| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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| 33163:[2025 秋セメスター]土木施設設計演習(9B) § 33164:設計演習(Y6) | 2025 | 秋セメスター | 木1 | 理工学部 | 江頭 慶三 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
設計は最新の方法により行います。この設計演習を完了することで、橋梁設計の流れを理解でき、実務の力が身に付きます。
ところで、実務ではコンピュータによる自動設計を多用するため、設計計算の中身を経験・理解することができません。そこで学生時代に手計算で設計演習する経験によって、将来の実務や研究における基本の技術的土台を養うことができます。
講義では配布した資料を用いてその日のテーマについて説明します。その後、演習(手計算)を行います。授業時間中だけでは完成しない場合があります。その場合は次回までに自主的に完成させて下さい。その際、質問があれば、講義時間以外でもmanaba+Rの中で回答します(質問コーナーのスレッドを立ち上げています)。したがって、立ち止まることなく進めることができます。
なお、学生番号により設計する橋梁長さや幅員が変わります。個別の橋梁を設計することとなります。
学生の皆さんは構造力学、鋼構造学、RC構造学などを復習しておいて下さい。また、授業および自己学習の際、マイクロソフトエクセル(表計算)を使用します。この演習ではエクセルの使い方も習得できます。
【※入学年度・所属学科によって履修制限があります。学習要覧をおよび時間割を確認し、受講申請を行ってください。】
受講生の到達目標
(2)手計算による具体的な設計方法の習得により、構造物とその各部材の役割の理解と橋梁に対する技術的土台を養う
(3)図面の作図や材料表作成により、エンジニアとしての基本である図面を読み解く能力を習得する
(4)技術者倫理に基づいた行動規範を身につける
【教育目標】
[2018年度以降入学生]
(C-3) 地域特性の理解,広域の環境質の観察に基づき、自然災害などの防災および環境改善に関わる諸課題を解決する基礎的技術を理解できる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| +R授業(8~9コマの間で) | +R授業対象科目。第8回の講義後に+R授業を実施。第9回の授業までに示されたチェックリストを完成させて下さい。詳細はmanaba+Rを参照。 |
+R授業ではそれまで進めてきた設計計算に誤りがないか、照査のためのチェックリストに答えてもらいます。これによって後の設計計算に手戻りが生じることを防止します。 |
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| 1 |
鋼コンクリート合成I桁橋の設計演習の概要説明
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設計計算をスタートするうえで基本となる一般寸法図の理解と作成
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| 2 |
鉄筋コンクリート床版の計算
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設計方針とコンクリート床版厚の決定
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| 3 |
主桁の計算(1)
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主桁の設計方針と橋梁設計に必要な荷重の設定
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| 4 |
主桁の計算(2)
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主桁の曲げモーメント、せん断力などの断面力の計算
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| 5 |
主桁の計算(3)
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床版有効幅の計算
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| 6 |
主桁の計算(4)
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曲げモーメントによる応力度の計算(死荷重、活荷重に対して)
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| 7 |
主桁の計算(5)
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制限値の計算(限界状態1、限界状態3)
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| 8 |
連結の計算
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連結位置の断面力と応力度の計算
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| 9 |
補剛材の計算
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補剛材の役割、種類の理解
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| 10 |
ずれ止めの計算
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床版と鋼桁のずれ止めの役割、種類、間隔の設定
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| 11 |
疲労設計とたわみ・そりの計算
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疲労耐久性能の照査(大型車交通に対して)
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| 12 | 設計図面の作成 |
図面の種類、部材表示、溶接記号、ボルト連結の詳細
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| 13 |
材料表の作成
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図面から材料表を作成し、板厚、材質別の集計表にまとめる
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| 14 | 設計計算書、設計図面、材料表の提出 |
設計演習を終わるに当たって修得できたことの確認
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授業実施形態
授業外学習の指示
計算は手計算(電卓)ですが、マイクロソフトエクセルを使って繰り返し計算をすると時間の短縮になりますので、適宜使い分けて下さい。図面は手書きを基本としますが、CADで作成しても構いません。
授業時間外で学習するために、授業時間中に説明する内容で重要な箇所にはマークを付けるなど工夫して下さい。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 演習の進捗状況を確認のために月末に各人のノートをチェックする。
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
材料の性質と強さ、単純はり、はりの応力、はりのたわみ、柱、弾性変形などについて講義の中でも詳しく説明しますが、学生の皆さんがこれまで習得してきた構造力学の知識を演習の中で復習することになります(構造力学を学ぶ理由がここで理解できます)。
設計演習では疑問が生じた場合、積極的に質問して、その都度、解決することで理解が深まります。
授業には、電卓(スマホではなく、できれば関数電卓)と定規を持参してください。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 「道路橋示方書・同解説」Ⅰ共通編(2017年11月) | (公社)日本道路協会 | 978-4-88950-279-4 | ||
| 「道路橋示方書・同解説」Ⅱ鋼橋・鋼部材編(2017年11月) | (公社)日本道路協会 | 978-4-88950-280-0 | ||
| 「デザインデータブック」2021年6月 | (一社)日本橋梁建設協会 | |||
| 「土木製図基準」2009年改訂版 | (社)土木学会 | 978-4-8106-0467-2 c3051 | ||
| 合成桁の設計例と解説 | (一社)日本橋梁建設協会 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
本講義の担当者(江頭慶三)はこれまで橋梁メーカーに勤務し、鋼橋や鋼コンクリート複合橋梁の設計・製作・施工、およびコンクリート床版関連の研究開発に従事し、現在は高架橋事業のコンサルタント業務を担当している。したがって、橋梁工事の発注者・設計者と施工者の複数の視点から、学生諸君が将来の研究や実務に必要な基本的スキルを習得できるよう設計演習を通じて指導する予定である。
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/