授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50209:マーケティング・リサーチ(BB) 2024 春セメスター 火2 経営学部 日高 優一郎 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS267マルチメディアルーム

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 この授業では、マーケティング・リサーチのアウトラインとその方法を、やりながら学びます。具体的には、❶マーケティング・リサーチの意義およびアウトラインを説明し、❷各プロセスを進めていく上での大切なポイント、および、データ分析に必要な統計的な方法を説明します。その上で、❸マーケティング・リサーチをグループごとに実施して、その結果をとりまとめ、発表します。また、他グループのリサーチ結果発表を授業内容に即して評価し、評価レポートとして提出します。
 この授業は「講義」と「実習」のセットで構成されます。マーケティング・リサーチを実施するにあたっては、1)個々に主体的な取り組みを要し、また、2)上記❶❷の内容をしっかり理解した上で他チームのリサーチ活動を正しく評価する必要がありますので、積極的な参加を心がけて下さい。実際にマーケティング・リサーチに自分で取り組み、評価することで、マーケティング・リサーチ実施の効果を高めるための大切なポイントを経験的に理解することを企図しています。
 なお、本授業では、統計解析ソフトとしてSPSSを使用する予定です。

受講生の到達目標

(1)マーケティング・リサーチの意義やアウトラインを理解すること。
(2)分析手法や結果の解釈方法に関する基礎的なスキルを習得すること。
(3)リサーチ課題の設定・仮説構築・リサーチデザインの設計・分析・結果の解釈と示唆の導出に至るマーケティング・リサーチの各プロセスにおける大切なポイントを経験的に理解すること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

 本授業では統計的な方法を取り扱います。そのため、基礎統計など統計学に関する科目を履修しておくと授業内容の理解がはかどりますので、必須ではありませんが履修が望ましい科目として挙げておきます。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション(マーケティング・リサーチの概要)

授業概要 マーケティング・リサーチプロセス

2

マーケティング・リサーチ・アウトライン

リサーチ課題の設定 仮説導出 リサーチデザイン 分析 結果の解釈 示唆の導出

3

仮説導出と探索的リサーチ

1次データと2次データ 質問法 観察法 実験法

4

リサーチデザインの設計

(実習)チーム編成とリサーチ課題の設定

5

統計の基本的概念とサンプリング・質問票の構成

全数調査と標本調査 仮説検証の手順 質問票構成の方法

6

分析①:相関分析 χ2乗検定

相関係数 クロス集計表 観測度数と期待度数 独立性
(実習)相関分析とχ2乗検定を用いた分析および結果の解釈
(実習)SPSSを用いた相関分析・t検定・分散分析の実施

7

分析②:t検定 分散分析 重回帰分析

平均値の差 F検定 多重比較 決定係数 最小2乗法 回帰係数 
(実習)t検定 分散分析 重回帰分析
(実習)SPSSを用いたt検定・分散分析・重回帰分析の実施

8

グループ・ディスカッション①

(実習)リサーチ課題・仮説構築とリサーチデザインの設計・質問票の構成・分析・結果解釈

9

グループ・ディスカッション②

(実習)リサーチ課題・仮説構築とリサーチデザインの設計・質問票の構成・分析・結果解釈

10

グループ・ディスカッション③

(実習)リサーチ課題・仮説構築とリサーチデザインの設計・質問票の構成・分析・結果解釈

11

リサーチ結果の報告①

(実習)リサーチ結果の報告とディスカッション マーケティング・リサーチ・アウトラインに基づくリサーチ報告の評価

12

リサーチ結果の報告②

(実習)リサーチ結果の報告とディスカッション マーケティング・リサーチ・アウトラインに基づくリサーチ報告の評価

13

リサーチ結果の報告③

(実習)リサーチ結果の報告とディスカッション マーケティング・リサーチ・アウトラインに基づくリサーチ報告の評価

14

リサーチ結果の報告④

(実習)リサーチ結果の報告とディスカッション マーケティング・リサーチ・アウトラインに基づくリサーチ報告の評価

15

リサーチ結果の報告⑤

(実習)リサーチ結果の報告とディスカッション マーケティング・リサーチ・アウトラインに基づくリサーチ報告の評価

授業実施形態

基本的に対面で授業を実施します。但し、第1 回については、受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、メディアを利用した授業(ライブ配信型)を実施する予定です。

授業外学習の指示

 この授業では、マーケティング・リサーチを実施するプロセスにおいて、データの取得など時間外でチーム活動を要することがあります。また、授業内で行う他チームのリサーチ報告を評価するには、この授業で取り扱うマーケティング・リサーチ・アウトラインの理解を要しますので、授業外で復習することを推奨します。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・成績評価は、マーケティング・リサーチを実際に行い示唆を導出できること、および、マーケティング・リサーチを実施する上で大切なポイントを理解していることを中心に判定します。こうした基準に即して、この授業では、以下3つの方法で評価を行う予定です(履修者数等の理由により変更の場合があります)。いずれも、上記本授業の目的に鑑み、主体的な取り組みを要しますので、積極的な参加を心がけて下さい。
■授業内レポート(30%程度)
…授業の時間内に、その日の授業内容の理解度を確認します。また、授業内での発言やリサーチ結果の発表に対する質問の実施に対して点数を付与することがあります。
■グループ活動評価および貢献度(40%程度)
…各グループのリサーチ報告を評価します。グループ活動評価は、マーケティング・リサーチ・アウトラインに即して他の受講者が付与する点数を参照しながら行います。また、個々のグループ活動への貢献度を勘案し、重みづけを行います。
■他グループのリサーチ結果に対する評価レポート(30%程度)
…授業内で行う他チームのリサーチ結果に対する評価レポートを提出頂きます。この評価レポートは、他チームのグループ評価の参考資料とすると同時に、マーケティング・リサーチ・アウトラインに即している程度に応じて、提出した個人の評価に反映します。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 本授業では、統計解析ソフトを用いて定量的なデータを自分で解析できるようになることを目指していますが、事前に統計学や数学の高度な知識は必ずしも必要ありません。本授業で積極的に学習し、リサーチが自分でできるようになることを意識して取り組んで下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

指定しません。教員が作成した教材を使用し、配布します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
1からのマーケティング分析 第2版 恩蔵直人・富田健司 碩学舎 978-4502421617
マーケティング・リサーチ入門 星野崇宏・上田雅夫 有斐閣アルマ 978-4641221161
文系でもわかるビジネス統計入門 内田学・兼子良久・斎藤嘉一 東洋経済新報社 978-4492470824

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

必要に応じて適宜紹介します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【留学帰国者(「留学終了届」が春学期授業開始日から4月末までに受理された学生)への課題】
出席できなかった授業回の授業内容を確認し、自学自習を行ってください。そのうえで、欠席1回について1つの課題が課されますので、それぞれA4用紙1枚以上にまとめて、5月末までに担当教員へ提出して下さい。課題については、担当教員に直接問い合わせてください。

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://www.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/