授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15882:[2025 秋セメスター]観光文化論(S) 2025 秋セメスター 木2 産業社会学部 池田 知加 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
世界の国際観光客到着者数10億人、日本人の海外旅行者数1800万人を超えていた状況から、コロナ禍における観光者数の激減や観光関連産業への打撃など、観光は今日の社会において大きな社会現象となっています。本講義では、文化として観光を理解するために、観光の歴史をみながら、どのような社会の変化があったのかについて検討します。観光について考察するには、単に観光する人だけに焦点をあてるのではなく、観光をつくりだす人や仕掛けやその背景にある文化のあり方までを含めて理解する必要があります。それだけ観光というものは、複合的な現象なのです。講義の最初は西欧にはじまる「近代観光」について扱い、次に観光によって生まれた新しい「まなざし」、そのまなざしが生み出す風景、最後に観光を生み出すしかけについてメディア、政策といった点から観光を多角的に検討します。

【授業の方法】
教室でレジュメを配布し、パワーポイントで映写しながら講義形式ですすめます。レジュメはmanabaからも配信します。

受講生の到達目標

1. 観光の歴史を近代や新しい視線の誕生という点から理解し、説明できる。
2. メディアや政策など観光を生み出す仕掛けについて理解し、説明できる。
3. 観光を文化的な側面から理解し、分析することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1 ライブ配信型授業

イントロダクション 「観光」へのアプローチ
出席調整が必要な場合のグループ分けなどライブ配信型授業を実施

観光 近代観光

2 対面授業

近代観光前史

巡礼 通過儀礼 グランド・ツアー 大航海時代

3 対面授業

近代観光1 ロンドン万博

鉄道 博覧会 オリエンタリズム

4 対面授業

近代観光2 パリ万博

擬似イベント スペクタクル

5 対面授業

近代観光3 観光と展示

観光のまなざし 展示的価値 

6 対面授業

事例研究 チベットの観光化を事例に

鉄道 擬似イベント 伝統

7 対面授業

観光のまなざし1 風景と風景画

近代 産業革命 文化観光 自然観光

8 対面授業

観光のまなざし2 明治の新しい風景

風景観 志賀重昴『日本風景論』 国木田独歩『武蔵野』

9 対面授業

観光のまなざし3 観光地の没場所性

マス・ツーリズム レルフ「没場所性」 リゾート法

10 対面授業

観光の現在1 新しい観光
【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照

マス・ツーリズム オルタナティブ・ツーリズム J.アーリ「観光のまなざし」

11 対面授業

観光の現在 2 観光地の イメージ 化

ビジット・ジャパン・キャンペーン ディスカバー・ジャパン・キャンペーン 場所間競争 真正性 イメージ

12 対面授業

観光とメディア1 観光とガイドブック

メディア ガイドブック

13 対面授業

観光とメディア2 SNSと観光

SNS イメージ 語り

14 対面授業

観光への文化的なアプローチ

観光 文化
受講登録人数によってはライブ配信型授業になる場合があります

授業実施形態

対面授業で実施します。ただし、第1回目は受講登録数が確定していないため、ライブ配信型授業とします。
+R授業は10回目に合わせて、オンデマンド配信をします。

授業外学習の指示

・復習として、毎回の授業で提示する課題に取り組む(1時間程度)
・予習として、事前に講義レジュメを読んで講義にのぞむ。
・不明な点、理解が足りない点は質問などで確認する
・授業で提示された参考文献から興味あるものについて読む

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

 ・客観テスト(到達目標1,2に対応して、基本概念や語句の理解度を問う)
・論述問題(到達目標3に対応して、論題の設定と論理的整合性を問う)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

授業内容の理解を深めるためのコメントペーパー
基礎的事項の理解度の確認のための小テスト
提出はmanabaを利用する予定です

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しません。レジメを使用します。参考書については適宜提示します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
観光文化学 山下晋司編 新曜社 478851080-4
幻影の時代 D.J.ブーアスティン 東京創元社 4488006698
博覧会の政治学:まなざしの近代 吉見俊哉 中央公論社 4121010906
場所の現象学 エドワード・レルフ ちくま学芸文庫 4480084797

参考書(使用頻度、その他補足)

参考文献は、授業内容の理解を深めさらに自分で考察したい場合に読んでください。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考

授業内外のコミュニケーションについて
manabaの掲示板、コースニュース

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/