| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 50464:[2025 秋セメスター]行政法Ⅰ(P) | 2025 | 秋セメスター | 水2 | 政策科学部 | 蔡 秀卿 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
また、皆さんが政策科学部で学んでいる解決型の学びとの関係でいいますと、一つの社会問題の背景には様々な要因等があります。法的観点から見れば、①関係法制度が不備あるいは不適切という法制度的要因、②法制度自体に問題はないが、法制度趣旨通りに運用しない、つまり運用上機能不全という機能的要因、③長年の慣行で行われてきた行政文化あるいは市民の意識が根強いという法意識・法文化的要因があります。皆さんが取り組んでいるプロジェクトには②、③がよく探られますが、①についてはあまり触れておられません。①までも探って法制度、法政策の争点等をつかんで考えていけば、より有効的な公共政策を構想することができます。
学問的には、行政法は、国民・住民の目線から行政活動を法的かつ民主的にコントロールする法と説明されています。その内容は一般的には、「行政法総論」及び「行政救済法」から成っていますが、政策科学部学生を念頭に置くならば、「政策科学を学ぶための行政法」、「政策紛争法」になります。本授業である「行政法Ⅰ」は前者、「政策科学を学ぶための行政法」で一般に「行政法総論」と呼ばれるものです。主な内容は、「政策形成と行政法」、「政策過程・決定と行政法」、「政策実施と行政法的手段」、「政策の実効性と行政法」の4部構成です。
授業の方法は、基本的に授業スケジュールに従って、manaba+Rコンテンツ(教材)にて掲載される教材(レジュメ)及び参考書を皆さんが予習していることを前提として講義を進めていきます。
授業関係のご質問がある場合、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
tsayshio@fc.ritsumei.ac.jp
受講生の到達目標
(2)公務員を目指す方には、適法な(ないし妥当な)行政活動を行うための基礎的な法知識を獲得することができます。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
第Ⅰ部 政策形成と行政法
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法解釈論、法政策論、行政通則法律 |
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| 2 |
第Ⅱ部 政策過程・決定と行政法
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行政組織法律主義、行政(主)体、独立行政法人、指定法人、行政委員会 |
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| 3 | 第3講 政策と行政組織法(2) |
執行機関の多元主義、行政委員会、公務員の身分保障 |
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| 4 | 第4講 政策過程・決定の根拠となる法令(行政法の法源) |
成文法源、不文法源、条理 |
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| 5 | 第5講 政策過程・決定が遵守すべき行政法の基本原則及び行政通則法律・条例(1)(行政手続法・行政手続条例) |
法治主義、法の支配、信義則・信頼保護の原則、権利濫用禁止の原則、比例原則、平等原則、適正手続の原則、透明性の原則、適正手続、デュープロセス(due process)、自然的正義(natural justice) |
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| 6 | 第6講 政策過程・決定が遵守すべき行政通則法律・条例(2)-公文書管理法・公文書管理規則・規程、情報公開法・情報公開条例、及び個人情報保護法・個人情報保護条例 |
行政文書、個人情報、情報公開 |
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| 7 | 第7講 政策過程と行政調査 |
直接強制調査、間接強制調査、任意調査、令状主義 |
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| 8 |
第Ⅲ部 政策実施と行政法的手段
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行政立法、法規命令、委任命令、執行命令、行政規則、意見公募手続 |
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| 9 | 第9講 行政処分(行政行為) |
行政処分、行政行為、形式的行政行為、行政行為の瑕疵 |
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| 10 | 第10講 行政指導及び行政計画 |
行政指導、行政計画 |
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| 11 | 第11講 行政契約 |
行政契約、建築協定、緑地協定、景観協定、競争入札 |
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| 12 |
第Ⅳ部 政策の実効性と行政法
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行政上の強制執行、司法執行型、行政執行型、行政上の強制徴収 |
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| 13 | 第13講 行政上の強制執行(2) |
行政代執行、強制金、直接強制、 |
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| 14 | 第14講 行政上の制裁 |
行政罰、行政秩序罰、過料、課徴金、制裁的公表 |
授業実施形態
対面授業の回に不定期的に出欠確認を行います。出欠は成績評価には直接結びつきませんが、成績評価が55点~59点とした場合考慮要素として勘案します。出席した場合はCと、欠席した場合はFとします
授業外学習の指示
授業後、自分の言葉でも説明できるほど、理解している程度まで復習してください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 60 | 期末に定期試験を行います。成績評価の60%を占めます。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
40 | ●レポートを1回課します。第7回の週に出題します。成績評価の40%を占めます。
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
・法論理や法制度を勉強するにあたっては、常に、"What" (どういう意味?)、"Why"(何故?)、 "How"(どのように?)を自問しながら考えていくことのみならず、その妥当性・合理性をも評価することに努めてください。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| レクチャー行政法 | 見上崇洋ほか | 法律文化社 | 9784589034175 | |
| アクチュアル行政法(第3版補訂版) | 市橋克哉ほか | 法律文化社 | 9784589042521 | |
| 行政法読本 | 芝池義一 | 有斐閣 | 9784641131378 | |
| 行政法概説Ⅰ(第7版) | 宇賀克也 | 有斐閣 | 9784641227835 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/