEB配信)の形で行う可能性がある。

メディアを利用した授業においては、メールおよびmanaba+R掲示板で受け付けることにより、受講生とのコミュニケーション機会を確保する体制を整える。

授業外学習の指示

指定教科書の指定箇所を、条文と突き合わせながら授業前に一読しておくこと(30~90分程度)。
※授業前に教科書の内容を予習してきたことを前提に授業を進める。

授業後にも、教科書及び自己のノートを突き合わせて復習し、各回の講義内容を習得したことを確認すること(60~90分程度)。
その他の授業外学習については、必要に応じ講義毎に指示する。その他の授業外学習の指示は、参考文献を指定する等の方法による。
(1時限の講義につき、上述した予習・復習の時間も含めて、それぞれ90分程度となる範囲の授業外学習を指定する)。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 100

受講生の到達目標に対応して、授業内容の理解度を問う問題を出題する。授業内容の理解、及びそれを前提とした、具体的な事例に対する規律の適用を考察する等の論理的思考力を重視して評価する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)

成績評価方法(備考)

試験の出題形式(論述形式となるか、択一形式となるか等)については、試験に先立ち授業内で説明する。

受講および研究に関するアドバイス

取り上げる範囲が膨大であるため、授業の進度は必然的に早くなる。そのため、一回一回の内容を着実に理解し積み上げていくことが必要となる。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
コア・テキスト 民法[エッセンシャル版] 平野 裕之 新世社 978-4883843329

教科書(使用頻度、その他補足)

民法全分野が一冊となっている教科書である。本教科書をベースに解説を行う授業とする予定である。そのため、毎回授業で必ず使う予定である。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
民法4 債権総論 第2版 山本敬三(監修)、栗田昌裕ほか著 有斐閣 978-4-641-15131-4 初版は法改正が反映されていないので、必ず第2版を使用すること
民法5 契約 山本敬三(監修)、大澤彩ほか著 有斐閣 978-4-641-15088-1
民法6 事務管理・不当利得・不法行為 山本敬三(監修)、中原太郎ほか著 有斐閣 978-4-641-15092-8

参考書(使用頻度、その他補足)

上記有斐閣ストゥディアシリーズは、初学者にわかりやすい単元別の民法テキストとなっている。授業内で直接使うことはないが、授業内の説明を上記参考書の記載を参考にして行うことがある。より民法を理解したいときにおすすめのテキストである。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/